こんにちは。
サッチー先生です。
本日のテーマは「できる店長になろう! 店長に求められる10個の条件」です。
あなたは、お元気ですか?
私は少し風邪をひいて体調を崩してしまいました。
鼻水をすすりながら記事を書いています。
さて、今回も店長シリーズのつづきです。
前回は「店長のリーダーシップ」
前々回は「店長のマーケティング」
その前の回は「店長のマネジメント」
についてご紹介しました。
前回の記事はこちら→→できる店長になろう! 店長のリーダーシップ
前々回の記事はこちら→→できる店長になろう! 店長のマーケティング
もっと前の記事はこちら→→できる店長になろう! 店長のマネジメント
さらに前の記事はこちら→→できる店長になろう! あなたのお店を知ること!
今回は、店長に求められる10個の条件についてご紹介いたします。
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店長に求められる10個の条件とは?
では早速ですが、
㈱イースト・プレス発行「店長のための《やさしいドラッカー講座》」結城義晴 著の書籍をテキストとして、以下にご紹介いたします。
店長のためのやさしい《ドラッカー講座》【電子書籍】[ 結城義晴 ] 価格:1,264円 |
条件1:地域における「会社の代表」であること
条件2:顧客満足保証の責任者であること
条件3:組織の「オーガナイザー」であること
条件4:能力開発の責任者であること
条件5:商品・サービスの品質に対する責任者であること
条件6:売り上げを作る「セールス・マネジャー」であること
条件7:本部の商品部に対する「協力者」であること
条件8:情報管理の責任者であること
条件9:設備、施設、金銭を保全保管する責任者であること
条件10:お店の利益の計画達成責任者であること
以上です。
それでは、それぞれについて、細かくご紹介していきます。
条件1:地域における「会社の代表」であること
主だって、チェーンストアでの店長に対して、焦点を当てて述べられていますが、
会社の代表である社長に代わって、あなたがその地域での「会社の代表」であることは間違いありません。
つまり、あなたはお店を構えたその地域での社長の代理として、発言、行動をしていかなければなりません。
理想の姿は、あなた自身が「地域の顔」になることです。
あなたは、自ら先頭に立って地域のコミュニティに参加して、
具体的な貢献を果たさなければなりません。
それは、会社ぐるみでの地域貢献の活動ばかりでなく、
町内会や、小中学校の行事などに積極的に参加、支援したりすることが重要なのです。
条件2:顧客満足保証の責任者であること
お客様に対して、提供する商品やサービスなどの満足を保障する責任が店長にはあります。
お客様と店長の約束が、「満足保障」につながります。
それは、「本部の責任」で、「メーカーの責任」で、と逃げることなく、お客様と向き合っていかなければなりません。
条件3:組織の「オーガナイザー」であること
「オーガナイザー」とは、「組織者」や「主催者」、または、「まとめ役」という意味です。
店長は、お店という組織のまとめ役であり、
お店で働く人たち全員を一つの組織としてまとめて動かす人です。
オーガナイザーとしての具体的な行動はマネジメントです。
・関連記事➡できる店長になろう! 店長のマネジメント
店長は、お店のまとめ役として、マネジメントしましょう。
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条件4:能力開発の責任者であること
店長は、店員の基本的な教育訓練とともに、能力向上を図ることも役割としてはたさなければならない責任です。
小売業やサービス業は、「人の働きに依存する」労働集約型の産業です。
つまり、働く人たちの能力、モチベーションによって、成果が左右されます。
P.ドラッカー「明日を支配するもの」で、知識労働者の生産性を上げる6つの条件がありますので、併せてご紹介します。
- 仕事の目的を考える。
- 働く者自身が生産性向上の責任を負う。自らをマネジメントする。自律性を持つ。
- 継続してイノベーションを行う。
- 自ら継続して学び、人に教える。
- 知識労働の生産性は、量よりも質の問題であることを理解する。
- 知識労働者は組織にとってのコストではなく、資本財であることを理解する。知識労働者自身が組織のために働くことを欲する。
以上の6つの条件を意識しながら、
従業員全員の能力向上を図りましょう。
条件5:商品・サービスの品質に対する責任者であること
店長は、お店で売っている商品に限らず、サービスにおいても常にチェックし、自信のある品質のものをお客様に提供することが求められます。
サービスも無形の商品ととらえて、お店の現場で作られるものです。
店長は、
それがたとえ、商品のアイテムが1万点あったとしても、すべてに対して品質の説明をして、お客様に自信をもって勧めなければならないのです。
もちろん、専門の担当者に商品の詳細についてはゆだねても良いですが。
「これは~だから、~なんです。」と、
自信をもって勧める根拠を持っていなければならないのです。
条件6:売り上げを作る「セールス・マネジャー」であること
店長には、自ら先頭に立ち、売り上げを作っていく姿勢や役目が求められます。
繁盛しているお店は、店長が時間を作って現場の第一線に立ち、
お客様との触れ合いの中で、そのお客様に合ったものを提供できるのです。
「○○さん、いらっしゃいませ。こういう商品が入ったので、一度、試してみてくださいね。」
店長は、セールスマン兼マネジャーであるのです。
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条件7:本部の商品部に対する「協力者」であること
チェーンストアは、本部や商品部、そして店舗とが、対等な分業によって成り立つ仕組みで出来ています。
もちろん、パワーバランスがどこかに偏ることもありますが・・・、
その対等の関係を保ったまま、店長は、会社全体の成果に貢献することが求められます。
そのうえで、商品部の協力者として、商品部が勧める商品を積極的に発注して、セールス・マネジャーとして、売り切ることが必要なのです。
条件8:情報管理の責任者であること
昨今、情報化が進み、お店の情報システムも以前よりもアップしています。
お客様の顧客情報の管理やお客様の声などをデータベースで管理して、売場に生かしていったり、
情報ネットワークを活用して、より大きな成果を作りだすことが重要です。
これからますます、店長には、情報管理のスキル向上が重要な仕事となっていきます。
条件9:設備、施設、金銭を保全保管する責任者であること
当然、お店の敷地や設備、施設などの固定資産と、現金や預金などの流動資産を保全管理するのは、店長の役目です。
先日の、大型台風のような災害に応じて、お店の外観などが破損してしまったりした場合、そういった異常を発見して、直ちに対処することが店長には求められます。
看板が飛んで、通行人にけがを負わせた場合、こうした事故の責任を店長が問われることもあります。
緊急避難場所として、店舗を提供する場合もあるでしょう。
保全責任者たる店長は、これもまたしっかりと目を光らせて管理をしなければならないのです。
条件10:お店の利益の計画達成責任者であること
お店は売上だけでなく、利益を出さなければ、営業を続けていくことはできません。
利益は、未来ための費用であり、事業を続けていくための費用です。
店長は、
自らお店の必要な利益を設定し、
その利益計画の達成に責任を持たなければなりません。
ここで、注目すべきことは、
「強み」や「できること」です。
「強み」や「できること」を最大限に発揮することが大きな成果を生み出します。
自分の強み、自分のお店の強みをはっきりさせて、取り組んでいきましょう。
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まとめ
以上が、店長に求められる10個の条件です。
この10個の条件をまずは知って、そして自分の強みを知って、それを伸ばしていきましょう。
私にとっても、今回の記事は日々仕事を進めていく上でのベースとなるものです。
日々振り返りながら仕事に励んでいきます。
ご参考になれば幸いです。
本日は以上です。
有難うございました。
次回のブログで、またお会いしましょう。
参考文献:店長のためのやさしい〈ドラッカー講座〉
著者:結城義晴
発行所:株式会社イースト・プレス
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