できる店長になろう! 店長に求められる10個の条件

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「できる店長になろう! 店長に求められる10個の条件」です。

あなたは、お元気ですか?
私は少し風邪をひいて体調を崩してしまいました。
鼻水をすすりながら記事を書いています。
さて、今回も店長シリーズのつづきです。
前回は「店長のリーダーシップ」
前々回は「店長のマーケティング」
その前の回は「店長のマネジメント」
についてご紹介しました。
前回の記事はこちら→→できる店長になろう! 店長のリーダーシップ
前々回の記事はこちら→→できる店長になろう! 店長のマーケティング
もっと前の記事はこちら→→できる店長になろう! 店長のマネジメント
さらに前の記事はこちら→→できる店長になろう! あなたのお店を知ること!
今回は、店長に求められる10個の条件についてご紹介いたします。

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店長に求められる10個の条件とは?

では早速ですが、
㈱イースト・プレス発行「店長のための《やさしいドラッカー講座》」結城義晴 著の書籍をテキストとして、以下にご紹介いたします。

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条件1:地域における「会社の代表」であること

条件2:顧客満足保証の責任者であること

条件3:組織の「オーガナイザー」であること

条件4:能力開発の責任者であること

条件5:商品・サービスの品質に対する責任者であること

条件6:売り上げを作る「セールス・マネジャー」であること

条件7:本部の商品部に対する「協力者」であること

条件8:情報管理の責任者であること

条件9:設備、施設、金銭を保全保管する責任者であること

条件10:お店の利益の計画達成責任者であること

以上です。
それでは、それぞれについて、細かくご紹介していきます。

条件1:地域における「会社の代表」であること

主だって、チェーンストアでの店長に対して、焦点を当てて述べられていますが、
会社の代表である社長に代わって、あなたがその地域での「会社の代表」であることは間違いありません。
つまり、あなたはお店を構えたその地域での社長の代理として、発言、行動をしていかなければなりません。
理想の姿は、あなた自身が「地域の顔」になることです。
あなたは、自ら先頭に立って地域のコミュニティに参加して、
具体的な貢献を果たさなければなりません。
それは、会社ぐるみでの地域貢献の活動ばかりでなく、
町内会や、小中学校の行事などに積極的に参加、支援したりすることが重要なのです。

条件2:顧客満足保証の責任者であること

お客様に対して、提供する商品やサービスなどの満足を保障する責任が店長にはあります。
お客様と店長の約束が、「満足保障」につながります。
それは、「本部の責任」で、「メーカーの責任」で、と逃げることなく、お客様と向き合っていかなければなりません。

条件3:組織の「オーガナイザー」であること

「オーガナイザー」とは、「組織者」や「主催者」、または、「まとめ役」という意味です。
店長は、お店という組織のまとめ役であり、
お店で働く人たち全員を一つの組織としてまとめて動かす人です。
オーガナイザーとしての具体的な行動はマネジメントです。
・関連記事➡できる店長になろう! 店長のマネジメント
店長は、お店のまとめ役として、マネジメントしましょう。

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条件4:能力開発の責任者であること

店長は、店員の基本的な教育訓練とともに、能力向上を図ることも役割としてはたさなければならない責任です。
小売業やサービス業は、「人の働きに依存する」労働集約型の産業です。
つまり、働く人たちの能力、モチベーションによって、成果が左右されます。
P.ドラッカー「明日を支配するもの」で、知識労働者の生産性を上げる6つの条件がありますので、併せてご紹介します。
  1. 仕事の目的を考える。
  2. 働く者自身が生産性向上の責任を負う。自らをマネジメントする。自律性を持つ。
  3. 継続してイノベーションを行う。
  4. 自ら継続して学び、人に教える。
  5. 知識労働の生産性は、量よりも質の問題であることを理解する。
  6. 知識労働者は組織にとってのコストではなく、資本財であることを理解する。知識労働者自身が組織のために働くことを欲する。
以上の6つの条件を意識しながら、
従業員全員の能力向上を図りましょう。

条件5:商品・サービスの品質に対する責任者であること

店長は、お店で売っている商品に限らず、サービスにおいても常にチェックし、自信のある品質のものをお客様に提供することが求められます。
サービスも無形の商品ととらえて、お店の現場で作られるものです。
店長は、
それがたとえ、商品のアイテムが1万点あったとしても、すべてに対して品質の説明をして、お客様に自信をもって勧めなければならないのです。
もちろん、専門の担当者に商品の詳細についてはゆだねても良いですが。
「これは~だから、~なんです。」と、
自信をもって勧める根拠を持っていなければならないのです。

条件6:売り上げを作る「セールス・マネジャー」であること

店長には、自ら先頭に立ち、売り上げを作っていく姿勢や役目が求められます。
繁盛しているお店は、店長が時間を作って現場の第一線に立ち、
お客様との触れ合いの中で、そのお客様に合ったものを提供できるのです。
「○○さん、いらっしゃいませ。こういう商品が入ったので、一度、試してみてくださいね。」
店長は、セールスマン兼マネジャーであるのです。

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条件7:本部の商品部に対する「協力者」であること

チェーンストアは、本部や商品部、そして店舗とが、対等な分業によって成り立つ仕組みで出来ています。
もちろん、パワーバランスがどこかに偏ることもありますが・・・、
その対等の関係を保ったまま、店長は、会社全体の成果に貢献することが求められます。
そのうえで、商品部の協力者として、商品部が勧める商品を積極的に発注して、セールス・マネジャーとして、売り切ることが必要なのです。

条件8:情報管理の責任者であること

昨今、情報化が進み、お店の情報システムも以前よりもアップしています。
お客様の顧客情報の管理やお客様の声などをデータベースで管理して、売場に生かしていったり、
情報ネットワークを活用して、より大きな成果を作りだすことが重要です。
これからますます、店長には、情報管理のスキル向上が重要な仕事となっていきます。

条件9:設備、施設、金銭を保全保管する責任者であること

当然、お店の敷地や設備、施設などの固定資産と、現金や預金などの流動資産を保全管理するのは、店長の役目です。
先日の、大型台風のような災害に応じて、お店の外観などが破損してしまったりした場合、そういった異常を発見して、直ちに対処することが店長には求められます。
看板が飛んで、通行人にけがを負わせた場合、こうした事故の責任を店長が問われることもあります。
緊急避難場所として、店舗を提供する場合もあるでしょう。
保全責任者たる店長は、これもまたしっかりと目を光らせて管理をしなければならないのです。

条件10:お店の利益の計画達成責任者であること

お店は売上だけでなく、利益を出さなければ、営業を続けていくことはできません。
利益は、未来ための費用であり、事業を続けていくための費用です。
店長は、
自らお店の必要な利益を設定し、
その利益計画の達成に責任を持たなければなりません。
ここで、注目すべきことは、
「強み」や「できること」です。
「強み」や「できること」を最大限に発揮することが大きな成果を生み出します。
自分の強み、自分のお店の強みをはっきりさせて、取り組んでいきましょう。

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まとめ

以上が、店長に求められる10個の条件です。
この10個の条件をまずは知って、そして自分の強みを知って、それを伸ばしていきましょう。
私にとっても、今回の記事は日々仕事を進めていく上でのベースとなるものです。
日々振り返りながら仕事に励んでいきます。
ご参考になれば幸いです。

 

 

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 


参考文献:店長のためのやさしい〈ドラッカー講座〉

著者:結城義晴

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できる店長になろう! 店長のリーダーシップ

こんにちは。

ヤマサッチーです。

本日のテーマは「できる店長になろう! 店長のリーダーシップ」です。

しばらくぶりの投稿です。
今回は、以前ご紹介していた店長シリーズの続きに当たります。
前回は「店長のマーケティング」
前々回は「店長のマネジメント」
についてご紹介しました。
前回の記事はこちら→→できる店長になろう! 店長のマーケティング
前々回の記事はこちら→→できる店長になろう! 店長のマネジメント
もっと前の記事はこちら→→できる店長になろう! あなたのお店を知ること!
今回は、できる店長のリーダーシップについてご紹介いたします。

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リーダーシップとは?

まずは、リーダーシップの言葉の意味するところ、
言葉の定義づけから入っていきます。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説によると、

リーダーシップ
leadership

集団の目標や内部の構造の維持のため,成員が自発的に集団活動に参与し,これらを達成するように導いていくための機能。

この機能は,一方で成員の集団への同一視を高め,集団の凝集性を強める集団維持の機能を強化させるとともに,

他方で集団目標の達成に向って成員を活動せしめる集団活動の機能の展開を促すということにある。

そのことからリーダーシップ機能は,

表出的・統合的リーダーシップと,適応的・手段的リーダーシップに分化していく。

また,リーダーシップ類型からみると,放任主義型,民主主義型,権威主義型がある。

とのことです。
リーダーシップは機能だということでした。
それ以外に、
日本経済新聞出版社「小売店長の常識」によりますと、

経営学者のハーシー&ブランチャードは、

“リーダーシップとは、与えられた状況の中で、

目標を達成するために、個人あるいは集団に影響を及ぼす過程である”

と定義しています。

とのことです。
ここでは、機能ではなく、過程、プロセスだとのことでした。
さらに、店長のリーダーシップについても述べられています。

リーダーシップとは、リーダーが持つべき資質、能力といってもよいでしょう。

店長は自らリーダーシップを発揮し、

店のマネジメント、オペレーションがうまく回るように、売場の意思統一を図ります。

売場環境、職場環境を整え、

部下の社員やパート・アルバイトに気持ちよく働いてもらうこと、

これが店長の仕事です。

とのことです。
単純に英語訳では、(英辞郎on the webより)

leadership
【名】
指導者の地位[職務]
統率力、リーダーシップ
指示、指導
〈集合的に〉リーダー、指導者

という意味です。
つまり、まとめると

リーダーシップとは、

指導力や統率力のことであり、

日常で使われる意味合いとしては、

集団の中の中心となる人物が、

ある目標の達成に向かって、集団全体を導いていくことだ。

ということが出来ます。

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リーダーとマネジャーの違いは?

以前に、マネジメントを紹介し、今回は、リーダーシップをご紹介していますが、
そもそも、リーダーとマネジャーは、いったい何が違うのでしょうか?
単純に英語訳から見ていきます。(英辞郎on the webより)

leader
【名】
〔人が従う〕指導者、リーダー
〔行進や競技などの〕先導者[犬・馬]
〔国家や軍隊などの〕統率者、指揮官
《leaders》首脳陣
《音楽》〔パートやセクションの〕リーダー、首席
《音楽》指揮者

つづいて、

manager
【名】
〔企業や部署の〕経営者、支配人、局長、部長
〔芸能人の〕マネージャー
〔スポーツ・チームの〕監督
〔学校の部活動の〕マネージャー◆コーチの指導の下に選手の世話を行う生徒や学生。
〔家庭の〕やりくりを行う人

英語訳の意味で行くと、
リーダーは指導者や指揮官のことで、
マネジャーは経営者や監督のこととなり、
言い換えると、

リーダーは、集団全体を引っ張っていく役やまとめ役のことで、

マネジャーは、組織や集団の管理を行う人と言えます。

ここで、
明日香出版社「残業ゼロ!チームの成果を3倍UPする 課長のダンドリ・リーダー術」によると、

部下や組織を先導し、引っ張っていくのがリーダーで、

ルールや規則に沿って、管理していくという意味合いが強いのがマネジャーだということがわかります。

と述べられており、
ほぼほぼ同じことが言われています。

組織の役割で言い換えるならば、

主任以上の役が付いた人は、

みなさんリーダーとなります。

そして、

長として、管理監督が求められる責任が及ぶ人は、

みなさんマネジャーとなります。


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店長のリーダーシップとは?

先に少しご紹介してしまいましたが、
店長に求められるリーダーシップについて考えてみます。

店長は、部下やパート・アルバイトに対して、

お店の目指すべき目標の達成へと向かって、

日々、指示を出したり、

目標について説得して納得してもらい、協力してもらって、

みんなのモチベーションを維持して、

従業員全員が目標達成に向けて活動するように働きかけなければなりません。

これが、

店長のリーダーシップです。

もちろん、簡単なことではありません。
人によって、働きかけ方は変わってきます。
例えば、
自分からやる気になって、目標に向かって動いてくれる人もいれば、
消極的であまりやる気もなく、目標に無関心な人もいるでしょう。
そういった人々を、それぞれに適した指導方法で、
お店全体が目標達成に向けて動くように、
色々と手を変え品を変え、指導していかなければならないのです。

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最後に

最後に、また日本経済新聞出版社「小売店長の常識」から引用します。

変化に対して積極的に対応し、

自らを動機づけ、

社員も動機づける店長が、

本当のリーダーといえるでしょう。

まさにこの通りです。
あなたも、本当のリーダーとなって、
みんなを導いてあげてください。
ご参考になれば幸いです。

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。


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できる店長になろう! 店長のマーケティング

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「できる店長になろう! 店長のマーケティング」です。

前回「店長のマネジメント」
についてご紹介しました。

前回の記事はこちら→→できる店長になろう! 店長のマネジメント

今回は、できる店長のマーケティングについてご紹介いたします。

 


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ドラッカーの説くマーケティングとは?

かの、「経営学の父」ピーター・F・ドラッカーによると、
真のマーケティングは、「顧客は何が買いたいのか?」を問うことからスタートするべきと説きました。
まず、顧客の現状や価値観を理解したうえで潜在的なニーズを見極め、そして、そのニーズにぴったりな商品を提供することで、買いたいと思わせて、自然と売れるようにするのです。
マーケティングの理想は、販売(売り込み)を不要にする(無くす)ことにあると説いているのです。

参考記事はこちら→→一流の仕事を成す P.F.ドラッカー カギはマーケティングとイノベーション!


コトラーの説くマーケティングとは?

また、かの「マーケティングの神様」こと、フィリップ・コトラーによると、
マーケティングとは、商品・サービスを、それが必要な人と交換する活動であると彼は言っています。
売り手と買い手が、商品とお金を交換し、
売り手は利益を上げ、
買い手は商品の効果がもたらす満足を得て、
双方に利益が生じます。
利益は、金銭だけではなく、それ以上に大切な「つながり」を生じるのです。
コトラーは、現代におけるマーケティングのテーマを、
「つながり」と言いました。
つながりをつくり、深め、継続していくことが、
顧客にも企業にも利益を生み、
ひいては自分にも利益をもたらすことになるからです。
顧客との良好なつながりを保ち続けるには、
相手を良く知り、その相手の立場で考え、
相手の求めに応じることが必要になります。
この姿勢は、仕事で販売活動などを通して直接顧客に関わっていなくても、
ビジネスパーソン(ビジネスマン)にとって、必要なセンスといえます。

参考記事はこちら→→一流の仕事を成す P.コトラー マーケティングとは?


店長のマーケティングとは?

では、店長のマーケティングとはどういったことでしょうか?
店長のマーケティングの理想は、「勝手に売れるお店」作りです。
お店の商圏である地域のお客様を色々な切り口から十分に分析して、その欲していることを掴み取り、お客様に合わせてお店作りをし、売り場作りを行って、
「おのずと売れるお店にする」ということです。
お客様と日々接しているのは、店長のみならず、多くの場合は従業員であるパートやアルバイトです。
企業として、どんなに良い店づくりをして、厳選した商品を陳列したとしても、
接客の段階で問題や失敗が起きてしまえば、
そのお客様は二度とそのお店には来ることはないでしょう。
1人のお客様が来ないだけなら影響は少ないですが、
1人のお客様の背後には、70人の友人・知人がいるともいわれており、
悪い噂はすぐに広がって、お店の評判を一気に落とすことにもなりかねません。
従いまして、
店長は、顧客とのサービス提供者である従業員、パート、アルバイトの接客技術の向上と、
商品知識の向上に最善の注意を払って、
指導・教育を行っていかねばならないのです。
お店の直接的な顧客である消費者に対して、満足を提供するためには、
お店の従業員全員で、
顧客志向・顧客満足を第一とした営業活動の実践が必要となるのです。

 

 

日々の営業活動の中で、
来店されるお客様の一挙手一投足をよく観察し、
お客様が何を求めて来店されているのか?
何を迷って、何がご購入の決め手となっているのか?を
お客様との会話などを通してしっかり掴んでいくことです。
従業員それぞれが、観察した具体的な内容を、店長が中心となって話し合っていく事、
これこそができる店長のマーケティングとなるのです。

 

 

ご参考になれば幸いです。

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 


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マネジメントとは何か?

店長がなすべきマネジメントとは、経営管理のことを指しています。
店長は、合理的に店舗の運営を行って、
店舗の機能をどんどん強化していかねばなりません。
そのためには、
部下の能力の最大化を目指して、力を引き出しつつ、
今持っている経営資源を最大限に活用して、
与えられた目的や目標を達成しなければなりません。

 

ちなみに、ドラッカーによると

マネジメントとは、事業に命を与えるダイナミックな存在である。

彼らのリーダーシップなくしては、生産資源は資源にとどまり、生産はなされない。

「チェンジ・リーダーの条件」より

と述べられていますが、
マネジメントについては様々な記述があります。
例えば、
マネジメントを、組織が成果を実現させるための存在と言ったり、
組織に成果を実現させるための機能や機関と言ったりしています。
要するに、
マネジメントとは、目的を果たすための手段のことです。

 

言い換えれば、

店長のマネジメントとは、お店という組織の成果を出すための手段のことです。

例えばそれが、売上だったり、利益だったり、顧客満足だったり、地域貢献だったりといった、成果を出すための手段のことです。

 

そして、店長として、お店の成果を出すためには、
店舗運営全体として、
どんな戦略でいくか?
どんな考えの下に進めるか?
スタッフをどう導くか?
具体的に何をするか?
といった様々な取り組みの管理が必要になるため、

 

マネジメントとは、経営管理であると結論付けられます。

 


仕事のマネジメントと労働のマネジメント

ドラッカーは、「仕事」と「労働」を、明確に分けています。
「仕事」をwork「労働」をworkingと使い分けているのです。
「仕事」は、人が働くことで生まれた結果のことを指しています。
そして、
「労働」は、人が働くという活動そのもののことを指しています。
言葉の定義づけになるので、
ここでは、その結果自体、働く活動自体についての良し悪しは含まれていません。
ですので、良い成果を出すために
仕事のマネジメントと労働のマネジメントの2つに分けた考えが必要になります。

 

すなわち、
できる店長になるには、
「いかに成果が出る仕組みを作るか?」
という仕事のマネジメントと、
「いかにやる気をださせるか?」
という労働のマネジメントの2つを両立をさせることが求められるのです。

 

ご参考になれば幸いです。

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 


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お札をキレイに数えられないアルバイト

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「お札をキレイに数えられないアルバイト」です。

あるあるネタではありますが、
アルバイト未経験の初心者の最初の壁として、
お札をキレイに数えられないことが挙げられます。
わたしも、バイトしたばかりの頃、
なんとなく見様見真似でお札を弾くように数えてみたりしましたが、慣れるまでには時間がかかりました。

 


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私の勤めるお店は、
レジに五千円のストックがなく、おつりで、九千円など返す時は、
お客様に断りをいれてから、すべて千円札でおつりをお返ししています。
千円札を9枚です。

 

最近、新しく雇ったアルバイトで、
まったくのアルバイト未経験の男の子が入ってきました。
やはり、レジでお札をキレイに数えることが出来ず、
日々苦戦していますが、
なかなか、手の形、お札のポジションなど、
こちらも感覚的にやってしまっていることを分かりやすく説明することはなかなかに難しいものです。
お札をそらせて、
やや斜めに持って、
お札がきれいに一枚ずつ流れるように数えていくのです。
まあ難しいので、
「習うより慣れよ」で、レジの時間が空くたびに横でお札を数える練習させていますが、
なかなか上達しません。
数日後に数えさせてみると、
まあ無残なものでした。

 

練習あるのみですね。

 

 

今のところ、
男のアルバイトはその子だけなので、
頑張っていただきたいです。
まだ大学一年生で、長く勤めてもらいたいからね。

 

 

そういえば、
今思い返してみると、
私の場合は、家で、元銀行で勤めた経験のある母に少し教えてもらった覚えがあります。
確か、大きく扇型に広げて、いっぺんに4枚とか複数枚を数える方法とかだったので、あまり参考にはならなかった記憶があります。
でも、結局は自分で努力してやり方を身につけましたね。
必要に迫られてでしたが・・・

 

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。