移動平均線 SMAとEMAどっちがいいの?

こんにちは。

ヤマサッチーです。

あなたは、SMAとEMAのどっちがいいのか?
根拠を持って答えられますか?

以前にもご紹介した中に、移動平均線は、
単純移動平均線(SMA)
指数平滑移動平均線(EMA)
加重移動平均線(WMA)
複合型移動平均線(GMMA)
などがあるとご紹介しました。
実は、SMAがメジャーと書いたのですが、
あくまでそれは、一般の初心者向けで、
実は、上級者は、EMAを使っているそうなのです。
今回は、SMAとEMAのどっちがいいのか?をご紹介します。

結論から言ってしまいますと、

EMAの方がいいです。

EMA=指数平滑移動平均線は、海外では主流として使われています。

EMAは、直近のデータに、より重きを置いて算出・描画した移動平均線で、従来のSMAの欠点を補正するために生み出されたものであるからです。


例として、
株式の長期トレンドを見るときには、200日移動平均線を用いることがあります。
最近では、200日EMAと価格の比較が主流になりつつあります。

では、SMAの欠点とはなんだったのでしょうか?

実は、SMAは「ダマシ」を呼びやすい傾向があります。
それは、なぜか?
SMAは指定の期間を一律に足し算して平均値を出しています。
そうすると、本日である当日の価格の変化に対しては対応が遅れてしまう欠点があるのです。
対して、EMAは、昨日までの平均値よりも、当日の本日の価格が高ければ、
本日の平均値は必ず上昇するように、直近の価格に比重を置いて平均値を算出する仕組みになっているため、

SMAと比較すると、売買シグナルの出現が早くなるのです。


上の参考画像で見ると、
EMAの方の長期移動平均線の方が、
横ばいから上昇方向への傾くタイミングが早く、
長期移動平均線とチャートがゴールデンクロスしたタイミングで、見事に上昇トレンドが発生しています。

EMAの考え方を利用したテクニカル指標も多い

実は、EMAの考え方が利用されているテクニカル指標がいくつかあります。
有名なのは、MACD(マックディー)です。
ほかにも、オシレーターのRSIや、DMI、パラボリックなんかで、使われています。
詳しい計算方法は省略しますが、
あなたも是非、これからは、EMAを使ってみてください。
ご参考になれば幸いです。
 最後に名言を一つご紹介します。

成し遂げる勇気があれば
すべての夢は必ず叶う。

(ウォルト・ディズニー)


本日は以上です。

有難うございました。

次のブログも読んでくださいね。


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