こんにちは。
サッチー先生です。
本日のテーマは「P.コトラー 市場調査の注意点!」です。
と、その前に、今日は散々でした。
業務終了後に、トラブル対応で呼び出しがあり、
外に出たとたんに雨に降られ、
自販機で、ペプシコーラを買おうとしたら、隣のメロンソーダを間違って、ボタン押して買ってしまいました・・・。
トホホ・・。
気を取り直しまして、本日の内容に入ります。
市場の情報を集めるときには、
情報が必要な理由と
調査の目的をはっきりとさせなければなりません。
今回は、コトラーから、一次データと二次データの違いを理解して、
適切にデータを活用する力を身につけていきましょう。
[広告]
★低コストではじめよう★お店のサイトをもっと簡単にカッコよくしたいと思ってる方にオススメです★↓↓↓
今回のブログを動画にしました。ご覧ください。↓↓
問題点や調査目的の明確化は、マーケティング・リサーチの手順のなかでも最もむずかしい部分である。・・・問題点と調査目的を明確化することによって、マーケティング・リサーチ手順全体の方向性が決定する。
「マーケティング原理 第9版 第4章 マーケティング・リサーチと情報システム」より
市場の分析に必要な情報を市場から集める活動を市場調査(マーケット・リサーチ)といいます。
市場調査には手間もコストもかかるので、
情報が必要な理由や目的を明確にして、計画的に実行しましょう。
当然ながら、
データの羅列で終わってしまってはいけません。
事業にとっての意味を読み取るまでが「調査」なのです。
特に、調査目的が曖昧なままだと、
集まる情報がまるまるムダになることもあります。
例えば、
ホテル会社が、「利用者のニーズを詳しく洗い出す」程度の大雑把な目的でリサーチを始めると、
本来なら、ビジネス客のサービス改善に役立てたかったにもかかわらず、
それ以外の、観光客の情報ばかりが集まってしまうかも知れません。
調査目的を決めるときは、
「ビジネス客向けの新サービスが、ほかのサービスを犠牲にしても、コストをかける価値があるかどうか?を知る。」くらいまで、具体的にしたほうがいいです。
調査計画を立てるときには、
調査方法、サンプル選択方法、情報源などを
具体的に決めましょう。
意識すべきは、一次データと二次データの区別です。
一次データと二次データの違いとは?
一次データとは、特定の目的のために自ら集めたデータのことです。
二次データとは、誰かが別の目的ですでに集めたデータのことです。
二次データは、一次データよりも素早く、低コストで集めることができますが、本当に役立つ具体的なデータを得にくいという性質があります。
会社内での既存のデータベースや、
統計局や業界団体が公表している統計データ(→統計局HP)、
帝国データバンクといった情報業者からの情報は(→帝国データバンク)、
すべて二次データです。
インターネットで入手できる情報もあり、
二次データは、素早く、安く、入手できることが多いです。
ですが、
「商品Aの価格を10%下げた時の顧客の反応」といった、
事業計画に役立つ具体的な参考情報は、入手できません。
情報が集められた背景や時期を十分に検討しなければ、
顧客に対して誤解したまま事業を進める恐れもあります。
データは絶対視することなく、
常にその背景まで考えて、
事情を差し引いて評価する姿勢が必要です。
市場調査は、目的をできる限り具体的にしよう!
そして、
二次データは、
調査背景や目的まで意識して利用しよう!
本日は以上です。
有難うございました。
次回のブログで、またお会いしましょう。
参考文献:別冊宝島1841号 まんがと図解でわかる マーケティングの神様 コトラーの思いやり仕事術
[広告]
nex8で顧客をよび戻す↓
低価格なのに高速・多機能・高セキュリティ
月額400円(税別)から最大容量100GB
WordPress専用高速サーバー Z.com WP