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読むだけで行動力アップ!? 4つの学習スタイル理論をWebライティングに活用する方法

突然ですが、あなたは
「4つの学習スタイル理論」をご存じですか?

この理論を使うことで、
メッセージを伝える相手の納得感や理解度が格段に上がり、人の「行動したい」という意欲も引き出すことができるので、
今回の記事を読むだけで、効果的な文章が書けるようになると思います。

実は、私が学んで一番効果を感じた理論であり、
現在のライティングのベースになっている理論でもあり、この記事を書く時にも意識しています。

個人的には、この情報を知るまでにかなりの自己投資をしたので、数十万円の価値があると思っています。^^

今回は、この理論について説明してきます。

では、「4つの学習スタイル理論」についてです。

「4つの学習スタイル理論」とは

「4つの学習スタイル理論」とは、
David Kolb(デイヴィッド・コルブ)によって提唱された理論です。
この理論によれば、人が物事を学習・理解するときの脳の処理は、
以下の4種類のタイプに分けられるとされています。

4つの学習タイプ

・なぜ(Why)タイプ
・なに(What)タイプ
・どうやって(How)タイプ
・どうする(Now)タイプ

この4つの要素のうち、どれが最も優位に働くのかは個人差があり人によって異なります。

多くの人に何かを伝えたり教えたりするときは、
この4つの要素すべてに働きかけることを意識することが重要です。
当然、この「4つの学習スタイル理論」は、
教え方だけでなく、Webライティングにも応用できます。

なぜ⇒なに⇒どうやって⇒どうする

この4つの要素すべてを並べて構成することで、
読み手の理解度や納得感、満足感のレベルが上がり、
多くの人が納得できる文章を作ることにつながるからです。

メルマガ、LINE、セールスレター、各種SNS運用、ランディングページ、広告、ブログなどなど
ライティングのすべてに活用できます。

4つの学習スタイル理論を活用した文章構成テンプレ

では、この理論をWebライティングに応用するために
以下の4つの型に当てはめて文章作成してみましょう。

1.なぜ?この記事を読むべき理由(なぜ、この記事を読む必要があるのか?)
2.なに?ノウハウやアイデアについて(これは一体何なのか? どんな効果があるのか? どう役に立つのか?)
3.どうやって?具体的な使い方、行動ステップ(どう実践すればいいのか? 具体的な行動ステップやプランは?)
4.どうする?記事のまとめとCTA(どうしたらいいのか?コールトゥアクション)

それぞれの記事構成の比率は次のようなバランスがおすすめです。

この記事を読むべき理由:記事冒頭(オープニングリード):約10%
ノウハウやアイデアについて:本文(ボディコピー):約50%
​​具体的な使い方、行動ステップ:本文(ボディコピー):約30%
記事のまとめとCTA:まとめ文(クロージング):約10%

だいたいこんな感じの目安です。

あくまで目安なので、参考程度にしてほしいのですが、
「なに?」と「どうやって?」の部分が、
最も力を入れて書くべき部分になります。

逆に、「なぜ?」と「どうする?」の部分は、あっさり書きます。

ここをあまり長々と展開すると必死感が出てしまい、強引に説得されているという感覚を読者は感じるからです。

ここまで、Webライティングにオススメの文章構成テンプレートについて、
David Kolb(デイヴィッド・コルブ)の4つの学習スタイル理論をもとに解説してきました。

記事の構成に悩んだら、上記の4つの要素を盛り込むことを意識してください。

4つの訴求のポイントが分かるので読者に響く文章や満足度が高い文章が書けます。

有名な文章の型である、AIDA、PASONAの法則など、すべての型にこの要素は含まれています。
ほかの型を使う時でも、意識してこの4つの要素を入れてみてください。

ぜひ、使ってみましょう!

有難うございました。

次のブログも読んでくださいね。

【永久保存版】今日から使える!商品からベネフィットを見つけ出す方法

あなたは
「ベネフィットの重要性は分かるけど、ベネフィットってどう見つけたらいいの?」とか、
「ベネフィットってこんな感じかな?」
と悩んでいませんか?

今回はそんなあなたにベネフィットの作り方を教えちゃいます。

すぐに使えるように作り方のステップを書いていきますので、ぜひ実践してみてくださいね。
永久保存版ですね。^^)

復習ですが、
ベネフィットとは、直訳で「利益」、
ライティング的には、
「商品やサービスを買うことによって得られるポジティブな変化や結果のこと」で、

お客さんが満たしたい欲求をベネフィットとして商品が持っていれば、お客さんはその商品を買います。

ですから、あなたが売りたい商品やサービスのベネフィットを先に見つけて、お客さんにアピールすることができれば、売るのにとても効果的なんです。

では早速ですが、
商品からベネフィットを作り出す方法を解説いたします。

・商品の特徴とベネフィットを調べる方法

ステップ1.特徴をリストアップする
商品の特徴を思いつく限りリストアップする
まずは、あなたが売ろうとしている商品やサービスについて調べましょう。
その商品はどんな特徴がありますか?
入っている成分や機能など、出来るだけたくさん書いていきましょう。

ステップ2.理由を考える
特徴に対しての理由を考える。1つ1つの理由に対して「なぜ?」を繰り返す。

ステップ3.特徴をベネフィットに転換する
書き出した特徴からベネフィットに転換していく。

この商品にはこんな特徴がある⇒特徴の理由は、こんな理由から存在している⇒つまり、この特徴があることによって、こんなベネフィットを得る事ができる


ベネフィットテンプレート

この商品には「特徴○○」があります。だから「ベネフィット○○」できます。

ベネフィットが違うなと感じたら、「だから何なの?」と問いかけてよりよいベネフィットを見つけ出す。
(時間 効果 お金 の3つの軸で考えるとベネフィットが強くなる。)

以上です。

ここでは、例として
私が最近買った「筋膜リリースガン」で特徴とベネフィットを見つけてみましょう。

ステップ1.特徴をリストアップする
商品の特徴を思いつく限りリストアップする

・信頼のドクターエア製品
・持ち手がジョイントで伸びて背中まで届く
・ヘッドが部位に合わせて交換できる
・充電式なので電池交換要らない
・少し高いけど高いからこそ品質も安心できる
・肩コリ、首コリ、背中のコリからほぼ全身ほぐせる
・デザインが黒くて光沢があまりないマットな感じ
・マッサージの強さが選べる
・作りがしっかりして頑丈そう
・ちょっと重いけど重さが高級感を持っている

ステップ2.理由を考える
特徴に対しての理由を考える。1つ1つの理由に対して「なぜ?」を繰り返す。

・信頼のドクターエア製品
⇒健康器具でよく見る有名な会社
・持ち手がジョイントで伸びて背中まで届く
⇒自分では手の届かないところまでマッサージできる
・ヘッドが部位に合わせて交換できる
⇒ピンポイントでほぐしたいところや全体的にほぐしたいところなど選べる
・充電式なので電池交換要らない
⇒電池式よりパワーがあり、電池交換の手間が省ける
・少し高いけど高いからこそ品質も安心できる
⇒話題の商品で競合商品がたくさんあるが、その中でも一番高かったので逆に品質が良さそうだと感じる
・肩コリ、首コリ、背中のコリからほぼ全身ほぐせる
⇒整体やマッサージに行かなくてもほぐしたいところが自宅ですぐにほぐせる
・デザインが黒くて光沢があまりないマットな感じ
⇒テカリがあると安っぽく見えて、指紋がついた跡が見えるので見栄えが悪くなるがそうならない
・マッサージの強さが選べる
⇒男性女性、若い人から年寄りまで、マッサージの強度が選べるのでパワーで満足できる
・作りがしっかりして頑丈そう
⇒握った感じがしっかりしていて強度がありそうなのですぐ壊れない感じ
・ちょっと重いけど重さが高級感を持っている
⇒安物で軽すぎると逆に心配になるがそれがない

ステップ3.特徴をベネフィットに転換する
書き出した特徴からベネフィットに転換していく。

ベネフィットテンプレート
この商品には「特徴○○」があります。だから「ベネフィット○○」できます。

・信頼のドクターエア製品
⇒健康器具でよく見る有名な会社
⇒だから、品質も高く壊れにくいし、壊れても保証がしっかりしてる
・持ち手がジョイントで伸びて背中まで届く
⇒自分では手の届かないところまでマッサージできる
⇒だから、いつでもコリが気になったときに使えていい
・ヘッドが部位に合わせて交換できる
⇒ピンポイントでほぐしたいところや全体的にほぐしたいところなど選べる
⇒だから、ヘッドを変えれば普段ほぐしにくい所もよりしっかりほぐせる
・充電式なので電池交換要らない
⇒電池式よりパワーがあり、電池交換の手間が省ける
⇒だから、電池買わなくていい、コンセントさえあればどこでも充電できるので外出の手間がいらない
・少し高いけど高いからこそ品質も安心できる
⇒話題の商品で競合商品がたくさんあるが、その中でも一番高かったので逆に品質が良さそうだと感じる
⇒だから、コリに効きそうだし、壊れにくそうだし、壊れても保証がしっかりしていそう
・肩コリ、首コリ、背中のコリからほぼ全身ほぐせる
⇒整体やマッサージに行かなくてもほぐしたいところが自宅ですぐにほぐせる
⇒だから、一回買ったら壊れるまで好きなだけ使えて経済的で、だれかに肩もんでもらわなくてもいい
・デザインが黒くて光沢があまりないマットな感じ
⇒テカリがあると安っぽく見えて、指紋がついた跡が見えるので見栄えが悪くなるがそうならない
⇒だから、高級感があって黒くてかっこいい
・マッサージの強さが選べる
⇒男性女性、若い人から年寄りまで、マッサージの強度が選べるのでパワーで満足できる
⇒だから、ほぐしたいコリがほぐせる、ラクになる
・作りがしっかりして頑丈そう
⇒握った感じがしっかりしていて強度がありそうなのですぐ壊れない感じ
⇒だから、買った後後悔せずに安心して使い続けられる
・ちょっと重いけど重さが高級感を持っている
⇒安物で軽すぎると逆に心配になるがそれがない
⇒だから、持っていることで少し優越感がある

ベネフィットが違うなと感じたら、「だから何なの?」と問いかけてよりよいベネフィットを見つけ出す。
(時間 効果 お金 の3つの軸で考えるとベネフィットが強くなる。)

さらに、よりベネフィットを強めるとすると、

⇒マッサージに通う時間がかからない ほぐしたい時にすぐ使える
⇒下手なマッサージの人にほぐしてもらうより自分のほぐしたいポイントがしっかりほぐせる
⇒値段は高いけど、マッサージに1年通うよりは全然安い 電池も買わなくていい

といった形でベネフィットを見つけることができました。
ぜひあなたもご活用ください。

永久保存版なので、何度も読んで、
実際にベネフィットを見つけだすために実践をしてみることを強くおススメします。

書けば書くほどベネフィットを見つけるのがうまくなっていきますからね。

有難うございました。

次のブログも読んでくださいね。

あなたは気づいてる!?人が物を買ってしまう本当の理由とはなにか?

コピーライティングを学習していると、一度くらいは
「人は感情でモノを買って、理性で正当化する」ってお話を聞いたことありませんか?

あなたに今その手に持っている
スマートフォンを買った時のことを思い出してみてほしいんですが…

さまざまな機種、メーカーがある中から、
今使っているそのスマホを選んだ時、

「これカッコいいな、欲しいな。」とか、
「これデザインがいいな、欲しいな。」とか、
「予算的にはこれとこれだけど、ちょっと予算オーバーするけど、
こっちのほうが良さそうだよな。」
とか考えて、

結果的に一番「欲しい」と感じたスマホを選んでませんか?

そして、「良いのがこれしかなかったから。」とか、
「中で一番欲しい機能がついていたから。」とか、
「他のは気に入るいい色がなかったから。」とかなんとか、

なんやかんや理由をつけて、

後で「買った理由」を論理的に正当化しませんでしたか?

ズバリ、人は物を買うとき、理性ではなく、感情で判断して買っているんです。

「欲しい」と感じてしまったものを買ってしまうんです。

では、なんで「欲しい」って感じたんでしょうか?

それは、その商品を買えば、あなたの欲求が満足できると感じたから。
つまり、買った商品にベネフィットがあったからなんです。

ベネフィットとは?

ベネフィットとは、直訳で「利益」、ライティング的には、
「商品やサービスを買うことによって得られるポジティブな変化や結果のこと」で、

お客さんが満たしたい欲求(得たい欲求や、避けたい欲求)を
ベネフィットとして商品が持っていれば、
お客さんはその商品を買います。

お客さんが商品を選んだ理由が
「カッコよさ」だったり、
「機能の高さ」だったり、
「大きさ」だったり、
「色」だったりしても

結局は、自分の欲求を満足できそうなベネフィットを感じたから「欲しい」と思って買ったんです。

もし、あなたが売りたい商品やサービスがあるのなら、
お客さんに商品のベネフィットを伝えましょう。

訴求したベネフィットがお客さんの欲求と合致すれば
おのずと成果に結びつくはずです。

ぜひ、試してみてください。有難うございました。

次のブログも読んでくださいね。

お客さんが思わず「ポチっ」と買ってしまうコピーと買われないコピーの違いとは何か?

あなたは、お客さんが思わず買ってしまう文章と、
買わない文章の違いを説明できるでしょうか?

今回は、思わず買ってしまう文章に隠された秘密について解説いたします。

買ってしまう文章に隠された秘密

結論から言ってしまうと、
あなたの商品が「お客さんが満たせてない欲求を満たせますよ。」としっかりアピールできているか?いないのか?だけなのです。

つまり、「ベネフィット」があるかどうかです。

お客さんが満たしたい欲求を「ベネフィット」として商品が持っていれば、お客さんはその商品を買います。

あなたが売りたい商品やサービスの「ベネフィット」を先に見つけて、お客さんにアピールすることができれば、文章だけで売れます。

商品から「ベネフィット」を作る方法については、別の記事でご紹介しました。

今回は、そのベネフィットの源泉となる、LF8と9つの欲求についてのお話です。

LF8とは?

ドルー・エリック・ホイットマン著「現代広告の心理技術101」で紹介された人が持つ根源的な8つの欲求のことです。
「生命の8つの躍動(Life-Force 8)」(略してLF8)として解説されています。

  1. 生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい。
  2. 食べ物、飲み物を味わいたい。
  3. 恐怖、痛み、危険を免れたい。
  4. 性的に交わりたい。
  5. 快適に暮らしたい。
  6. 他人に勝り、世の中に後れを取りたくない。
  7. 愛する人を気遣い、守りたい。
  8. 社会的に認められたい

人間にはこれらの8つの欲求が生物学的にプログラムされているので、このLF8の欲求が満たせる商品やサービスがあれば、お客さんは買います。

さらに、著書の中では、後天的に出てくる9つの欲求についても言及されています。

人間の後天的(二次的)9つの欲求

  1. 情報が欲しい。
  2. 好奇心を満たしたい。
  3. 身体や環境を清潔にしたい。
  4. 能率よくありたい。
  5. 便利であってほしい。
  6. 信頼性、質のよさが欲しい。 
  7. 美しさと流行を表現したい。
  8. 節約し、利益を上げたい。
  9. 掘り出し物を見つけたい。

これらは、二次的あるいは後天的欲求と呼ばれており、9つあるとされています。

9つの欲求はLF8に比べると弱い欲求です。
ですが、お客さんが商品を買った理由として挙がってくる可能性が高い欲求です。

あなたの書くメッセージの中に、
これらのLF8と9つの欲求が含まれていればお客さんは購入してくれることでしょう。

ただし、LF8と9つの欲求の表現そのままを使ってしまってはいけません。あくまで、商品が持つベネフィットを見つけだした先に、LF8と9つの欲求が出てくるような表現にしましょう。

ここはいろいろベネフィットの候補を書き出して、お客さんの中でしっくりくるものを探し出さなければならないので、見つけ出す努力が必要です。

ぜひ、このLF8と9つの欲求を覚えて、
セールスレターなどの作成に活用してください。

おのずと結果もついてくることでしょう。

有難うございました。

次のブログも読んでくださいね。

「ねぇ、CPAって知ってる?」コピーライターも押さえておきたいマーケティング用語「CPA」とは?

マーケティングを勉強されている方でも知らない方がいるかもしれません。

今回は、マーケティング初心者のためのCPAの解説です。

コピーライティングは売上を作るために必要ですが、マーケティングを知らないままではいられません。コピーライターもCPAを学んでおきましょう。

実は、前回のLTVにCPAが深くかかわっておりますので、
できるだけ分かりやすく解説いたします。

CPAとは、

Cost per AcquisitionまたはCost Per Actionの略で、
「顧客獲得単価 or 顧客獲得コスト」と訳されます。

なぜCPAが必要なのか?

CPAは、一人の新しいお客さんを獲得するためにかかる費用を表すもので、
マーケティング活動における費用対効果を測るための指標です。

顧客獲得にかかる費用を把握することで、マーケティング活動の効率性や費用対効果を判断することができます。

一般にCPAが低いほど効率がよいと考えられます。

マーケティング活動には、広告費や人件費、制作費など、さまざまな費用がかかります。これらの費用を無駄にせず、効果的に活用するためには、CPAを把握することが重要です。

また、CPAは、マーケティング活動の成果を比較するための指標としても用いられます。例えば、異なるマーケティングチャネル(流入経路)のCPAを比較することで、最も効果的なチャネル(流入経路)を判断することができます。

CPAは、主に以下のことに使われます。
・マーケティング活動の費用対効果を測る
・マーケティングチャネル(流入経路)の成果を比較する
・マーケティング予算を立てる
・マーケティング戦略を立てる

CPAの使い方

CPAは、以下の計算式で算出できます。
CPA = 広告費÷新規顧客獲得数 or コンバージョン数

例えば、広告費が100万円で新規顧客獲得数が1,000人の場合、CPAは100円となります。

具体的な使用例としては、以下のようなことが挙げられます。

・広告キャンペーンの成果を評価するために、CPAを目標値として設定する
・異なるマーケティングチャネル(流入経路)のCPAを比較して、最も効果的なチャネル(流入経路)を判断する
・マーケティング予算を立てる際に、CPAを参考にする
・マーケティング戦略を立てる際に、CPAを目標値として設定する

CPAをマーケティング初心者が使うには、まず、自社のビジネスモデルやマーケティング目標を明確にすることが重要です。

ビジネスモデルやマーケティング目標が明確になれば、CPAの目標値を設定することができます。
目標値を設定することで、マーケティング活動の成果を客観的に評価することができます。

また、CPAを算出するためには、新規顧客獲得数やコンバージョン数を把握する必要があります。コンバージョンとは、マーケティング活動の成果として定義した行動です。

例えば、商品の購入、資料請求、会員登録などがコンバージョンにあたります。
コンバージョン数を把握するためには、マーケティング活動の成果を計測するためのツールを導入する必要があります。

マーケティング初心者がCPAを使いこなすためには、まずは、基本的な考え方や計算方法を理解することが重要です。

また、自社のビジネスモデルやマーケティング目標を明確にして、目標値を設定しましょう。そして、コンバージョン数を把握するためのツールを導入して、CPAを算出できるようにしましょう。

具体的なステップとしては、以下のような流れが考えられます。

・自社のビジネスモデルやマーケティング目標を明確にする
・CPAの目標値を設定する
・コンバージョン数を把握するためのツールを導入する
・CPAを算出する
・CPAを分析して、マーケティング活動の成果を評価する
これらのステップを踏むことで、マーケティング初心者でもCPAを効果的に活用できるようになるでしょう。

補足として、CPA:顧客獲得単価ともう一つ、CACという指標もあります。

CACとは、
Customer Acquisition Costの略で、
こちらも、顧客獲得コストや顧客獲得単価などと訳されます。
「顧客を一人獲得するのに費やした全ての費用」を意味します。

会社としては、できるだけコストを抑えて顧客獲得をした方が利益が大きくなるため、CACを下げようと努力します。

CACとCPAは何が違うかというと、
CACが顧客獲得に要した「全」費用であるのに対して
CPAはWeb広告など特定の施策の費用をもとに算出されている点が違います。

つまり、CPAはCACの一部である広告費用だけの顧客獲得単価のことです。

・CPA⇒顧客獲得に要した広告費用で計算
・CAC⇒顧客獲得に要した広告費用を含む全部の費用で計算

言い換えると、CACはかかった全費用で計算するのに対し、CPAは特定の施策にかかった費用で計算するので、一つの案件ごととか、個別の施策ごとに顧客獲得コストを別々に出すことができます。

インターネット広告では広告費に対してCPAがどうであったのかを計測し、広告を出稿する場所や広告の内容を改善するのに役立てられています。

ちなみに、LTVとCPAは利益とコストの関係なので、
LTVよりCPAが高いと赤字になります。

前回のLTVの計算式として取り上げた式は、このCPAを含めた計算式になります。
LTV= (顧客単価 × 顧客の平均購買頻度 × 顧客の平均購買期間) – (顧客獲得コスト × 顧客の平均離脱率)

なので、赤字の時は、CPAを下げるか、LTVを上げるか、
どっちも取組むのか対応が必要になります。

ぜひご活用ください。

何度も読んで、頭に叩き込みましょう。^^

有難うございました。
次のブログも読んでくださいね。