一流の仕事を成す P.コトラー マーケティングで事業が変わる?

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.コトラー マーケティングで事業が変わる?」です。

以前のブログで、

マーケティングとは、商品・サービスを、それが必要な人と交換する活動であり

相手を知り、相手の利益と自分の利益を両立させること。

現代におけるマーケティングのテーマは、「つながり」である。
顧客との良好なつながりを保ち続けるには、
相手を良く知り、その相手の立場で考え、相手の求めに応じることが必要になる。
とご紹介しました。
マーケティングによって、顧客を知り、顧客の求めに応じることで、事業内容が大きく変わっていくのです。

 


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今回のブログを動画にしました。ご覧ください。↓↓

 


マーケティングは、企業が利益ある成長を成し遂げるための大きな責任を負う。マーケティングにより市場機会を認識し、評価し、選択し、それを獲得するための戦略を立てなければならない

「マーケティング原理 第9版 第2章 戦略計画とマーケティング・プロセス」より

 

 自分は頑張っているのに、
会社からの評価が低く、「会社は間違っている。」と不満を抱いたり、不満を言う人は多いです。
ですが、必ずしもそうとは言い切れません。
もし会社が目指す方向とズレたところでこだわっていて、それを自分が認識していないのならば、当人にも反省点はあります。
同様に、会社がズレた努力をして「業績が悪い。」と嘆いていることも、実は珍しくないのです。

 

会社に求められる役割を「使命(ミッション)」といいます。

 

自社のミッションを理解しないで頑張っていても、顧客は評価してくれません。
そして当然、売り上げは伸びていきません。

ですから、事業は市場のニーズから始めなければならないのです。

商品やサービスは、いつか時代遅れになります。(フロッピーディスクしかり、ポケベルしかり、ガラケーしかり・・・)
ですが、市場は存在し続けます。
仕事の意味を「自分が納得できるかどうか?」ととらえて、
つくり込みに熱中している組織や人に、社会は興味を持ちません。
顧客や市場の求めるものとズレてしまっているからです。

 

 

会社がミッションを自覚することで、
初めて「何を事業にするべきか?」が決まります。
経営資源(ヒト・モノ・カネ)をどう使うかといった具体的な方針も見えてきます。

事業を見直すときも、まず市場のことを考えましょう。

成長のチャンスを見つけるには、
市場の可能性と自社の強みを図などを用いて整理するといいです。
すると、経営上の具体的な問いに対してチャンスを探っていくことができます。

 

 

 

例えば、コーヒーのチェーン事業を行っているのであれば、
①既存の顧客にもっとコーヒーを飲んでもらえるか?(来店頻度の拡大・買上げ点数の拡大)
②新しい顧客層や新しい地域でコーヒーを提供できるか?(ターゲットの拡大・市場の拡大)
③サンドウィッチやクッキーなど新しいメニューを楽しんでもらえるか?(サービス内容の拡大)
④レストランなど新しい業態は受け入れてもらえるか?(事業展開の拡大)
といった内容を有意義に検討することができるのです。

 

 

会社の使命(ミッション)は市場の中にある。

強みを生かして市場に求められる役割を果たし、事業を成長し続けよう!

 

 

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。


参考文献:別冊宝島1841号 まんがと図解でわかる マーケティングの神様 コトラーの思いやり仕事術


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一流の仕事を成す P.コトラー 顧客の「欲しい」にも違いがある?

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.コトラー 顧客の「欲しい」にも違いがある?」です。

 

「欲しい」にも違いがあるってどういうことでしょうか?
前回までで、

マーケティングとは、商品・サービスを、それが必要な人と交換する活動であり、相手を知り、相手の利益と自分の利益を両立させること。

現代におけるマーケティングのテーマは、「つながり」で、
顧客との良好なつながりを保ち続けるには、相手を良く知り、その相手の立場で考え、相手の求めに応じることが必要になること。
企業やビジネスパーソンに求められているのは、世界との「つながり」を築く力で、
地球規模での社会とのつながりを「マーケティング」として考えなければならない。

ということをご紹介してきました。

今回は、そんな顧客が望む「欲しい」という気持ちの違いをコトラーから学んでいきましょう。

 


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人々は、そのニーズと欲求をサービスにより満たす。製品とは、ニーズや欲求を満たす目的で市場に供給されるすべてのものである。

「マーケティング原理 第9版 第1章 変わりゆく世界におけるマーケティング」より

 

コトラーは、顧客の「欲しい」を、
「ニーズ」「欲求」「需要」という3つに分類しています。
まず、「ニーズ」とは、
「欠乏を感じている状態」のことです。
例えば、お腹が空いたら、食べ物が足りないと感じ、
疲れが取れないときは、休養が足りないと感じ、
人から愛されたいときは、恋人や家族が足りないと感じるなど、
人のニーズは多様なものです。
続いて、
ニーズがより具体的になったもの「欲求」です。
例えば、食べ物へのニーズは、「カレーが食べたい。」などの欲求となって表れます。
欲求の内容には、その人の性別や、年齢、好み、文化的背景などが影響します。
最後に、「需要」とは、
「購買力を伴った人間の欲求」のことです。
つまり、
十分なお金がある人の「買いたい。」という気持ちが需要というわけです。
「肉が食べたい。」という欲求があっても、お金を十分持っていなければ、「松坂牛を食べる。」という需要にはなりません。
そこは、グレードを落として「今日はハンバーガーを食べよう。」となるのです。


 

消費者の需要の対象は「商品」です。
ですが、「商品が高機能なら需要は得られる。」と考えるのは間違いです。
日本の携帯電話は機能的に進化しましたが、海外では苦戦していました。(ガラケー:ガラパゴス携帯)
逆にスマートフォンの登場で国内シェアを奪われてしまいました。(iPhoneの登場、サムスンの携帯電話など)
一方で、成功しているのが、回転寿司です。
単に安い寿司を提供していたのはいまや昔の話です。
いまでは、ファミリー向けの座席やメニューを用意し、マグロの解体ショーなどで楽しませることも忘れていません。
「楽しく食事をしたい。」という人の普遍的な欲求に応えているからです。
商品を通して人は、
ニーズ・欲求を満たしたいと思っています。

「この商品を買いたい。」という需要は、結果にすぎません。

もっとも深いところにある「欲しい」気持ちを探り、

応えることを意識しましょう。

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。


参考文献:別冊宝島1841号 まんがと図解でわかる マーケティングの神様 コトラーの思いやり仕事術


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