漫画「るろうに剣心」から学ぶ、マンガのタイトルにも応用して使えるヘッドラインの書き方とは?

あなたは「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」をご存じでしょうか?

以前、週刊少年ジャンプで連載し、アニメも実写映画もヒットした作品なんですが、現在でも北海道編が連載中で、再アニメ化も果たしています。

なんで「るろうに剣心」を選んだかと申しますと、

単純に私が中高生の間にマンガ原作をリアルタイムで読んでいて、剣道部にも所属していたので、よく作中の「牙突」をマネして遊んでいた大変思い入れがある作品だからです。

今回は、「るろうに剣心」からマンガなどの作品タイトルやヘッドラインの作り方を学んでみようと思います。

まず、コピーライティングとして共通するヘッドラインの作り方について解説していきます。

ヘッドラインには必要ないくつかの機能や要素があります。

まず、ヘッドラインには、
一番目立つ部分である大見出しとして、
以下の4つの機能があります。

ヘッドライン4つの機能

1.注意を引くこと
2.特定の読者層に働きかけること
3.完全なメッセージを伝えること
4.読者を本文に引き込むこと

さらに
ヘッドラインに必要な要素は以下の3つです。

ヘッドラインの要素

1.興味性(新規性 意外性)
2.得られる結果や変化(LF8などの根源的欲求)
3.具体性 固有名詞、数字、イメージ

これらの機能と要素を統合してヘッドラインを作っていくと効果的なヘッドラインを作成することができます。

あわせて、
マンガのタイトルに使える書き方も見てみましょう。

マンガのタイトルの特徴として
以下の3つが挙げられます。

マンガタイトルの特徴

1.キャッチ―で覚えやすい
2.作品のテーマや内容を端的に表している
3.読者の興味を引く

「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の作品タイトルを例にとると、
キャッチ―で覚えやすい短いタイトルで、
幕末に人斬り抜刀斎と呼ばれた緋村剣心が逆刃刀を帯びて、明治の時代にるろうにとなって活躍する物語となっており、作品を端的に表しています。

そして、「るろうに」という言葉が興味を引き、幕末の維新志士が数多く登場することからとても読者を引き込む面白い作品となっています。

さて、これまでに、
ヘッドラインの4つの機能や3つの要素
マンガのタイトルの3つの特徴を上げてきました。

もちろん、「鬼滅の刃」や「スターウォーズ」もこれらのポイントを押さえて作られています。

ぜひあなたも、これらのポイントを押さえて
ヘッドラインや作品タイトルを作ってみてください。

きっと、今までよりもずっと興味を引く
良いものができるはずです。

有難うございました。