一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 目標を立てるために必要なこととは?

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.F.ドラッカー 目標を立てるために必要なこととは?」です。

 

組織として、事業として、経営者として、リーダーとして、目標を掲げていかなければ大きな成果をだすことはできません。

今回は、将来を合理的に考えて、それに備えた目標を立てるための着眼点についてご紹介いたします。

(マネジメントは)いかなる決定においても、起こりうる将来に対して可能なかぎり備えておかなければならない。

「現代の経営(上)」より

 


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「明日の仕事は何ですか?」
仕事をしている人ならば、目の前のことなので、すぐに答えられるやさしい質問です。
では、「5年後、会社はどんな仕事をしているべきか?」という質問なら、どうでしょうか?
さらに10年後、15年後はどうでしょうか?
経営を担う人は、そんな先のことまで見据えながら、事業の方向性を検討して、いま、意思決定をしなければなりません。
より的確な意思決定を下すには、
将来、世の中がどうのようになっているのかを予測できていたほうがいいです。
このように書くと、
「将来を予測する=景気の状態を予測する」
と考えがちですが、それは勘違いです。
よく好景気と不景気は交互にやってくると言われますが、
景気の底やピークなど、経営に役立つほどの確実さで知ることは不可能です。
例えば、リーマン・ショックの不景気を多くの経営者が予測していたのなら、
そもそも”ショック”など起こらなかったはずです。
「不景気が続いたから、そろそろ景気が上向くはずだ」といった根拠のない推測で経営を考えても、ほとんど意味がありません。
では、目標を立てるにあたっての「将来」をどう読むか?
ドラッカーはそのための着眼点を3つ紹介しています。
  1. 「経済は常に変化する」と考える。

  2. 「まだ経済に影響が出ていない変化は何か?」を考える。

  3. 「変化はどの程度確実に、いつ起こるか?」を考える。

まず最初に、前提として「経済は常に変化する」と考えることです。
常に最悪の事態を想定しながら会社の舵取りをすることが大切です。
(危機管理は、FXなどの投資でも大切です。損切りを設定しておくのは、初心者卒業の第一歩です。)→→ブログはこちら(投資の紹介 損切りをする!)
そして、まだ経済に影響が出ていない社会の変化を探しましょう。
社会構造の変化や、ライフスタイルの変化などを見つけて、将来の社会の姿を分析するのです。
その上で、そうした変化がどのくらいの確実さで起こりそうかを探ります。
社会の根本から起こる変化なので、予測が正しければ、景気の変動に多少の影響を受けたとしても、それは確実に起こる変化と言えます。
それに備えて、いまから準備をしておけば、
「明日の勝者」の座をつかむことができるでしょう。

 

事業の将来は勘と度胸で考えてはいけません。

できるだけ合理的に分析・予測することです。

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 

参考文献:別冊宝島1710号 まんがと図解でわかるドラッカー


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