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こんにちは。
サッチー先生です。
本日のテーマは「P.コトラー 「市場」とはなにか?」です。
今回も、問いかけから始まりますが、「市場」とは何でしょうか?
改めてそう聞かれると、うまく説明できる人は少ないのではないでしょうか?
コトラーから、「市場」とは何か?を学んでいきましょう。
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顧客維持のカギは大きな顧客価値と満足である。多くの企業はこのことを心にとめ、顧客の満足を持続させようと極端な行動に出ている。
「マーケティング原理 第9版 第1章 変わりゆく世界におけるマーケティング」より
「市場」と聞くと、築地市場や朝市(売り買いの場)などをイメージされる人もいるかもしれません。
ですが、マーケティングにおいて「市場」と言えば、買い物客だけで形成されているところを指します。
同じ欲求や需要を持つ顧客の集まりを「市場」と呼ぶのです。
したがって、売り手側となる会社は、市場のメンバーではありません。市場に商品を提供する外部の存在なのです。
会社は、マーケティング活動を通して、市場に関わらせてもらえるように努力しないといけません。
まずは、市場と情報をやり取りをし、その市場が求めていることは何なのか?を理解していきます。
そのうえで、
市場の顧客が価値や満足を見いだせる商品を提供していくのです。
商品は、売れるほどいい、というわけではありません。
売り過ぎて逆に需要を減らすこともあるからです。
例として、東京ディズニーランドには入場制限があります。
より多くの売り上げを目指して、入場制限を撤廃するとどうなるでしょうか?
一時的に売り上げは伸びるかもしれません。
ですが、その結果、
より混雑すると、入場客の満足度は下がっていきます。
「金額以上の価値はなかった。」となってしまえば、
その人はもう二度と来ません。
東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドは
「夢・感動・喜び・やすらぎ」の提供を組織目標に掲げています。→(株式会社オリエンタルランド 社長メッセージ より)
テレビや鉄道広告で需要を集める一方で、入場制限を設け、
対応する量を抑えることにより、
入場客に夢とやすらぎ、快適を提供しているのです。
このように、
需要を発掘しつつ、
対応する量を抑えて商品・サービスの価値を維持する活動を「需要マネジメント」といいます。
需要マネジメントによって、東京ディズニーランドは価値を保ち、
ファンを維持し続けているのです。
自社にもっとも適した市場を見つけて、情報を集めていこう。
そして、時には、対応する需要の量を制限することも必要だ。
本日は以上です。
有難うございました。
次回のブログで、またお会いしましょう。
参考文献:別冊宝島1841号 まんがと図解でわかる マーケティングの神様 コトラーの思いやり仕事術
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