一流の仕事を成す P.コトラー 「買う」とはどういうことか?

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.コトラー 「買う」とはどういうことか?」です。

 

抽象的な問いかけですが、「買う」とはどういうことでしょうか?
前回、

コトラーは、顧客の「欲しい」を、
「ニーズ」「欲求」「需要」という3つに分類している。

「この商品を買いたい。」という需要は、結果にすぎない。

もっとも深いところにある「欲しい」気持ちを探り、
応えることを意識しよう。

 

ということをご紹介してきました。

今回は、顧客の「買う」ことについて、コトラーから学んでいきましょう。

 


[広告]

★低コストではじめよう★お店のサイトをもっと簡単にカッコよくしたいと思ってる方にオススメです★↓↓↓



マーケティングとは、個人やグループが製品や価値をつくり出し、それを他者と交換することによって必要としているものを獲得するという社会的かつ経営的なプロセスである。

「マーケティング原理 第9版 第1章 変わりゆく世界におけるマーケティング」より

 

 買い物で商品を選ぶとき、あなたは何を考えているでしょうか?

 

品質、サービス、価格などを比較して、自分にとって一番いい「価値」があるものを選んでいませんか?
そして、実際に利用してみて、期待以上の価値を感じられたなら、「満足」するはずです。
例として、欲しかったカメラをついに1万円で買ったとしましょう。
実際に使ってみると、持ち運びに便利で撮りやすく、友人も写真をほめてくれました。
サポートもしっかりしていて心地よかった。
こんな、買った後の様々な要素が、商品への評価を決めていきます。
そして、「総合的な価値が1万円以上」と結論したとき、そこに満足が生まれるのです。
こうして、相手から満足を得られることを学習すると、人は継続的に「交換」をするようになります。
相手が会社なら、「またお金を払って、商品を買おう。」と思うのです。(リピーター)
交換の場は、買い物に限りません。
友人の手伝いやボランティアへの参加もまた、一種の交換です。
感謝され、友情・交流が深まる満足があるからこそ、
その見返りに、
時間や行動を差し出すのです。

このように、互いに価値を交換することを「取引」といいます。

 

お店がカメラを売り、私は1万円を払う。
畑仕事を手伝って、できた野菜をもらう。
どちらも立派な取引です。

 

一方が価値を得られない交換は取引ではありません。

 

無理やり掃除をやらされた。
ネットで商品を買って、お金を振り込んだのに、商品が届かないどころか、販売者ごと消えてしまった。
3000円ぽっきりだからと、お酒の飲めるお店に連れてこられて、いざ帰ろうとお会計をすると、数十万円も請求され、怖いお兄さんたちに囲まれた。
といった場合などです。(笑)

 

少し考えると、社会は取引で成立しているとわかります。
会社と消費者は商品とお金を、
政治家と支持者は政策と票を、
教会と信者は心の平安と寄付を、
取引して成り立っています。

 

会社・政治家・教会が望むものは異なりますが、

多数の人々との取引を良好に成立させるコツは1つです。

支持を得たい者がまず、

相手に価値を提供することです!!

 

以下に、「買う」時に起こっていることを図解にして表しました。



ビジネスは「取引」でなければ続きません。

顧客に十分な価値を提供できているかを何度も問い直しましょう!!

今回のブログを動画にしました。ご覧ください。↓↓

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。


参考文献:別冊宝島1841号 まんがと図解でわかる マーケティングの神様 コトラーの思いやり仕事術


[広告]

nex8で顧客をよび戻す↓


低価格なのに高速・多機能・高セキュリティ
月額400円(税別)から最大容量100GB
WordPress専用高速サーバー Z.com WP