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こんにちは。
サッチー先生です。
本日のテーマは「知られざる? 裏十則とは?」です。
前回、電通の鬼十則をご紹介しましたが、
実は、「裏十則」というのも存在します。
あなたは、ご存知でしたか?
私は、数年前にネットで見かけたことがあったのですが、
今回は、あまり知られていない、裏十則を、ご紹介いたします。
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まず、
裏十則の内容の前に、
この裏十則が創られた背景をご紹介します。
裏十則は1988年頃につくられたもので、
作者は、当時の電通の社長ではなく、
経営企画室にいた吉田 望さんが作ったものだといいます。
すでに先輩の手による原型があったものを、面白く改作したのだそうです。
2002/09/28の以下のブログの中で語られていました。
引用元:裏十則 | Blog | nozomu.net – 吉田望事務所 –
裏十則
1)仕事は自ら創るな。みんなでつぶされる。
2)仕事は先手先手と働きかけていくな。疲れるだけだ。
3)大きな仕事と取り組むな。大きな仕事は己に責任ばかりふりかかる。
4)難しい仕事を狙うな。これを成し遂げようとしても誰も助けてくれない。
5)取り組んだらすぐ放せ。馬鹿にされても放せ、火傷をする前に…。
6)周囲を引きずり回すな。引きずっている間に、いつの間にか皆の鼻つまみ者になる。
7)計画を持つな。長期の計画を持つと、怒りと苛立ちと、そして空しい失望と倦怠が生まれる。
8)自信を持つな。自信を持つから君の仕事は煙たがられ嫌がられ、そしてついには誰からも相手にされなくなる。
9)頭は常に全回転。八方に気を配って、一分の真実も語ってはならぬ。ゴマスリとはそのようなものだ。
10)摩擦を恐れよ。摩擦はトラブルの母、減点の肥料だ。でないと君は築地のドンキホーテになる。
以上の内容です。
正直なところ、ベテランクラスになれば、
思わず納得してしまう内容です。
実力を発揮して、昇進してそれなりの役職を得たとき、
自分一人息を巻いて取り組んでも、組織の中で浮いた存在になってしまい、
しまいには取り残されてしまう環境に代わってしまったギャップを見事に表現しています。
中間管理職になったとき、
周囲を巻き込んで、全員で取り組むことができない悲哀ともとれます。
はっきりいって、昇進すると
自分にのしかかる責任が大きくなってきます。
決定権利を持って物事を推し進めることが出来るような立場になれるのですが、
中間管理職という立場では、
上からは叱責され、
下からは突き上げられ、
他部署からは、余計な仕事を増やすなと煙たがられる存在になってしまいます。
八方美人にふるまいつつも、
そこそこの結果を出していかねばならないところが見事に表現されているといってもいいでしょう。
あくまでパロディとして見るべきですが、
電通の中で働いていた人物でさえも、こんなことを思っていたんだな。と感じられると思います。
しかしながら、
理想を掲げなければ、
ゴールを設定しなければ、
先に進んでいけません。
あなたに成し遂げたいものがあるのであれば、
知識労働者として、
自ら考えて行動し、
給与を自ら獲得する人になってください。
言わば、
鬼十則は、理想の姿
裏十則は、現実の姿と言えるかもしれません。
本日は以上です。
有難うございました。
次回のブログで、またお会いしましょう。
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