健康を意識する 風邪について。

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「風邪について。」です。

実は、昨晩急に体が寒くなってコタツに入ってひとり震えていたのですが、翌朝起きてみたら、どうやら風邪を引いてしまったようでした。発熱が若干あり、喉に違和感があって少し咳と痰が出ます。
ということで、今回は、風邪についておおくりいたします。

 

風邪は、医学的にはかぜ症候群と言われており、単一の疾患ではなく、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、痰などの呼吸器症状と、発熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感などの全身症状が、さまざまに組み合わさって現れる病気です。

主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こるさまざまな症状の総称で、通常は数日~1週間程度で自然に治ってしまいます。

原因のほとんどはウイルスの感染によるものですが、その他に、細菌の感染や、まれに冷気や乾燥、アレルギーのような非感染性の要因による場合もあります。原因となるウイルスは、200種類を超えると言われています。そのため、季節や時期などによって原因となるウイルスの種類は異なりますが、いずれも上気道の粘膜から感染し、それらの部位に急性の炎症を引き起こします。

 

風邪とよく似た症状が出る病気に注意しましょう。

例えば、ぜんそく、アレルギー性鼻炎、リウマチ熱、関節リウマチ、肺炎、肺結核、髄膜炎、急性肝炎、尿路感染症などがあります。

急激な発熱や、症状が4日以上続いたり、悪化する場合は風邪ではない可能性が高いので注意が必要です。

俗に、「お腹にくるかぜ」は、消化器にウイルスが感染したことによる、ウイルス性胃腸炎ですので、風邪とは違います。発熱、頭痛に嘔吐や下痢の症状が現れます。

 

風邪とインフルエンザの違いは?

インフルエンザ(流行性感冒)はインフルエンザウイルスによる感染症のことで、感染力が強く、重症になりやすいため、注意が必要です。風邪とは区別して対応しましょう。

風邪の治療について

風邪は体の免疫の力によって、ウイルスが排除されて、自然に治ります。基本は安静にすること、休養をとること、栄養・水分を十分に摂ることです。

かぜ薬の働きは症状をやわらげ、体力の消耗などを防ぐことです(対症療法)。ウイルスに対しては作用しません。

かぜ薬は総合感冒薬とも呼ばれ、解熱鎮痛成分、鎮咳去痰成分、鼻水を抑える成分などを幅広く配合しています。

症状が特定なものの時は、かぜ薬以外で対応できます。
熱のみなら⇒解熱鎮痛薬、咳のみなら⇒鎮咳去痰薬。鼻水のみなら⇒鼻炎用内服液などです。
症状抑えるものとして不要な成分が配合されているお薬を選ぶと、無意味に副作用のリスクを負うこととなるので注意してください。

参考サイト(ウィキペディア:風邪

ココカラファインさんの参考動画↓↓

https://youtu.be/myeYXs2cwyc

ご参考になれば幸いです。

 

最近、食生活や生活リズムが乱れがちなので、しっかりと栄養を摂って休養をとることにします。あなたも健康管理を意識してお過ごしください。

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログでまたお会いしましょう。

 

参考文献:登録販売者試験 受験対策共通テキスト(下巻)

 

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健康を意識する 薬の働くしくみについて。

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「薬の働くしくみについて。」です。

あなたは、飲んだ薬がどんな風に吸収されて、薬の効果を発揮するかご存知ですか?

今回は、私の本業に深く関わるところから、意外に知られていない薬の働く仕組みについてご紹介します。

 

まずは、飲んだ薬はどうなるか?です。
・最初に腸で吸収

口から飲んだ薬は、食道を通って胃に入り、胃から腸へ移動している間に溶かされます。そして、主に十二指腸から小腸の間で多く吸収されます。複数の薬を一緒に飲むと、一緒に移動しながら薬同士で、あるいは薬と食物などが作用し合って、相互作用を起こすことになります。

・次に肝臓で解毒(代謝)

腸で吸収された薬は、静脈に入り、まず門脈という腸から肝臓に血液を送る血管を通って肝臓まで運ばれます。肝臓は外から入ってきた異物、つまり、自分の体にとって不必要なものを解毒する働きがあります。薬も異物の一種ですから、この働きを受けて解毒され、作用を無くすものが出てきます。解毒は、薬物代謝とも呼ばれます。代謝には薬物代謝酵素(主にチトクローム)が働き、代謝酵素の働きが強かったり、弱かったりすると薬の作用が弱くなったり、強くなったりします。

・血液から全身に

肝臓に入った薬は代謝されますが、一回で全部を代謝することはできません。初めて肝臓を通った(初回通過効果)あとも、血液の循環に従って何度も肝臓を通り、そのたびに代謝されながら、徐々に薬の成分をなくしていきます。また、肝臓以外の臓器でもいくぶんか代謝が行われて、体全体で薬の作用を消していますが、特に肝臓は、この働きを専門とする臓器となっています。

初めて肝臓を通った薬は、代謝されたものも、されなかったものも全部、血液の流れに従って心臓に行き、心臓のポンプの働きで体のさまざまな部位に運ばれます。体の循環へ入った薬は、一気にすべて作用するとは限りません。血液中のたんぱく質(主にアルブミン)と結合するものと、しないものに別れ、血液中で結合しているものは、薬としての働きを停止し、結合していないものがフリー体と呼ばれて、作用部位に作用して薬効を現します。

・排泄

薬は血液とともに循環している間、作用点に作用する一方、大便や唾液や汗、あるいは腎臓から排泄されて体外へ出ていきます。この中で排泄の主役は腎臓が担っています。腎臓は1日190リットルもの血液を濾過してキレイにし、99.2%は体に再吸収されますが、このとき、薬の一部もまた再吸収され、再び肝臓や心臓をめぐって排泄されたり、再度また吸収されたりします。一度飲んだ薬はこうして何度も循環を繰り返しながら徐々に排泄されて、姿を消していきます。


 

続いて、薬の作用の仕方についてです。
薬の作用のしかたには、全身作用局所作用があります。

全身作用とは、体の中に吸収された有効成分が、循環血液中に移行して、全身をめぐって作用を現すことです。

局所作用とは、薬を使ったところが、局所的に作用するところとなることで、作用の発現は比較的に速やかです。(目薬や点鼻薬、湿布薬などが局所作用を示す薬です。)

違いは、循環血液中に移行するかしないかです。

内服薬は全身作用、外用薬は局所作用が多いです。

ただし、例外もあります。副作用も、全身作用によるもの、局所作用によるものがあります。

薬が作用する部位に到着するためには、吸収されることが必要です。
消化管吸収① 錠剤、カプセル剤などは吸収の前に崩壊です。有効成分が溶け出します。

多くの錠剤、カプセル剤などの固形剤は、胃で崩壊し、溶け出します。溶け出し方に工夫がなされているものもあります。(腸溶性製剤:腸で溶ける薬)

消化管吸収② 内服薬は、吸収されて全身作用を現します。
消化管吸収③ 吸収の場は主に小腸です。積極的に吸収されないのが一般的です。
消化管粘膜以外の吸収部位は直腸粘膜、口腔粘膜、鼻腔粘膜、目の粘膜、咽頭粘膜などです。

粘膜の下の静脈に有効成分が吸収されて循環血液中に入り、全身にめぐり、全身作用を現す。

皮膚に使用する薬は作用部位まで浸透して作用し、循環血液中に入る量は比較的少ないです。

皮膚から全身への吸収は、肝臓を通らずに、いきなり循環血液中に入ります。吸収量は少ないですが、使用量、使用面積などによって全身性の副作用が現れる可能性があります。

代謝とは、体内で物質が化学的に変化することです。
薬の代謝は、主に肝臓の細胞内の酵素でされます。
薬の排泄は主に腎臓から尿中へ行きます。
乳汁も薬の排泄経路のひとつです。

乳汁中に移行する薬は、代謝を受けていないものが多いので、薬を飲む際は、乳児への影響に注意します。

血液に乗った薬は、目的とする部位の受容体に結合して作用を現します。
薬が作用を現すためには、一定量以上の量が必要です。

器官や組織の薬の量を調べるのは大変なので、血液中の濃度(血中濃度)が目安とされます。最小有効濃度を超えたとき、薬の作用が現れます。

用法、用量を守ってください。守らないと薬の有効性より毒性が強く現れる場合があります。

薬を使用する人の年齢、身体の状態、使用部位などに応じて適切な剤形を選ぶことが大切です。

参考動画がありましたので、ご覧ください。↓↓

https://youtu.be/B_c7PSu5zoA

 

医薬品は、用法・用量を守って正しくご使用ください。

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログでまたお会いしましょう。

 

 

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健康を意識する 花粉症について。

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「花粉症について。」です。

スギ花粉のシーズン到来ですね。私はまだ花粉症ではないのですが、年々花粉症になる人が増えていますので、いつ自分の身に降りかかるかと思うと、不安と恐怖を感じています。

販売の方でも、花粉症関連商品が日に日に沢山売れてきています。お薬の方では、テレビCMもやっているアレグラがうちのお店では一番売れています。

今回は、「花粉症について。」をテーマにお送りいたします。

 

ウィキペディアに詳しくまとめてありましたので、下にご紹介いたします。手抜きで申し訳ございません。

以下、ウィキペディアより一部引用致します。

花粉症(かふんしょう、英: hay fever、pollen allergy、pollen disease、医: pollinosis または pollenosis)とはI型アレルギー(いちがたアレルギー)に分類される疾患の一つ植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされ、発作性反復性のくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの一連の症状が特徴的な症候群のことである。枯草熱(こそうねつ)とも言われる。日本においては北海道の大半と沖縄を除いてスギ花粉が抗原となる場合が多い。

花粉症の症状

一般的症状(一次症状)
主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみとされ、一般に花粉症の4大症状と呼ばれる。耳鼻科領域においては、目のかゆみを除外したものを3大症状と呼んでいる

くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどはアレルギー性鼻炎(鼻アレルギー)の症状であり、花粉の飛散期に一致して症状がおこるため、季節性アレルギー性鼻炎(対:通年性アレルギー性鼻炎)に分類され、その代表的なものとなっている。目のかゆみや流涙などはアレルギー性結膜炎の症状であり、鼻炎同様に季節性アレルギー性結膜炎に分類される。広義には花粉によるアレルギー症状全てを指すこともあるが、一般的には上記のように鼻および目症状を主訴とするものを指す。また、狭義には鼻症状のみを指し、目症状は結膜花粉症(または花粉性結膜炎)、皮膚症状は花粉症皮膚炎または花粉皮膚炎、喘息の症状は花粉喘息、喉の不快感などの症状はアレルギー性咽喉頭炎などと別に呼ぶことがある

二次症状
鼻詰まりによって匂いが分からなくなることがある。それにより口呼吸をするため喉が障害されることも多い。
後鼻漏と呼ばれる喉に流れる鼻汁により喉がイガイガしたり、咳や痰が出る場合もある。
頻度は低いが喘息に似た症状が出ることもあり、すでに喘息患者である場合はその発作が起きることもある。
目の異物感や流涙、目やにが出現する。不適切にコンタクトレンズを使用している場合、巨大乳頭結膜炎などにもなり得る。
耳の奥の痒みが出現する。小児の場合、痒みなどから鼻をいじることが多く、鼻血の原因になることも少なからずある。
副鼻腔炎などが合併することがある。これは風邪と同様に鼻汁が粘度の高いものになり、眉間や目の下など、顔の奥の部分に重い痛みなどを感じることが特徴であるが、そうした症状を感じないこともある。後鼻漏もおきやすい。後鼻漏による鼻水が気道に入ると気管支炎の原因ともなり得る。特に副鼻腔炎は小児に多いといわれる。
頭痛や頭重感、微熱やだるさなどの全身症状を呈する場合もある。ニセアカシアなどの花粉症では症状が比較的重く、これらの症状を示す場合が多い。
口から入った花粉や花粉を含んだ鼻水を飲み込むことにより、下痢・吐き気・腹痛などの消化器症状が出る場合もある。
目の周りや目の下、首筋などによくみられる炎症などの皮膚症状は、花粉症皮膚炎と呼ばれることもある。また、アトピー性皮膚炎の患者は、花粉症の時期にかゆみが増すことも知られている。
花粉の種類と量によっては、まれにアナフィラキシーショックを起こすこともある。
睡眠不足、集中力欠如、イライラ感、食欲不振等も生じてくる。うつなど心理的影響を呈する場合もある。

鑑別症状

感冒(風邪)
花粉症は、水のようなサラサラした鼻水と目のかゆみが特徴的であり、感染症である鼻風邪との鑑別点になる。鼻風邪であれば、一般的には目のかゆみはなく、数日のうちに鼻水は粘性の高いものになり、さらに黄色や緑など色のついたものとなる。また、屋外のほうが花粉が多いため、症状も強くなるという点も風邪との違いである

その他の特徴

症状には個人差がある
患者により、くしゃみや鼻水がひどいタイプと、鼻詰まりがひどいタイプ、どちらもひどいタイプなどに分けられる。症状の程度も個人により異なる。そうした症状のタイプと重症度により、適した治療、薬剤なども異なってくる。目の症状の重症度などによっても治療法は異なる。これらの重症度などはくしゃみの頻度などを記録してスコア化することによって調べることができる。同じ花粉飛散量であっても症状の程度が異なるほか、どの程度の花粉で症状が出るかの敏感さも個人によって異なる。
花粉飛散量と症状は相関しない
花粉飛散量が2倍になったからといって、症状が2倍ひどくなるわけではない。多量の花粉に曝露されると症状も悪化するが、少量であっても連続すると重症化していくのも特徴である。また、一旦最重症化すると、少々の花粉量の変化では症状は変化しなくなる傾向があり、花粉飛散期が終了しても、症状はなかなか改善しない
モーニングアタックを起こすことがある
目覚めのときに強く症状が出ることもあり、俗にモーニングアタックといわれる。就寝中に吸い込んだ花粉が目覚めとともに症状を引き起こしたり、自律神経の切り替えがスムーズにいかないのと、鼻粘膜における高まった過敏性とがあいまって症状が出ると考えられている。緊張すると症状がおさまる、リラックスすると症状が出てくるなども、自律神経のバランスの具合によって説明されている。リラックス時や就寝時には副交感神経が優位となり、その場合に症状が出やすいという。
なお、自律神経の影響を強く受ける、すなわち鼻における自律神経失調症ともいうべき症状は血管運動性鼻炎といい、一般に気温差などにより鼻水が多く出るのが特徴である。雨の日なのに症状がひどい場合、花粉症にこれが合併していると考えることもある。
遅発相と呼ばれる症状もある
6 – 10時間程度遅れて出てくる症状を遅発相という。花粉がないはずの室内で、就寝前などに強い鼻詰まりに悩まされる場合などがこれにあたると考えられている空気清浄機等を使用しても症状の改善がない場合は、遅発相の可能性がある

花粉症の原因植物

花粉症を引き起こす植物は60種以上が報告されている

春先に大量に飛散するスギの花粉が原因であるものが多いが、ヒノキ科、ブタクサ、マツ、イネ科、ヨモギなど他の植物の花粉によるアレルギーを持つ人も多くいる

特にスギ花粉症患者の7 – 8割程度はヒノキ花粉にも反応する。また、「イネ科」と総称されることからもわかるとおり、その花粉症の患者は個別の植物ではなくいくつかのイネ科植物の花粉に反応することが知られている(○○科と総称されるのは光学顕微鏡による肉眼観察では区別がつかないためでもある)。これらは花粉に含まれているアレルゲンがきわめて類似しているため、交差反応を起こしている

花粉症には地域差もあるといわれる。例えばスギの少ない北海道ではスギ花粉症は少なく、イネ科やシラカバ(シラカンバ)による花粉症が多い。中国地方、特に六甲山周辺において、大量に植樹されたオオバヤシャブシによる花粉症が地域の社会問題になったこともある。北陸の稲作が盛んな地域では、他地域よりもハンノキ花粉症が多い。シラカバ、ハンノキ、ヤシャブシ、オバヤシャブシなどは口腔アレルギー症候群をおこしやすい。

アメリカ合衆国ではブタクサ、ヨーロッパではイネ科の花粉症が多い。北欧ではシラカバ等カバノキ科の花粉症が多い

花粉症の原因となる植物は、風に花粉を乗せて飛ばす風媒花が一般的であるが、職業性の花粉症にみられるように、その花粉を大量かつ長期にわたって吸い込んでいれば、どんな植物の花粉でも花粉症になり得ると考えられている。職業性の花粉症は果樹の人工授粉に従事する栽培農家などによくみられるが、華道家が発症した例もある。

なお、セイタカアワダチソウ(セイタカアキノキリンソウ)の俗名がブタクサということもあり、ごく一部で混乱が生じている。実際、過去に花粉症の原因植物と言われたこともあったが、セイタカアワダチソウは虫媒花のため、原則的には花粉は飛ばさない。ただし、大群落を作ることが多く、こぼれた花粉が周辺に飛散してしまうことはある。同じキク科のブタクサやヨモギ等の花粉に対しても交差的に感作が成立することもある。

 

 

花粉量は多い年と少ない年が交互になる傾向があり、花粉量が多い年を「表年」、少ない年を「裏年」という

治療

受診が推奨される診療科
一般的には、花粉症の治療を受ける場合に適した診療科は耳鼻咽喉科であるが、アレルギー増加に伴い、大抵の医師は一定レベルの知識を有している。よって内科などでも充分な治療が受けられることがある。小児の場合は、慣れているという点で小児科の方が良いことがある。同様に妊婦および授乳婦の場合は、産婦人科の方が融通がきくことがある。

 

治療
治療は目的や方法によっていくつかに分けることができる。

対症療法と根治療法
一般に花粉症の各症状を抑えることが目的のものは対症療法と呼び、花粉症そのものの治癒を目指すものは根治療法と呼ぶ。医療機関における各種の薬剤治療(薬物療法)は対症療法であり、確実な根治療法は開発されていない。唯一、減感作療法が根治療法にもっとも近いものといえる。
投与期における分類
症状が出る前から予防的に薬を服用するなどのことを初期治療(療法)または予防、季節前投与と呼び、症状が出てからも比較的コントロールできている状態に維持すること保存的治療または維持療法などと呼ぶことがある。いったん症状がひどくなってしまった場合、その症状を押さえ込む治療を導入療法と呼ぶこともある。医療者側からみた分類といえる。初期治療を受け、花粉が飛散する前から薬の内服などをすると症状が出にくく、出ても軽くすむことは実証されている。スギ花粉症のシーズン前には、飛散開始時期の予測が出されるので、それを目安に2週間程度前に受診し、適切な薬の処方を受けて使用をはじめるとよい。症状がひどくなると炎症を抑えるのが難しくなる傾向があるので、予防ができなかった場合でも、できるだけ軽いうちに受診したほうがよい。
メディカルケアとセルフケア
薬の処方を受けるなど医療機関における治療(メディカルケア)とは別に、患者自身が生活上さまざまなことに気をつけると発症を遅らせることができたり、軽く抑えることができる。こうした患者自身ができる対策をセルフケアと呼ぶ。多くはアレルゲンの回避と除去が目的であり、考え方によってはもっとも重要な治療といえる。薬局・薬店において市販薬(大衆薬)を購入して使用するのはセルフメディケーションというメディカルケアであり、かつセルフケアでもあるといえよう。

セルフケア

抗原の回避と除去
花粉症の症状はアレルゲンと接触したときにのみ現れるので、花粉との接触を断つことがもっとも効果的な対策である。アレルギーの原因にさかのぼって対処するため、原因療法といわれることもある。症状が出てから対策を行うのではなく、症状が出る前から予防的にケアを開始するとより有効である。すなわち自分で行う初期治療である。

アレルゲンとの接触を続けていれば抗体値も上がり、症状もひどくなる。すなわち、薬剤治療により症状を抑えているからといって、なんの対策もしなくてよいということにはならない。患者にとっては、こうしたセルフケアはもっとも基本的なことといえる。

外出時にゴーグルやマスクを着用

室内に花粉を持ち込まない

掃除

空気清浄機や、清浄機能のあるエアコン

加湿器

転地療養

外出時間や窓を開けての掃除をする時間等を考慮
地域により花粉飛散量が多い時間なども異なる。一般に夜間 – 早朝が少ないといわれるが、当てはまらないこともある。晴れて気温が高く、湿度の低い風のある日が花粉が多い。雨の日であれば飛散量は少ないかゼロである。ただし、原因は不明であるが、必ずしも雨のほうが楽だという患者ばかりではない(血管運動性鼻炎が合併しているとの見方もある)。雨の日の翌日に晴れると、2日分の花粉が飛ぶといわれるので要注意である

原因植物自体を排除

その他の対処法
自律神経のバランスのくずれはアレルギー症状を悪化させることがあるため、不規則な生活リズムや、睡眠不足、過労や精神的ストレスを避けることは症状軽減に有効な場合がある。高タンパク・高脂肪の、いわゆる西洋風の食生活との関連も指摘されており、食事内容の見直しも有効な場合がある(和食がよいともいわれる)。
飲酒は血管を広げて鼻水を増やすため避けたほうがよい。
鼻洗浄(鼻うがい)、目の洗浄。いずれも頻回に行うとよくないといわれる。洗浄に用いる生理食塩水は33度程度に温めるとよいとされる。水道水での洗浄は避けたほうがよい(特に鼻洗浄は粘膜上の繊毛が障害されるので禁忌である)。
温かいスチームを吸入する治療法(局所温熱療法)。効果は医学的にも確かめられているが、100%有効であるわけでもなく、その効果も弱い(スコアで1段階の症状の軽減程度)。ただし薬剤を使わないため、妊娠・授乳期の女性には第一選択となる。スチームの温度は43度程度が適するといわれているが、38度でも効果があるという実験がある。1日数回の吸引を繰り返すとよい。器具がない場合、蒸しタオルなどを顔にあてて湯気を吸入するとよい。
目のかゆみに、冷やしたタオルなどをあてる(局所冷罨法)。目の症状が出やすい人はドライアイの人に多いともいわれるので、その対策にも気を使うとよい。原則的にコンタクトレンズは使用禁止である。使う場合はレンズの洗浄を確実に行うか、1日使い捨てタイプの使用が推奨されている。
前述のアレルギー日記等を記録して、自分にとってなにが悪化要因だったのかをつきとめることも有用。薬剤の効果を確かめることにもなり、医師の協力が得られれば、それを治療計画に役立てることもできる。

以上です。

かなり膨大な量だったので、一部割愛させていただきました。全体をご覧になりたい方はリンクから直接ご覧ください。(ウィキペディア:花粉症

 

花粉症関連サイト:

花粉なう

全国花粉情報 花粉いんふぉ

ご参考になれば幸いです。

 

本日は以上です。

有難うございました。

また次回のブログでお会いしましょう。

 

 

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健康を意識する チョコレートについてアレコレ

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは、「チョコレートについてアレコレ」です。

2月14日はバレンタインデーですね。今年は義理チョコもらえるでしょうか?

今回は、チョコレートにまつわる話をウィキペディアから抜粋しましたので、下をご覧ください。(ウィキペディア:チョコレート)

チョコレート(英語: chocolate )は、カカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料とし、これに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めた食品である。略してチョコともいう。ショコラ(フランス語: chocolat)と呼ばれることもある。

近年の工業生産チョコレートでは、カカオマス、砂糖、ココアバター、粉乳といった主要材料以外に、原料コスト削減や加工性を上げる目的で植物性の油脂などを加えたり、加工コスト削減の目的で乳化剤などを加えたり、風味の向上の目的で香料や甘味料などを加えるなど、様々な添加物が配合されることも多い。

チョコレートの呼称

イギリス人が固形のチョコレートを考案するまでは、チョコレートといえば飲み物を意味した。現に、例えば米国では今でも「ホット・チョコレート」と言えば日本で言うところの「ホット・ココア」飲料を意味する。日本国内では、ココア粉末を使用したものをココア、生チョコレートの水分を多くしたものをチョコレートドリンクと称し分ける傾向があるが、これらチョコレート飲料の名称について厳密な定義は今のところない。

製造

チョコレートの製造工程としては、まず原料であるカカオ豆の収穫から始まる。収穫されたカカオ豆は豆を包むパルプとともにバナナの葉でくるむか木箱に入れて数日かけて発酵させ、その後天日で乾燥させたのち工場へと運ばれる。工場のほとんどはカカオの産地である熱帯地方ではなく温帯や冷帯に位置するため、ここで船によって輸送されるのが一般的である。

チョコレートの風味

・ブラックチョコレートまたはビターチョコレート
砂糖や粉乳の配合量が少ないため甘味が少なく、苦味が強いチョコレート。中には砂糖や粉乳を殆ど、もしくは全く含まないカカオ100%のものもある。
・スイートチョコレート
粉乳を含まないチョコレート。
・セミスイートチョコレート
粉乳が若干量配合されたチョコレート。ミルクチョコレートほど乳成分を含んでいないもの。
・ミルクチョコレート
粉乳が配合されたチョコレート。
・ハイミルクチョコレート
粉乳と、若干量の非脂肪カカオ分が配合されたチョコレート。
・ホワイトチョコレート
粉乳が配合され、非脂肪カカオ分が含まれないチョコレート。カカオ分はココアバターのみである。
・チョコレート飲料
チョコレート若しくはカカオ由来の原料(粉末ココアなど)を、乳製品や水と乳化させ、飲料用にしたもの。

性質

固形チョコレートは油分に粉乳や砂糖などの粉末が分散している状態であり、水に不溶である。固形チョコレートを水分と乳化させた物は、ガナッシュ、生チョコレートと呼ばれる。

固形チョコレートは一般的に、熱に弱く溶けやすい。過度に冷却したもの、融解・再結晶化したもの、長期間保存したものなどには白い色がつくことがある。この白い部分をブルームといい、このような現象をブルーミング現象という。ブルームが生じたものを食べても問題はないが、風味や味は落ちる。ファットブルーム(fat bloom)は、チョコレートの油脂成分のうち融点の低い部分が融解して表面に浮出し、再結晶化したものである。シュガーブルーム(sugar bloom)は、冷却時などにチョコレートの表面に水分が付着した際チョコレートの砂糖が水分に溶解し、その水分が蒸発した時に砂糖が析出したものである。

保存は、15℃ – 17℃、湿度50%以下が好ましく、香りを吸収するのを防ぐために他の食べ物から遠ざけたりラップに包むなどする。

質量あたりの熱量が大きく携行が容易であることから、固形チョコレートは軍隊のレーションに同封されたり(アメリカ軍用チョコレートなど)、登山などの際の非常食として携帯されたりする。カロリーの面だけでなく、非常の際に甘味やテオブロミンが心身の安らぎをもたらすという意味合いも大きい。テオブロミンの含有量はカカオ分99%のチョコレート100gあたり1100mg

チョコレートを食べるとニキビができるという迷信があり、経験的にニキビができやすいとする者も多いが、科学的根拠は現在のところない。脂肪分を40%と多く含むこと、カフェイン・チラミン(血管性浮腫誘因物質でアミンの一種)などを含む刺激物であるからということに由来する安易な発想である可能性がある。一方で、チラミンにより血管の収縮が起こり、効果が切れると急激に血管が拡張するため、食べ過ぎると鼻の粘膜が腫れて鼻血が出るという話が存在する。同様のメカニズムで収縮のあとの急激な脳血管の拡張により片頭痛が起こることがある。また、テオブロミンと位置異性体の関係にあるテオフィリンを主成分とした医療用医薬品(キサンチン系気管支拡張薬等)の添付文書には、副作用として「鼻出血」と記載されている。ただし、チョコレートアレルギーによる鼻血はあり得る。カフェインの含有量はカカオ分99%のチョコレート100gあたり120mg。 チョコレートに加えられることが多い食品には食物アレルギーの表示義務があるミルクやピーナッツがあり、これらが原因になっている可能性が考えられる(カカオにはアレルギー表示の義務も推奨も無い)。

イヌやネコ、鳥類などヒト以外のほとんどの動物はチョコレートを食べると中毒を起こす。これは、チョコレートやココアなどに含まれるテオブロミンを代謝できないことが原因で、死に至ることもある。

歴史

紀元前2000年ごろから主に中央アメリカにおいてカカオの栽培が始められ、アメリカ先住民族の間で嗜好品や薬用として珍重され、貨幣として使用する地方もあった。飲み方は、コーンミールやトウガラシを入れることが普通であった。

カカオは1492年にクリストファー・コロンブスによってヨーロッパへと紹介され、やがてアステカ帝国などの中央アメリカ諸王国を滅ぼしてこの地方を支配したスペイン人にも好まれるようになった。そして彼らを通じ、徐々にヨーロッパ大陸にも浸透していった。この過程で、スペイン人はチョコレートの苦味を打ち消すためにトウガラシの代わりに砂糖を入れるようになり、このやり方が他のヨーロッパの国々に伝わる際も引き継がれた。当初、チョコレートは薬として扱われたが、砂糖を入れることによって徐々に嗜好品へと姿を変えていった。17世紀中ごろにはイギリスに到達し、そのころ隆盛したコーヒー・ハウスにおいてもさかんに供された。この時期には、チョコレートはヨーロッパの王侯貴族や富裕層にとって贅沢な飲み物として受け入れられていた。

19世紀にはいるまではチョコレートは飲み物であったが、19世紀に技術革新が次々と起こって現在のチョコレートの形が成立した。まず、1828年にはオランダのコンラッド・ヨハネス・バン・ホーテンがココアパウダーとココアバターを分離する製法を確立し、さらにカカオにアルカリ処理を行うことで苦味を和らげる方法も考案した。1847年にイギリスのジョセフ・フライが固形チョコレートを発明し、1875年にはスイスの薬剤師であるアンリ・ネスレとショコラティエのダニエル・ペーターがミルクチョコレートを開発した。さらに1879年にはスイスのロドルフ・リンツによりコンチェが発明され、ざらざらしていた固形チョコレートが滑らかな口当たりのものへと変化した。上記の発明は「チョコレートの4大技術革命」とも呼ばれ、これらの発明によって固形チョコレートはココアに代わってカカオの利用法のメインとなっていった。

日本が、チョコレートという食べ物を知ったのは、幕末の頃である。1858年にヨーロッパへ派遣された文久遣欧使節がチョコレートの工場を見学している。また、記録は残っていないが、1613年、慶長遣欧使節がヨーロッパに赴いた時期は、チョコレートを飲む習慣がヨーロッパの上流階層に広がっていた時期と重なるため、これに参加していた支倉常長たちが、初めてチョコレートを口にした日本人ではないかという説もある。

チョコレートの規格

カカオ成分
カカオ分は「カカオ脂肪分」(ココアバター)と「非脂肪カカオ分」を合計したものである。カカオ脂肪分は文字通りカカオの脂肪分のみを示し、カカオマス特有の褐色や風味、ポリフェノール、テオブロミン、カフェインなどカカオの主たる薬効成分は非脂肪カカオ分に含有される

原料となるカカオマス自体は苦く、日本では砂糖で甘味をつけたものが普通であったが、カカオに含まれるポリフェノールが注目されるようになり、2000年代に入ってリンツ・チョコレートの「エクセレンス」、明治製菓の「チョコレート効果」(カカオ分86%)などカカオ比率の高い商品が各種発売されるようになった。しかしその味は当然ながらカカオマス・ココアそのものの苦味が非常にきつく(コーヒー豆ペーストを食べている感覚に近い)、従来のチョコレートのような甘い風味は期待できない。特にカカオ99%を使ったチョコの包装紙には但し書きが付くほどである。

なお、ホワイトチョコレートにはほとんどポリフェノールは含まれていないため、健康のためチョコレートを摂るのであればできるだけ「非脂肪カカオ分」が高いものにしたほうがよい

カカオ分の表記のない製品でも、下記(チョコレート製品)に示された種類別名称からある程度判別できる。「準チョコレート」となっているものはカカオ分がかなり低くなっている。特に生産性や耐久性、原料価格などの理由により、駄菓子のチョコレートは多くが「準チョコレート」規格である。ただし「準チョコレート」規格の中には、カカオ脂肪分は少ないが、ココアを使っているため「非脂肪カカオ分」は多いものもある。

チョコレート製品
上記「ミルクチョコレート」「準ミルクチョコレート」の種類別名称は、それぞれ「チョコレート」「準チョコレート」として扱われる。

文化

バレンタインデーにチョコレートを贈る風習は、1868年、イギリスのチョコレート会社キャドバリー社の2代目社長であるリチャード・キャドバリーが美しい絵のついた贈答用のチョコレートボックスを発売したことを由来とする。このボックスはバレンタインデーの贈り物として使われるようになり、他社も追従して次第に広がっていった。しかし、ヨーロッパやアメリカのバレンタインデーは日本とは違い、必ずしもチョコレートを贈るものではない

これに対し日本では、諸説あるものの1958年ごろにはじまったとされ、1970年代には「女性から男性にチョコレートを贈る日」としてバレンタインデーが定着した。バレンタインデーにチョコレートを贈るようになったことをきっかけにして、日本チョコレート・ココア協会が2月14日を「チョコレートの日」として制定し、1970年代に定着した

また、1875年にはキャドバリー社はチョコレートでできたイースター・エッグを発売し、これも定着してチョコ・イースターエッグはイースターには欠かせないものとなった。

以上です。

チョコレートは歴史がかなり古いんですね。紀元前2000年ごろからですから、今からざっと4000年前くらいから人々の暮らしの中にあったんですね。しかも最初は薬として使われていたそうですね。

さらに、固形のチョコレートは1847年に発明されるまでは、存在しなかったので、固形のチョコレートの歴史は、ざっと170年ほどですね。意外と歴史が浅いんですね。

朝起きて、チョコレートを食べるといいと聞いたことがあったんですが、それは、カフェインが入っているからだったんですね。

意外なことに、人以外の動物にはチョコレートは有害なんですね。犬や猫に誤って食べさせないように注意が必要です。

チョコレートは、登山の時などの非常食にも用いられますね。高カロリーで小分けにして携帯でき、テオプロミンの成分でリラックス効果があるからですね。

参考:遭難1週間を救った 「チョコ」が非常食に最適な3つの理由https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/212037/1

 

チョコレートとココアの違いがわからなかったので、さらに調べてみました。

【チョコレートとココアの違い】原料は同じ「カカオ豆」:http://tg-uchi.jp/topics/4302

大きな違いは、「カカオマス」から、「ココアバター」を取り出した残りが「ココア」になり、
取り出した「ココアバター」を「カカオマス」に砂糖などと一緒に更に加えたものが、「チョコレート」となる。という事でした。チョコレートは「カカオマス」に入っている「ココアバター」にさらに「ココアバター」を加えるので、脂肪分は高くなるんですね。

たまに、無性にチョコレートが食べたくなる時がありますが、どちらかといえば糖分を欲している時でした。今回、色々勉強できたので、健康を意識して、朝の起き抜けに食べたり、寒さに耐えるためにホットココアを飲んだりと上手く生活の中に取り入れたいですね。

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 

 

 

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健康を意識する 加齢臭についてアレコレ

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「加齢臭についてアレコレ」です。

季節がらか、こもったニオイのする方がチラホラいらっしゃいますね。秋になった頃から気になり出しました。自分のニオイも含め、毎日かなり気になります。

性格的に体臭が気になってしまうので、今回、加齢臭について調べてみました。

そしたら、結構色々なことがわかりました。

「スメルハラスメント」、略して「スメハラ」なんて言葉もあるんですね。

それでは、加齢臭について、ウィキペディアの内容からご覧ください。

加齢臭(かれいしゅう)は、主に中年以降の男女にみられる特有の体臭の俗称。30代 – 40代の男性にみられる独自の体臭は、いわゆる加齢臭の主成分ノネナールとは異なることが発見されたため、機能性香料のメーカーにより区別しておやじ臭などと呼ばれる場合がある。皮膚ガスを構成する成分の一つである。

2001年4月、”Journal of Investigative Dermatology”誌に資生堂リサーチセンター研究員の土師信一郎らにより、高齢者の体臭の原因の一つが2-ノネナール(C9H16O)であることが発表された。「加齢臭」という言葉は、土師らにより「加齢により体臭も変化する」という概念を示す言葉として命名された。

この体臭成分は青臭さと脂臭さを併せ持つ。加齢臭は男性のみの症状との誤解も多いが、元々は臭いや体臭に敏感な女性向け商品開発の研究のために発見された物質の一つである。男性は主に40歳代以降、女性では主に閉経後に増加傾向が見られる。加齢とともに増加しノネナール発生の原因となる物質の一つは、9-ヘキサデセン酸である。9-ヘキサデセン酸には臭いはないが、分解されるとノネナールを生成するため、分解した9-ヘキサデセン酸は、蝋燭(ろうそく)・チーズ・古本のような臭いがする。2-ノネナールはアルデヒド類であるため、アルコールから生成されたアルデヒドも2-ノネナールの原料となっている。喫煙者の場合、非喫煙者に比べて悪臭が強くなる傾向があるが、このメカニズムについてはまだ解明されていない。ノネナールの抑制には、ノネナールの基質となるアルコールフェノール類、アルデヒド類、脂肪酸を減少させることが重要である。9-ヘキサデセン酸の分解の抑制 には酸化還元剤と抗菌剤が有効である。加齢臭自体は身体を清潔に保つことに加え、機能性香料またはミョウバン溶液である程度抑えることができる。

2008年11月 ライオンが男性特有の体臭について消臭剤の研究目的で20代後半から30代の特有のニオイについて研究を行い、2-ノネナール臭とは異なる、ペラルゴン酸(C9H18O2) を原因とする加齢に伴う臭いがあることを発見し発表した。この物質は主に30代から増加するという結果報告もあり、今後のさらなる研究が待たれる。

2013年11月、マンダムが30代から40代の男性の悪臭の原因として、ノネナールやペラルゴン酸とは異なる物質を特定し発表した。40歳を中心とした男性の頭部周辺からはジアセチルという成分が多く生成され、20代の男性に比べ不快な強い脂臭を発しているとのこと。ジアセチルは酢の120倍にもなる強い臭気だという。

一般的に男性は汗や皮脂などの老廃物の分泌が女性に比べて多く、体臭もそれに伴い強いものとなる。加齢臭に於いても男性ホルモンが皮脂腺の発達を促し、皮脂が大量に分泌されるため強い悪臭を放つようになる。

以上です。

基本的に加齢臭は男女問わずあることがわかりました。

最初は、資生堂の研究発表で「加齢臭」という言葉が生まれたんですね。

続いて、ライオンとマンダムの研究発表によって、ノネナール・ペラルゴン酸・ジアセチルがニオイの原因物質だということがわかりました。

さらに、下をご覧ください。

男性体臭のメカニズムと対処方法

ニオイの元となるのは、主に体から分泌される汗と皮脂、そして皮膚上の常在細菌です。
皮膚には2種類の汗(エクリン汗・アポクリン汗)と2種類の皮脂(皮脂腺から出る皮脂・角質層の中にある脂質)があり、それぞれが「ニオイの材料」となります。実は汗や皮脂は分泌された直後には臭いません。
しかし、時間が経つにつれて汗が皮脂と混ざり合い、さらにその汗や皮脂を細菌が代謝・分解したり、空気中の酸素による酸化によってニオイ物質が発生するのです。

体から発生するニオイは、大きく「汗臭(ワキ臭)」「ミドル脂臭」「加齢臭」3種類あります。それぞれのニオイは、年代によって強さのピークが違います。また、それぞれニオイの原因や発生部位が異なるため、ニオイの種類ごとに効果的な対策をとる必要があります。

若い頃は新陳代謝が活発で汗をよくかくため、いわゆる「汗臭(ワキ臭)」が発生し、20代をピークにニオイ強度は徐々に下がっていきます。次に、30代半ばを過ぎたころから、自分自身あるいは周囲も含め、「ニオイが変化した」と感じる人が多くなります。実際、年齢とともに体臭は変化するのですが、今までは30代半ば以降の体臭はすべて「加齢臭」だと思われてきました。しかし、2013年11月、マンダムの研究により30代半ばから発生するニオイが、加齢臭とは異なる第三のニオイ「ミドル脂臭」であることが解明されました「ミドル脂臭」は40代をピークにニオイ強度は徐々に下がっていきますそして50代半ば以降になると「加齢臭」が発生し、「汗臭(ワキ臭)」「ミドル脂臭」の発生は減少していきます。ここで注意していただきたいのが、30代半ば~50代半ばのミドル男性のニオイです。この年代になると「汗臭(ワキ臭)」「ミドル脂臭」「加齢臭」の3臭が混在し、生涯最も体臭要素の多い年代になります。

10代半ばから30代半ばまでは主にワキから発生する「汗臭(ワキ臭)」がメインです。次に、30代半ばから50代半ばは、後頭部から発生する「ミドル脂臭」がメインですが、まだ「汗臭(ワキ臭)」にも注意が必要です。さらに50代半ば以降になると、胸や背中から発生する「加齢臭」がメインになり、「汗臭(ワキ臭)」や「ミドル脂臭」は減っていきます。 このように体臭は、年代によって「ニオイの種類」や「発生部位」が変化していくため、年代ごとに適切なケアが必要になるのです。

http://m-age.jp/smell/base/においの基礎知識 男性体臭のメカニズムと対処方法

以上から、

男性の、10代半ばから30代半ばまでは主にワキからのニオイ、30代半ばから50代半ばは、後頭部から発生する「ミドル脂臭」がメイン、さらに、50代半ば以降になると、胸や背中から発生する「加齢臭」がメインになることが分かりました。

続いて女性はどうでしょうか?

女性の場合、女性ホルモンの低下と同時に体臭が変わることがあるんです。また、更年期を境に体臭が強くなりやすくなる

女性ホルモンにはニオイを抑える働きがある。そして女性ホルモンはだいたい40代ごろから減っていき、逆に更年期を境に、男性ホルモンが70~80代ごろまで増え続ける。さらに、女性ホルモンが減ると、活性酸素が増え、皮脂が酸化し、加齢臭のもとであるノネナールが発生。「ですので、女性にも加齢臭があるだけでなく、男性は年々減っていくのに女性は年を重ねても加齢臭がする

主に後頭部から首の後ろに発生するのが「ミドル脂臭」。男性特有のニオイだと思われがちだが、実は女性も発していて、たとえるなら廃油のようなニオイ。だいたい30~40代半ばで強さのピークを迎える。「ジアセチルという原因物質が、強い不快なニオイの源。汗に含まれる乳酸がジアセチルを作ります。乳酸を少なくするには、血行をよくすることがカギとなります」

対策1 働く汗腺を増やす

「汗とは本来、無臭で皮膚の雑菌や垢などが反応してニオってしまうんです。しかし汗腺の機能が低下すると、汗の濃度が高くなり、重炭酸イオンや尿素などが含まれる“ニオう汗”となります」。汗腺の機能を高めるには入浴がいちばん

対策2 食事でカラダの内側から改善

皮膚の出口が詰まると、汗腺の中にある皮脂腺で活性酸素が発生し、過酸化皮膚の発生の原因となる。これは皮脂を酸化させ、脂肪酸やアルデヒドのような体臭成分を生む。「皮膚の酸化を抑える抗酸化作用のある食物は、ビタミンC(イチゴ、ゆず)、ビタミンE(うなぎ、アーモンド)、カテキン(緑茶)、ポリフェノール(赤ワイン)、イソフラボン(豆乳)などが有効です」

疲労臭を抑える食材

疲労臭は、肝臓の機能低下により発生するので、肝機能を高めるためには、オルニチンやクエン酸を含む食材をとると軽減につながる。オルニチンはしじみ、クエン酸は梅干しやレモンお酢などに多く含まれる。「食事と同時に、疲れやストレスをためこまず、適度な睡眠、飲酒を心がけてください」

http://www.jprime.jp/articles/-/4529加齢臭より強烈!30~40代半ば女性のミドル脂臭は「廃油のニオイ」
週刊女性5月26日号2015/5/17

 

さらに、ニオイが出やすくなる生活習慣は以下の通りです。

こんな習慣をしていたら要注意!クサイ女になるための努力をしているようなものです。心当たりはありませんか?

・肉類や揚げ物など脂っぽい料理が好き
・野菜をあまり食べない
・スナック菓子を頻繁に食べる
・アルコールは毎晩飲む
・喫煙の習慣がある
・生活リズムが整っていない
・睡眠不足
・ほぼ運動しない
・便秘がち
・ストレスが多い

http://www.ci-labo.jp/default/313/美肌総合研究所 女性のための体臭&加齢臭改善マニュアル

以上です。

まとめとして、
男女問わず、だいたい30~40代半ばからカラダがニオイやすくなってきます。そのため、入浴でしっかりシャンプーして、頭皮の皮脂ケアを行ったり、殺菌成分の入ったもので洗い流して、カラダを清潔に保ったり、制汗剤や消臭成分のあるもので、普段のケアを行ったりしつつ、抗酸化作用のある食品を取り入れて、皮膚の酸化を抑えるのがいいですね。

あなたは大丈夫でしたか?

私も、スメハラしないように気をつけて、頑張っていきます。

本日は以上です。

有難うございました。

また、次回のブログでお会いしましょう。

 

 

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