健康を意識する 加齢臭についてアレコレ

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「加齢臭についてアレコレ」です。

季節がらか、こもったニオイのする方がチラホラいらっしゃいますね。秋になった頃から気になり出しました。自分のニオイも含め、毎日かなり気になります。

性格的に体臭が気になってしまうので、今回、加齢臭について調べてみました。

そしたら、結構色々なことがわかりました。

「スメルハラスメント」、略して「スメハラ」なんて言葉もあるんですね。

それでは、加齢臭について、ウィキペディアの内容からご覧ください。

加齢臭(かれいしゅう)は、主に中年以降の男女にみられる特有の体臭の俗称。30代 – 40代の男性にみられる独自の体臭は、いわゆる加齢臭の主成分ノネナールとは異なることが発見されたため、機能性香料のメーカーにより区別しておやじ臭などと呼ばれる場合がある。皮膚ガスを構成する成分の一つである。

2001年4月、”Journal of Investigative Dermatology”誌に資生堂リサーチセンター研究員の土師信一郎らにより、高齢者の体臭の原因の一つが2-ノネナール(C9H16O)であることが発表された。「加齢臭」という言葉は、土師らにより「加齢により体臭も変化する」という概念を示す言葉として命名された。

この体臭成分は青臭さと脂臭さを併せ持つ。加齢臭は男性のみの症状との誤解も多いが、元々は臭いや体臭に敏感な女性向け商品開発の研究のために発見された物質の一つである。男性は主に40歳代以降、女性では主に閉経後に増加傾向が見られる。加齢とともに増加しノネナール発生の原因となる物質の一つは、9-ヘキサデセン酸である。9-ヘキサデセン酸には臭いはないが、分解されるとノネナールを生成するため、分解した9-ヘキサデセン酸は、蝋燭(ろうそく)・チーズ・古本のような臭いがする。2-ノネナールはアルデヒド類であるため、アルコールから生成されたアルデヒドも2-ノネナールの原料となっている。喫煙者の場合、非喫煙者に比べて悪臭が強くなる傾向があるが、このメカニズムについてはまだ解明されていない。ノネナールの抑制には、ノネナールの基質となるアルコールフェノール類、アルデヒド類、脂肪酸を減少させることが重要である。9-ヘキサデセン酸の分解の抑制 には酸化還元剤と抗菌剤が有効である。加齢臭自体は身体を清潔に保つことに加え、機能性香料またはミョウバン溶液である程度抑えることができる。

2008年11月 ライオンが男性特有の体臭について消臭剤の研究目的で20代後半から30代の特有のニオイについて研究を行い、2-ノネナール臭とは異なる、ペラルゴン酸(C9H18O2) を原因とする加齢に伴う臭いがあることを発見し発表した。この物質は主に30代から増加するという結果報告もあり、今後のさらなる研究が待たれる。

2013年11月、マンダムが30代から40代の男性の悪臭の原因として、ノネナールやペラルゴン酸とは異なる物質を特定し発表した。40歳を中心とした男性の頭部周辺からはジアセチルという成分が多く生成され、20代の男性に比べ不快な強い脂臭を発しているとのこと。ジアセチルは酢の120倍にもなる強い臭気だという。

一般的に男性は汗や皮脂などの老廃物の分泌が女性に比べて多く、体臭もそれに伴い強いものとなる。加齢臭に於いても男性ホルモンが皮脂腺の発達を促し、皮脂が大量に分泌されるため強い悪臭を放つようになる。

以上です。

基本的に加齢臭は男女問わずあることがわかりました。

最初は、資生堂の研究発表で「加齢臭」という言葉が生まれたんですね。

続いて、ライオンとマンダムの研究発表によって、ノネナール・ペラルゴン酸・ジアセチルがニオイの原因物質だということがわかりました。

さらに、下をご覧ください。

男性体臭のメカニズムと対処方法

ニオイの元となるのは、主に体から分泌される汗と皮脂、そして皮膚上の常在細菌です。
皮膚には2種類の汗(エクリン汗・アポクリン汗)と2種類の皮脂(皮脂腺から出る皮脂・角質層の中にある脂質)があり、それぞれが「ニオイの材料」となります。実は汗や皮脂は分泌された直後には臭いません。
しかし、時間が経つにつれて汗が皮脂と混ざり合い、さらにその汗や皮脂を細菌が代謝・分解したり、空気中の酸素による酸化によってニオイ物質が発生するのです。

体から発生するニオイは、大きく「汗臭(ワキ臭)」「ミドル脂臭」「加齢臭」3種類あります。それぞれのニオイは、年代によって強さのピークが違います。また、それぞれニオイの原因や発生部位が異なるため、ニオイの種類ごとに効果的な対策をとる必要があります。

若い頃は新陳代謝が活発で汗をよくかくため、いわゆる「汗臭(ワキ臭)」が発生し、20代をピークにニオイ強度は徐々に下がっていきます。次に、30代半ばを過ぎたころから、自分自身あるいは周囲も含め、「ニオイが変化した」と感じる人が多くなります。実際、年齢とともに体臭は変化するのですが、今までは30代半ば以降の体臭はすべて「加齢臭」だと思われてきました。しかし、2013年11月、マンダムの研究により30代半ばから発生するニオイが、加齢臭とは異なる第三のニオイ「ミドル脂臭」であることが解明されました「ミドル脂臭」は40代をピークにニオイ強度は徐々に下がっていきますそして50代半ば以降になると「加齢臭」が発生し、「汗臭(ワキ臭)」「ミドル脂臭」の発生は減少していきます。ここで注意していただきたいのが、30代半ば~50代半ばのミドル男性のニオイです。この年代になると「汗臭(ワキ臭)」「ミドル脂臭」「加齢臭」の3臭が混在し、生涯最も体臭要素の多い年代になります。

10代半ばから30代半ばまでは主にワキから発生する「汗臭(ワキ臭)」がメインです。次に、30代半ばから50代半ばは、後頭部から発生する「ミドル脂臭」がメインですが、まだ「汗臭(ワキ臭)」にも注意が必要です。さらに50代半ば以降になると、胸や背中から発生する「加齢臭」がメインになり、「汗臭(ワキ臭)」や「ミドル脂臭」は減っていきます。 このように体臭は、年代によって「ニオイの種類」や「発生部位」が変化していくため、年代ごとに適切なケアが必要になるのです。

http://m-age.jp/smell/base/においの基礎知識 男性体臭のメカニズムと対処方法

以上から、

男性の、10代半ばから30代半ばまでは主にワキからのニオイ、30代半ばから50代半ばは、後頭部から発生する「ミドル脂臭」がメイン、さらに、50代半ば以降になると、胸や背中から発生する「加齢臭」がメインになることが分かりました。

続いて女性はどうでしょうか?

女性の場合、女性ホルモンの低下と同時に体臭が変わることがあるんです。また、更年期を境に体臭が強くなりやすくなる

女性ホルモンにはニオイを抑える働きがある。そして女性ホルモンはだいたい40代ごろから減っていき、逆に更年期を境に、男性ホルモンが70~80代ごろまで増え続ける。さらに、女性ホルモンが減ると、活性酸素が増え、皮脂が酸化し、加齢臭のもとであるノネナールが発生。「ですので、女性にも加齢臭があるだけでなく、男性は年々減っていくのに女性は年を重ねても加齢臭がする

主に後頭部から首の後ろに発生するのが「ミドル脂臭」。男性特有のニオイだと思われがちだが、実は女性も発していて、たとえるなら廃油のようなニオイ。だいたい30~40代半ばで強さのピークを迎える。「ジアセチルという原因物質が、強い不快なニオイの源。汗に含まれる乳酸がジアセチルを作ります。乳酸を少なくするには、血行をよくすることがカギとなります」

対策1 働く汗腺を増やす

「汗とは本来、無臭で皮膚の雑菌や垢などが反応してニオってしまうんです。しかし汗腺の機能が低下すると、汗の濃度が高くなり、重炭酸イオンや尿素などが含まれる“ニオう汗”となります」。汗腺の機能を高めるには入浴がいちばん

対策2 食事でカラダの内側から改善

皮膚の出口が詰まると、汗腺の中にある皮脂腺で活性酸素が発生し、過酸化皮膚の発生の原因となる。これは皮脂を酸化させ、脂肪酸やアルデヒドのような体臭成分を生む。「皮膚の酸化を抑える抗酸化作用のある食物は、ビタミンC(イチゴ、ゆず)、ビタミンE(うなぎ、アーモンド)、カテキン(緑茶)、ポリフェノール(赤ワイン)、イソフラボン(豆乳)などが有効です」

疲労臭を抑える食材

疲労臭は、肝臓の機能低下により発生するので、肝機能を高めるためには、オルニチンやクエン酸を含む食材をとると軽減につながる。オルニチンはしじみ、クエン酸は梅干しやレモンお酢などに多く含まれる。「食事と同時に、疲れやストレスをためこまず、適度な睡眠、飲酒を心がけてください」

http://www.jprime.jp/articles/-/4529加齢臭より強烈!30~40代半ば女性のミドル脂臭は「廃油のニオイ」
週刊女性5月26日号2015/5/17

 

さらに、ニオイが出やすくなる生活習慣は以下の通りです。

こんな習慣をしていたら要注意!クサイ女になるための努力をしているようなものです。心当たりはありませんか?

・肉類や揚げ物など脂っぽい料理が好き
・野菜をあまり食べない
・スナック菓子を頻繁に食べる
・アルコールは毎晩飲む
・喫煙の習慣がある
・生活リズムが整っていない
・睡眠不足
・ほぼ運動しない
・便秘がち
・ストレスが多い

http://www.ci-labo.jp/default/313/美肌総合研究所 女性のための体臭&加齢臭改善マニュアル

以上です。

まとめとして、
男女問わず、だいたい30~40代半ばからカラダがニオイやすくなってきます。そのため、入浴でしっかりシャンプーして、頭皮の皮脂ケアを行ったり、殺菌成分の入ったもので洗い流して、カラダを清潔に保ったり、制汗剤や消臭成分のあるもので、普段のケアを行ったりしつつ、抗酸化作用のある食品を取り入れて、皮膚の酸化を抑えるのがいいですね。

あなたは大丈夫でしたか?

私も、スメハラしないように気をつけて、頑張っていきます。

本日は以上です。

有難うございました。

また、次回のブログでお会いしましょう。

 

 

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