こんにちは。
サッチー先生です。
本日のテーマは「風邪について。」です。
実は、昨晩急に体が寒くなってコタツに入ってひとり震えていたのですが、翌朝起きてみたら、どうやら風邪を引いてしまったようでした。発熱が若干あり、喉に違和感があって少し咳と痰が出ます。
ということで、今回は、風邪についておおくりいたします。
風邪は、医学的にはかぜ症候群と言われており、単一の疾患ではなく、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、痰などの呼吸器症状と、発熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感などの全身症状が、さまざまに組み合わさって現れる病気です。
主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こるさまざまな症状の総称で、通常は数日~1週間程度で自然に治ってしまいます。
原因のほとんどはウイルスの感染によるものですが、その他に、細菌の感染や、まれに冷気や乾燥、アレルギーのような非感染性の要因による場合もあります。原因となるウイルスは、200種類を超えると言われています。そのため、季節や時期などによって原因となるウイルスの種類は異なりますが、いずれも上気道の粘膜から感染し、それらの部位に急性の炎症を引き起こします。
風邪とよく似た症状が出る病気に注意しましょう。
例えば、ぜんそく、アレルギー性鼻炎、リウマチ熱、関節リウマチ、肺炎、肺結核、髄膜炎、急性肝炎、尿路感染症などがあります。
急激な発熱や、症状が4日以上続いたり、悪化する場合は風邪ではない可能性が高いので注意が必要です。
俗に、「お腹にくるかぜ」は、消化器にウイルスが感染したことによる、ウイルス性胃腸炎ですので、風邪とは違います。発熱、頭痛に嘔吐や下痢の症状が現れます。
風邪とインフルエンザの違いは?
インフルエンザ(流行性感冒)はインフルエンザウイルスによる感染症のことで、感染力が強く、重症になりやすいため、注意が必要です。風邪とは区別して対応しましょう。
風邪の治療について
風邪は体の免疫の力によって、ウイルスが排除されて、自然に治ります。基本は安静にすること、休養をとること、栄養・水分を十分に摂ることです。
かぜ薬の働きは症状をやわらげ、体力の消耗などを防ぐことです(対症療法)。ウイルスに対しては作用しません。
かぜ薬は総合感冒薬とも呼ばれ、解熱鎮痛成分、鎮咳去痰成分、鼻水を抑える成分などを幅広く配合しています。
症状が特定なものの時は、かぜ薬以外で対応できます。
熱のみなら⇒解熱鎮痛薬、咳のみなら⇒鎮咳去痰薬。鼻水のみなら⇒鼻炎用内服液などです。
症状抑えるものとして不要な成分が配合されているお薬を選ぶと、無意味に副作用のリスクを負うこととなるので注意してください。
参考サイト(ウィキペディア:風邪)
ココカラファインさんの参考動画↓↓
https://youtu.be/myeYXs2cwyc
ご参考になれば幸いです。
最近、食生活や生活リズムが乱れがちなので、しっかりと栄養を摂って休養をとることにします。あなたも健康管理を意識してお過ごしください。
本日は以上です。
有難うございました。
次回のブログでまたお会いしましょう。
参考文献:登録販売者試験 受験対策共通テキスト(下巻)