一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 目標を考える6つの視点

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは、「P.F.ドラッカー 目標を考える6つの視点」です。

自分の会社の事業は何か?顧客が本当は何に喜んでいるのか?を知らなければ、自分の会社の本当の価値は分かりません。「顧客は誰か?」「われわれの事業は何か?」「将来のわれわれの事業は何か?」「そもそもわれわれの事業はどうあるべきか?」を常に問い続けてください。
何が自分の会社の本質であるかが見えてきたら、次に、「事業の目標」を明確にしましょう。達成すべき目標があるからこそ、計画が立ち、会社は活動できるのです。

 

「われわれの事業は何か。何になるか。何であるべきか」を考え目標を検討するのは、知識を得るためではなく、行動するためである。

「マネジメント エッセンシャル版」

事業のあるべき姿を実現するために、何を、どのように、どの程度行えばいいのか、を示すのが事業の目標です。事業の目標は、下した意思決定やそれにともなって行った事業活動が有効かどうかを評価する判断基準になります。

だからこそ、目標はより具体的なほうが望ましく、具体的であれば迷いなく前に進むことができるようになります。

ドラッカーは、目標設定する際の基本的な視点を6つ挙げています。
それは、①マーケティング、②イノベーション、③経営資源、④生産性、⑤社会的責任、⑥費用としての利益、の6つです。

 

 

いずれも重要なのは、「儲けたい」「コストを抑えたい」といった動機から数値を設定しようとしてはならない点です。例えば、「売上を前年より10%伸ばす」といった慣例的ともいえる目標設定には、必然性がほとんどありません。

ドラッカーが口を酸っぱくして繰り返すように、事業の目標も、あくまで「顧客の満足につながるか?」「そのために知恵を絞って努力をしているか?」という発想から設定し、組織化していく必要があります。

ただし、目標設定は6つをバラバラに行っても絵に描いた餅で終わってしまいます。1.いままでの利益を投資すれば実現できそうか? 2.近い将来の目標と遠い将来の目標の整合性に無理はないか? 3.優先的に取り組むべき目標はどれか?というバランスを考えながら目標を考える必要があります。

すべてを実行できる組織は存在しません。ですが、6つの目標を少しずつ進めようとするのが一番まずいです。

こうして目標が立ったら、あとは行動あるのみです。達成までの期限を決めてください。そしてスケジュールを逆算して計画を立てれば、「今するべきこと」が見えてきます。

実行に移さない目標は、目標とは呼びません。それはただの夢と呼ばれるのです。

 

目標を立てるのは「行動する」ためです。
ヒト、モノ、カネ、時間を集中させるために優先順位を考えましょう。

 

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 

参考文献:別冊宝島1710号 まんがと図解でわかるドラッカー

 

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