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こんにちは。
サッチー先生です。
本日のテーマは「P.F.ドラッカー 今の時代にふさわしいリーダー像とは?」です。
この4月から新社会人が入ってきたことに応じて、社会人2年目・3年目を迎えて新しく先輩になった方、リーダーになった方がいらっしゃるかと思います。
今回は、そんな方に、ドラッカーが提唱するリーダー像をご紹介いたします。
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今の時代にふさわしいリーダー像とは何でしょうか?
人徳で部下に慕われるだけでは、いまや会社・組織は立ちゆかなくなっています。
今の時代に必要なのは、チェンジ・リーダーなのです。
変化はコントロールできない。できることは、その先頭にたつことだけである
「明日を支配するもの」より
今の時代、生き残れるのは、変化の先頭に立ち、変化をチャンスとして利用できる存在しかありません。
そうした存在を、ドラッカーは、チェンジ・リーダーと呼びます。
チェンジ・リーダーの条件は、
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捨てられること
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カイゼンを続けられること
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成功を常に追求すること
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イノベーションを率いること
の4つです。
1.は、成果の上がらないものや、利益貢献できなくなったものへの投資をやめることです。「仕事を捨てる勇気を持つ」と言い換えることもできます。
例えば、「このサービスの寿命はあと数年」と言われるようになったら、それはもう捨てるタイミングです。過去の成功にしがみついてはいけません。
次に2.について、
カイゼンを続けることは、日本の産業のお家芸ともいえるものです。
チェンジ・リーダーは時代の変化に合わせて、商品やサービス、工程など、あらゆる場面で継続的なカイゼンを続けなければなりません。
もちろん、数値目標を掲げてカイゼンを続けることです。
リーダーは、つい、組織の問題点を見つけてそこを直す、という意識にとらわれがちですが、ドラッカーは、それと同時に、成功体験を分析することも重要だと言います。
それが、3.の成功を常に追求することです。
例えば、社内や部署内で、問題点だけでなく、成功体験のレビュー(論評)を共有化(シェア)します。定例会議などでは、成果が上がらない分野が議題になることが多いですが、それと同じくらいの時間をかけて、成功事例について情報を共有化するのです。
これにより、成功をつかむチャンスはグワッと会社全体に広がっていきます。
4.のイノベーションについては、今日注目され、必要とされている活動です。
1、2、3の条件を兼ね備えた人物は、自然とイノベーションを起こすことができます。
イノベーションとは、新しい価値を生み出すことです。
ただ流行りのものに手を出すこと、おもしろいだけのものはイノベーションではありません。
イノベーションとは、意識的、組織的に変化を探すことであり、既存の商品やサービスであっても、新たな価値創出につながるものはイノベーションといえるのです。
変化をチャンスと見なすことができる。
この姿勢を当たり前にしていきましょう。
変化をチャンスと見なす「チェンジ・リーダー」こそが、明日を変えることができる。
本日は以上です。
有難うございました。
次回のブログで、またお会いしましょう。
参考文献:別冊宝島1710号 まんがと図解でわかるドラッカー
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