できる店長になろう! 店長のマネジメント

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「できる店長になろう! 店長のマネジメント」です。

間が空いてしまいましたが、
「あなたのお店を知ること!」
ということを以前ご紹介しました。

 

前回の記事はこちら→→できる店長になろう! あなたのお店を知ること!

 

今回は、できる店長のマネジメントについてご紹介いたします。

 


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マネジメントとは何か?

店長がなすべきマネジメントとは、経営管理のことを指しています。
店長は、合理的に店舗の運営を行って、
店舗の機能をどんどん強化していかねばなりません。
そのためには、
部下の能力の最大化を目指して、力を引き出しつつ、
今持っている経営資源を最大限に活用して、
与えられた目的や目標を達成しなければなりません。

 

ちなみに、ドラッカーによると

マネジメントとは、事業に命を与えるダイナミックな存在である。

彼らのリーダーシップなくしては、生産資源は資源にとどまり、生産はなされない。

「チェンジ・リーダーの条件」より

と述べられていますが、
マネジメントについては様々な記述があります。
例えば、
マネジメントを、組織が成果を実現させるための存在と言ったり、
組織に成果を実現させるための機能や機関と言ったりしています。
要するに、
マネジメントとは、目的を果たすための手段のことです。

 

言い換えれば、

店長のマネジメントとは、お店という組織の成果を出すための手段のことです。

例えばそれが、売上だったり、利益だったり、顧客満足だったり、地域貢献だったりといった、成果を出すための手段のことです。

 

そして、店長として、お店の成果を出すためには、
店舗運営全体として、
どんな戦略でいくか?
どんな考えの下に進めるか?
スタッフをどう導くか?
具体的に何をするか?
といった様々な取り組みの管理が必要になるため、

 

マネジメントとは、経営管理であると結論付けられます。

 


仕事のマネジメントと労働のマネジメント

ドラッカーは、「仕事」と「労働」を、明確に分けています。
「仕事」をwork「労働」をworkingと使い分けているのです。
「仕事」は、人が働くことで生まれた結果のことを指しています。
そして、
「労働」は、人が働くという活動そのもののことを指しています。
言葉の定義づけになるので、
ここでは、その結果自体、働く活動自体についての良し悪しは含まれていません。
ですので、良い成果を出すために
仕事のマネジメントと労働のマネジメントの2つに分けた考えが必要になります。

 

すなわち、
できる店長になるには、
「いかに成果が出る仕組みを作るか?」
という仕事のマネジメントと、
「いかにやる気をださせるか?」
という労働のマネジメントの2つを両立をさせることが求められるのです。

 

ご参考になれば幸いです。

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 


参考文献:店長のためのやさしい〈ドラッカー講座〉

著者:結城義晴

発行所:株式会社イースト・プレス

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一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 「目標による経営」で個人の積極性を引き出す

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは、「P.F.ドラッカー 「目標による経営」で個人の積極性を引き出す」です。

 

会社で一人ひとりが果たすべき貢献はいろいろありますが、すべては共通の目標に向かっていなければなりません。
その方向づけがマネジャー(manager)である管理職の仕事です。

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目標管理の最大の利点は、自らの仕事ぶりをマネジメントできるようになることにある。自己管理は強い動機づけをもたらす。・・・最善を尽くす願望を起こさせる。

「マネジメント エッセンシャル版」より

マネジャー、つまり管理職の仕事は、働く人たちを1つの方向に向かわせること。
しかし、しばしば誤ったやり方がとられる場合があります。
ドラッカーはその代表例として、次の4つを挙げています。

 

  1. 組織を機能で細かく分けること。こうすると、専門分野でのスキル向上自体が一人ひとりの目標になってしまう。
  2. 上下関係を厳しくし過ぎて「上の言うことを聞く」ことが過度に意識されてしまうこと。
  3. 現場と管理職の思惑のズレによって、両者の価値観や関心事が大きく異なること。
  4. 報酬の多寡によって間違った行動を評価し、助長してしまうこと。

 

こうしたやり方をとると、一見すると、組織がまとまっているように見えても、成果が出ない単なる人の集まりになってしまいます。

 

2番目はいわゆる忖度ですかね。

 

では、「適切な」方向づけのために必要なことは何なのか?

それが、ドラッカーが自らのマネジメント体系で最も重要視する「目標による経営」です。


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上位部署の目標に基づいて自分の部署の目標を明確に設定し、それに貢献できるよう部下の仕事を導くのです。

 

目標には売り上げの伸び、コスト率の削減、新しい仕事の立ち上げ、後継者の育成、社会貢献など様々なタイプがあります。
どんなものでも部署の目標が明確になると、「自分はそのために何ができるのか?」を考えられるようになります。

目標による経営の最大のメリットは、経営管理者も自分の目標を自分で考えて立てられる、という点です。

自己の働きをいかに貢献につなげるか?という意識で主体的に仕事を見直すことができるのです。(経営管理者の管理)

 

こうした意識の変化は、部下にも期待できます。

 

目標を与えることで、達成のために自分の仕事を自分で管理し、最善を尽くす工夫が生まれやすくなります。
目標による経営は、個々に考えながら働く意識を呼び起こします。

 

社長から現場の主任まで、部下を持つなら知っておきたいポイントです。

 

私も4月から新たな部下と一緒に店舗をまわしていきます。部署の目標をもとに、目標を明確にして、最善を尽くしていきたいと思います。

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 

参考文献:別冊宝島1710号 まんがと図解でわかるドラッカー


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一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 成果を引き寄せる戦略計画!

こんにちは。ヤマサッチーです。

目標を設定した後、達成するために何をするべきか?を考える必要があります。
やるべきことを仕事に落とし込み、行動に移し、成果とするための”作戦”が戦略計画です。

本日は「P.F.ドラッカー 成果を引き寄せる戦略計画!」についてです。

未来を得るにはいま意思決定をしなければならない。いま行動し、リスクを冒さなければならない。必要なものは、長期計画ではなく戦略計画である。

「マネジメント エッセンシャル版」

いまどのように行動するべきか?その意思決定に必要なものを戦略計画といいます。

ドラッカーは戦略計画を以下のように考察しています。

①戦略計画とは、手法ではなく、分析や判断をともなう思考である。

②戦略計画とは、どのようになりたいかを考え、どんな手段をとっていくかを考えることである。

③戦略計画で「将来どうするか」は決められない。未来は予測できないからだ、だが見えない将来に対し「今日何をするべきか」は、分析をもとに決断できる。

④戦略計画とは、本質的にリスクをともなう。経済活動とは、手元の資源を不確かな未来の利益に賭けることだからだ。つまり、戦略計画の目的は、現在と将来を同時に経営することである。

そして、ドラッカーは戦略計画を次のように定義しました。

つまり、

1.リスクをともなう意思決定を行い、
2.その実行のために体系的な組織活動を行い、
3.その活動の結果を期待した成果と比較すること。です。
この連続したプロセスこそが戦略計画なのです。

1.で重要なことは、「どんな仕事をするか?」を決めると同時に、「どの仕事をしないか?」を決めることです。

後者の決定の際は、いままで手がけてきた様々な活動、商品、工程、仕事について一旦白紙に戻し、「いまから実行するか?しないか?」を考えなければなりません。

そして、答えがノーならば、どうすれば早くストップができるかを考える必要があります。

2.は、チームや人に具体的な仕事を割り当てる事です。つまり、将来の成果をねらう活動に適切に資源を割り当てる事なのです。

3.は、意思決定によってとったリスクより、成果が上回っているか?目標を達成しているか?なぜその結果になったか?を検証することです。

仕事を割り当てられた人に責任を持たせることでもあります。

戦略計画とは、ツールではない。
より大きなリスクをとって
成果を出すための思考や判断である。

以上です。

有難うございました。

次のブログも読んでくださいね。

参考文献:別冊宝島1710号 まんがと図解でわかるドラッカー