一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 仕事の生産性を高める考え方のコツ!

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.F.ドラッカー 仕事の生産性を高める考え方のコツ!」です。

今回は、「仕事が生産的に行われること」から、必要なものについて見ていただきます。

 

生産性を高めるには、成果すなわち仕事からのアプトプットを中心に考えなければならない。技能や知識など仕事へのインプットからスタートしてはならない。

「マネジメント エッセンス版」

 

仕事の生産性は、ヒト(人的資源)、モノ(物的資源)、カネ(資金)、時間の4つによって支えられています。
生産性を向上させるには、これら4つの配分を常に検証しなければなりません。

中でも難しいのは、人の管理です。

前にも述べたように、人の管理には、「仕事」と「労働」という2つの側面があり、それぞれの特質を考慮しながら導いていく必要があるからです。

ここでは、「仕事」の体制を見直して生産性を向上させることを考えてみましょう。

仕事とは労働の結果なので、「仕事の生産性」は、常に、成果すなわち仕事のアウトプットを基準に考えてみる必要があります。

その際、ドラッカーは、①分析、②最も生産的な工程の組み立て、③工程を管理する仕組みづくり、④適切なツールの提供、といった4つの切り口を挙げています。

その結果、インプットよりアウトプットが大きく上回れば、「生産性が高い仕事」と評価できるわけです。

 

 

ただし、こうして仕事環境をつくり循環させる(=マネジメントする)とき、ドラッカーは、人間を肯定的にとらえるべきだと強調します。

「人は愚かで、さぼりたがるものだ」という前提から出発する経営は(ありがちですが)、結局のところ、高い生産性には結びつきません。

仕事における人間関係は、経営側が相手を尊重することから始めなければならない、と言っています。

かと言って、尊重し、信頼して、機会さえ与えられれば、人は誰でも成果をあげようとして働くかというと、そうとも限りません。

 

そこで、有効な方法として、ドラッカーは、組織的に責任を分担することを提案します。

 

例えば、組織の様々な階層で、トップの意思決定が何を意味するかを考えて、一人ひとりが責任を分担します。

そうして現場には現場の責任を負わせます。

そうすることにより、それぞれが自分の仕事を速く、正確に行う意欲が高まるのです。

 

仕事を生産的にするには、
一人ひとりを尊重することから始めて、
責任を分担すること!です。

 

これが各人のやる気を引き出し、生産性を高めるのです。

 

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 

参考文献:別冊宝島1710号 まんがと図解でわかるドラッカー

 

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一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 仕事と労働の違いを意識し人を動かす!

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.F.ドラッカー 仕事と労働の違いを意識し人を動かす!」です。

ちょっと耳が痛い話ですが、ドラッカーは、経営者や管理職は、生産的な仕事を通じて、働く人たちに成果をあげさせなくてはならない。と述べています。
言い方を変えるなら、生産性とやりがいの両立です。
それには「仕事」と「労働」の違いを知る必要があります。

 

働く者が満足しても、仕事が生産的に行わなければ失敗である。逆に仕事が生産的に行われても、人が生き生きと働かなければ失敗である。

「マネジメント エッセンシャル版」

 

ドラッカーは「仕事」と「労働」を分けてとらえています。
まず、仕事とは、人が働くことで生まれた結果(アウトプット)のことです。

人の働きが同じでも、しくみが異なれば仕事の生産性は変わります。

したがって、成果を伸ばしたいという際、仕事の改善という側面からアプローチするなら、論理的、分析的に工程を見直し、効率化することが重要になります。

一方、働くこと(労働)とは、人の活動そのものです。

 

上手に導いていくには、次のような特性を熟知しなければなりません。

①働くスピード、リズム、持続力は人によって異なります。そのため、同じ仕事(結果)をめざす労働でも、人によりやり方が多様になります。
②人は働くことで何かを成し遂げようとします。つまり、労働とは、自己実現の手段であるといえます。
③働くことでその人の社会的における役割や位置づけを決めます。労働は、社会との絆をつくります。
④労働は生計を支えると同時に社会の経済活動の基盤となります。
⑤組織で労働を行う場合、必ず上下関係、権力関係が生まれます。
部下や社員の意欲を引き出すには、このような労働の本質を知ることが重要です。

 

仕事とはアウトプット(結果)労働とはインプット(過程)であるとも考えられます。
ちなみに、ドラッカーは、両者をwork(仕事)working(労働)で使い分けています。

仕事は生産的に行われたほうがいいし、人はいきいきと意欲的に働けたほうが幸せです。

しかし、2つの両立は案外難しいです。

生産的だが人間的ではない職場や、みんな元気に働いているが生産性は低い職場。どちらもそう珍しくはありません。

「仕事」と「労働」の両立こそが、事業の生産性を高める経営のポイントです。

 

働く者のやる気を引き出し
生産性の高い仕事をさせることが
経営者や管理職の課題です!

 

 

日本のGDPが案外低い原因がこれによって分かってくるかもしれません。

違いを知り、よく考えてマネジメントしましょう。

 

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 

参考文献:別冊宝島1710号 まんがと図解でわかるドラッカー

 

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一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 成果を引き寄せる戦略計画!

こんにちは。ヤマサッチーです。

目標を設定した後、達成するために何をするべきか?を考える必要があります。
やるべきことを仕事に落とし込み、行動に移し、成果とするための”作戦”が戦略計画です。

本日は「P.F.ドラッカー 成果を引き寄せる戦略計画!」についてです。

未来を得るにはいま意思決定をしなければならない。いま行動し、リスクを冒さなければならない。必要なものは、長期計画ではなく戦略計画である。

「マネジメント エッセンシャル版」

いまどのように行動するべきか?その意思決定に必要なものを戦略計画といいます。

ドラッカーは戦略計画を以下のように考察しています。

①戦略計画とは、手法ではなく、分析や判断をともなう思考である。

②戦略計画とは、どのようになりたいかを考え、どんな手段をとっていくかを考えることである。

③戦略計画で「将来どうするか」は決められない。未来は予測できないからだ、だが見えない将来に対し「今日何をするべきか」は、分析をもとに決断できる。

④戦略計画とは、本質的にリスクをともなう。経済活動とは、手元の資源を不確かな未来の利益に賭けることだからだ。つまり、戦略計画の目的は、現在と将来を同時に経営することである。

そして、ドラッカーは戦略計画を次のように定義しました。

つまり、

1.リスクをともなう意思決定を行い、
2.その実行のために体系的な組織活動を行い、
3.その活動の結果を期待した成果と比較すること。です。
この連続したプロセスこそが戦略計画なのです。

1.で重要なことは、「どんな仕事をするか?」を決めると同時に、「どの仕事をしないか?」を決めることです。

後者の決定の際は、いままで手がけてきた様々な活動、商品、工程、仕事について一旦白紙に戻し、「いまから実行するか?しないか?」を考えなければなりません。

そして、答えがノーならば、どうすれば早くストップができるかを考える必要があります。

2.は、チームや人に具体的な仕事を割り当てる事です。つまり、将来の成果をねらう活動に適切に資源を割り当てる事なのです。

3.は、意思決定によってとったリスクより、成果が上回っているか?目標を達成しているか?なぜその結果になったか?を検証することです。

仕事を割り当てられた人に責任を持たせることでもあります。

戦略計画とは、ツールではない。
より大きなリスクをとって
成果を出すための思考や判断である。

以上です。

有難うございました。

次のブログも読んでくださいね。

参考文献:別冊宝島1710号 まんがと図解でわかるドラッカー

一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 目標を考える6つの視点

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは、「P.F.ドラッカー 目標を考える6つの視点」です。

自分の会社の事業は何か?顧客が本当は何に喜んでいるのか?を知らなければ、自分の会社の本当の価値は分かりません。「顧客は誰か?」「われわれの事業は何か?」「将来のわれわれの事業は何か?」「そもそもわれわれの事業はどうあるべきか?」を常に問い続けてください。
何が自分の会社の本質であるかが見えてきたら、次に、「事業の目標」を明確にしましょう。達成すべき目標があるからこそ、計画が立ち、会社は活動できるのです。

 

「われわれの事業は何か。何になるか。何であるべきか」を考え目標を検討するのは、知識を得るためではなく、行動するためである。

「マネジメント エッセンシャル版」

事業のあるべき姿を実現するために、何を、どのように、どの程度行えばいいのか、を示すのが事業の目標です。事業の目標は、下した意思決定やそれにともなって行った事業活動が有効かどうかを評価する判断基準になります。

だからこそ、目標はより具体的なほうが望ましく、具体的であれば迷いなく前に進むことができるようになります。

ドラッカーは、目標設定する際の基本的な視点を6つ挙げています。
それは、①マーケティング、②イノベーション、③経営資源、④生産性、⑤社会的責任、⑥費用としての利益、の6つです。

 

 

いずれも重要なのは、「儲けたい」「コストを抑えたい」といった動機から数値を設定しようとしてはならない点です。例えば、「売上を前年より10%伸ばす」といった慣例的ともいえる目標設定には、必然性がほとんどありません。

ドラッカーが口を酸っぱくして繰り返すように、事業の目標も、あくまで「顧客の満足につながるか?」「そのために知恵を絞って努力をしているか?」という発想から設定し、組織化していく必要があります。

ただし、目標設定は6つをバラバラに行っても絵に描いた餅で終わってしまいます。1.いままでの利益を投資すれば実現できそうか? 2.近い将来の目標と遠い将来の目標の整合性に無理はないか? 3.優先的に取り組むべき目標はどれか?というバランスを考えながら目標を考える必要があります。

すべてを実行できる組織は存在しません。ですが、6つの目標を少しずつ進めようとするのが一番まずいです。

こうして目標が立ったら、あとは行動あるのみです。達成までの期限を決めてください。そしてスケジュールを逆算して計画を立てれば、「今するべきこと」が見えてきます。

実行に移さない目標は、目標とは呼びません。それはただの夢と呼ばれるのです。

 

目標を立てるのは「行動する」ためです。
ヒト、モノ、カネ、時間を集中させるために優先順位を考えましょう。

 

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 

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一流の仕事を成す P.F.ドラッカー カギはマーケティングとイノベーション!

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.F.ドラッカー カギはマーケティングとイノベーション!」です。

前回の、顧客の創造に必要な要素として、ドラッカーはマーケティングとイノベーションの2つが必要だと述べています。

 

企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。それがマーケティングとイノベーションである。

「マネジメント エッセンシャル版」

 

かつてモノが足りなかった時代には、マーケティングとは、工場が生産したものを「販売すること」にすぎませんでした。販売とは、まず商品があり、それが売れる市場を探すという発想です。

これに対して、真のマーケティングは、「顧客は何が買いたいのか?」を問うことからスタートします。

まず、顧客の現状や価値観を理解したうえで潜在的なニーズを見極めます。そして、そのニーズにぴったりな商品を提供することで、買いたいと思わせて、自然と売れるようにするのです。

マーケティングの理想は、販売(売り込み)を不要にする(無くす)ことにあります。

 

マーケティングによって、すでにあるニーズを満足させるだけでは、やがて飽きられ時代遅れになります。そこで、必要なのが「イノベーション」です。

イノベーションとは、新しい価値を創造することで顧客を作り出す活動のことです。

その結果として、よりよい商品、より多くの便利さ、より大きな満足が顧客にもたらされます。

一般的に、イノベーションは技術面の革新による新たな価値の創造ととらえられがちですが、それだけではありません。例えば、既存商品の新しい用途を見つけることもイノベーションです。

(ダブルクリップの活用法は大変参考になります↓↓)

 

ただし、マーケティングとイノベーションを行っても生産性が悪ければ、利益が出せず会社は存続できません。そこで生産性の向上が必要になります。

つまり、最小の資源で大きな成果をあげる工夫が必要です。そのためには、ヒト、モノ、カネ、という資源を有効に活用しなければなりません。

それと同時に、知識や時間、生産手段や生産の仕組みなど、成果に結びつく様々な要素をあやつる必要があります。

 

結論として、
「顧客の創造」に必要なのは、生産性の向上をともなった、マーケティングとイノベーションの2つが必要なのです。

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 

参考文献:別冊宝島1710号 まんがと図解でわかるドラッカー

 

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