一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 顧客を創造する!

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.F.ドラッカー 顧客を創造する!」です。

 

ドラッカーの有名な言葉の一つなので、あなたも聞いたことがあるかと思いますが、

 

企業の目的の定義は一つしかない。それは、顧客を創造することである。

「マネジメント エッセンシャル版」

とドラッカーは述べています。

 

成果のあがる経営を考えるには、「会社とは何か?」を考えてみる必要があります。簡単なようで難しいこの問題を今回は考えてみましょう。

 

一般的に、「会社とは何か?」と聞かれた場合、「利益を得るための組織」であると答えるのが普通です。

しかし、ドラッカーはこの答えは、間違っているだけでなく的外れだと述べています。

そもそも会社とは、社会を構成する組織の一種で、社会や個人から必要とされるので存在し続けています。つまり、組織は自分自身のために存在するのではなく、社会や個人のニーズに応えるために存在すると言えるのです。決して、営利(金儲け)が目的ではないのです。

今でこそ多くの会社が、お客様のために、社会のためにと、顧客や社会への貢献を企業活動の目的として掲げています。

しかし未だに、不当に高額な商品を高齢者に売りつけたり、原材料や産地、製造日を偽ったりと、利益の追求だけを目的とした悪しきビジネスはなくなってはいません。そういった会社が社会的、あるいは法的な制裁を受けているのは、利益が会社のすべてではないからです。

利益が優先だと「われわれの事業は何か?」が見えてきません。

ただし、利益がいらないというわけではありません。もちろん、会社にとっては非常に重要で、利益がなければ、会社は活動ができません。

 

当然ながら、いくら優れた商品・製品・サービスがあっても、消費者が買ってくれなければビジネスは成立しません。

では、自社の商品を買ってくれる顧客をもち続けるにはいったいどうしたらよいのでしょうか?

ドラッカーは、すでにあるニーズを満足させるための商品、あるいはニーズそのものを生み出すような商品を提供することで、顧客に満足を与え続けることだ。と述べています。(iPadが欲しいと人々が思うようになったのは、発売されてからです。)
これが、「顧客の創造」です。
社会を構成する一組織である会社は、社会や個人のニーズを満たすために存在しています。社会や個人のニーズを満たし続ける=顧客を創造することが、会社の最も重要な存在意義なのです。

今一度、立ち止まって、自身の会社や経営に置き換えて考えてみましょう。

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。


参考文献:別冊宝島1710号 まんがと図解でわかるドラッカー

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一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 重要なことに集中する!(後編)

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.F.ドラッカー 重要なことに集中する!(後編)」です。

今回は、成果を上げるための五つの習慣の一つ、「重要なことに集中する」(後編)をおおくりします。

 

 自らが成果をあげ、組織が成果をあげることを望む者はあらゆる活動を常時点検する。これはいまも価値があるかを問う。答えがノーであるならば、真に意味のある活動に集中するために、それらのものを捨てる。

「経営者の条件」

看護師の仕事は患者の世話である。しかしあらゆる調査が示しているように、彼らは患者の世話に関係のない書類仕事に時間の四分の三をとられている。デパートの店員の仕事の分析でも、時間の半分以上が客の満足という本来の仕事とは関係のない仕事にとられている。少なくとも半分は、客ではなくコンピュータに仕えるための書類仕事にとられている。技術者の仕事の分析でも、時間の半分は、本来の仕事に関係のない会議への出席や報告書の推敲にとられている。

それらの雑用は、本来の仕事の生産性を破壊するだけでなく、仕事への動機づけと誇りを台無しにする。

「ポスト資本主義社会」

この仕事は、本来の仕事に必要か、本来の仕事に役立つか、本来の仕事をやりやすくするかを常に問う必要がある。答えがノーならば、そのような手続きや活動は、仕事ではなく雑事にすぎない。

「ポスト資本主義社会」

新しいことを始めるときは、必ず何かを捨ててからにしましょう。いつもやっている仕事がいまも価値があるのか?必要なことなのか?を問うことによって、捨てるべき仕事を見極めないといけません。

 

明日のための生産的な仕事は、それらに使える時間の量を上回って存在する。加えて明日のための機会は、それらに取り組める有能な人材の数を上回って存在する。もちろん問題や混乱は十分すぎるほど多い。したがって、どの仕事が重要であり、どの仕事が重要でないかの決定が必要である

「経営者の条件」

優先順位を決めることによって、よき意図が成果をあげる目標へ、洞察が行動へと具体化する。優先順位の決定はマネジメントの視点と真摯さを物語る。優先順位が基本的な戦略と行動を規定する。

「創造する経営者」

何がなされるべきかについては、三つ以上のことを考えてはならない。三つのことを同時にできる者はいない。できるのは同時に一つか二つである。一つよりも二つのほうがよいかもしれない。単調にならずにすむ。その二つを片付けたら、次の二つを考える。前回第三位の候補だったものを自動的に繰り上げてはならない。そのときには、もう古くなっている。

「ピーター・ドラッカー、リーダーシップを語る」

常に優先順位を考えて、いま最も重要な仕事は何か?を問うて、重要な仕事に集中しましょう。

 

状況に流されて優先順位を決めると、トップの仕事はまったくなされなくなる。トップの仕事とは、昨日に由来する危機を解決することではなく、今日と違う明日をつくり出すことであり、それゆえ後回しにしようと思えばできる仕事だからである。状況の圧力は、常に昨日を優先する。

状況の圧力に支配されるトップは、トップ以外の誰にもできないもう一つの仕事、すなわち組織の外部に注意を払うという仕事をないがしろにしてしまう。その結果、唯一の現実であり、唯一の成果の場である外部の世界の感触を失うことになる。なぜならば、状況の圧力は常に内部を優先するからである。

「経営者の条件」

成し遂げたいことをメモしておく、九ヶ月後、実際の結果と照合する。こうして自らの強みと弱みが明らかになる。取り組むことが妥当だったかどうかも明らかになる。実行は得意だが、往々にして間違った問題に取り組む人が大勢いる。そのような人は、たいしたことのない仕事を立派に成し遂げたりしている。そうして細かなことに実績をあげている。

「ピーター・ドラッカー、リーダーシップを語る」

組織のトップとは組織の囚人である。出社すれば大勢の人がやって来て、何かを求める。ドアを閉めても無駄である。押し入ってくる。そのときは外へ出ることである。どこか秘密の場所が必要である。そこで一人で考えなければならない。何がなされるべきかを考える。

「ピーター・ドラッカー、リーダーシップを語る」

状況に流されず、常に昨日よりも明日を優先して、どこか秘密の場所で、何がなされるべきかを一人で考えねばなりません。そこで、明日を作り出すための活動を明確にするのです。

 

集中できる者があまりに少ないのは、劣後順位の決定、すなわち取り組むべきでない仕事の決定と、その決定の順守が至難だからである。延期が断念を意味することは誰もが知っており、延期した計画を後日取り上げることほど好ましからざるものはないからである。後日取り上げても、もはやタイミングは狂っている。タイミングはあらゆるものの成功にとって最も重要な要因である。

「経営者の条件」

誰でも優先順位を決めるのはそれほど難しくない。難しいのは劣後順位の決定、なすべきでないことの決定である。延期は放棄を意味する。一度延期したものを復活させることは失敗である。このことが劣後順位の決定をためらわせる。

「創造する経営者」

劣後順位の決定とは、手がけてはいけないものを、あらかじめ決めておくことを意味しています。できればリスト化しておきましょう。

いま劣後順位の一位は何か?劣後順位も常に考えましょう。

劣後順位は、優先順位同様、状況によって変化します。定期的に見直す習慣をつけましょう。

 

優先順位の決定には、いくつかの重要な原則がある。第一に、過去ではなく未来を選ぶ。第二に、問題ではなく機会に焦点を合わせる。第三に、横並びではなく独自性をもつ。第四に、無難で容易なものではなく変革をもたらすものを選ぶ。挑戦の大きなものではなく容易に成功しそうなものを選ぶようでは、大きな成果はあげられない。膨大な注釈の集まりは生み出すだろうが、自らの名を冠した物理の法則や新たなコンセプトは生み出せない。

「経営者の条件」

問題ではなく、機会に集中して取り組むことが必要である。問題を放っておけというわけではない。しかし問題の処理は、いかにそれが重大なものであっても、成果をもたらすことはない。損害を防ぐだけである。成果は機会から生まれる。

「経営者の条件」

優先順位は四つの原則にしたがって決定することをルール化してください。問題ではなく機会を選んで、変革をもたらすものを選びましょう。

 

まとめです。

成果をあげる秘訣は集中です。したがって、何が最も重要であるかを決めなければなりません。時間の不足という現実に対処する方法はこれしかありません。成果を上げるには、重要なことを一つ一つ片付けていくしかないのです。
優先順位を決めてそれに従うには、役立たなくなったものを捨てなければなりません。そのためには劣後順位(手がけてはいけないものの順位)を決めなければなりません。
状況の変化に応じて、優先順位と劣後順位を変えていきます。状況に流されて優先順位を決めるならば、重大な機会は失われ、本来なされるべき仕事は一向になされないことになるでしょう。

 

本日は以上です。

前後編でお送りいたしました。

有難うございました。

次回のブログでまたお会いしましょう。

 

 

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一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 重要なことに集中する!(前編)

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.F.ドラッカー 重要なことに集中する!(前編)」です。

今回は、成果を上げるための五つの習慣の一つ、「重要なことに集中する」を取り上げていきます。

 

成果をあげるための秘訣を一つ挙げるならば、それは集中である。成果をあげる者は最も重要なことから始め、しかも一度に一つのことしか行わない。

自らの強みを生かそうとすれば、その強みを重要な機会に集中する必要を痛感する。事実、それ以外に成果をあげる方法はない。これこそ困難な仕事をいくつも行う者の秘訣である。彼らは一度に一つの仕事をする。その結果、ほかの者よりも少ない時間ですむ。成果をあげられない者のほうがはるかに働いている。

「経営者の条件」

GEのジャック・ウェルチは、GEにとっての優先課題を決めたあと、自らが得意とするものはそのうちのどれかを考えた。そしてその課題に集中した。残ったものはトップマネジメントの他のメンバーに任せた。成果をあげるには、自らが得意とするものに集中しなければならない。トップマネジメントが成果をあげれば組織が成果をあげ、トップマネジメントが成果をあげられなければ組織も成果をあげられないからである。

「経営者の条件」(序章)

ナポレオンは、計画どおりに事が進んで戦いに勝つことなどありえないと言った。その彼が、あらゆる戦いにおいて、歴史上例のない緻密さで実行計画をつくっていた。実行計画がなければ、すべてが成り行き任せになる。途中で実行計画をチェックすることがなければ、成り行きのなかで意味のあるものとないものを見分けることすらできない。

「経営者の条件」(序章)

やらなければならないことが多すぎる結果、成果が上げられないでいるこの状況を打破するためには、常に最も重要なことを最初に行うような癖をつけて、その一つに集中することが必要不可欠です。一つに集中することで、結果的に多くのことを短時間で終わらせることができると述べられています。

 

集中における第一の原則は、生産的でなくなった過去のものを捨てることである。そのためには自らの仕事と部下の仕事を定期的に見直し、まだ行っていなかったとして、いまこれに手をつけるかを問うことである。答えが無条件のイエスでないかぎり、やめるか大幅に縮小すべきである。もはや生産的でなくなった過去のもののために資源を投じてはならない。第一級の資源、とくに人材という稀少な資源を昨日の活動から引き揚げ、明日の機会に充てなければならない。

「経営者の条件」

体系的かつ意識的に廃棄を行わない限り、組織は次から次へと仕事に追われる。行っていてはならないことや、もはや行うべきでないことに最高の資源を浪費することになる。

「未来への決断」

やるべきことが多い状況では、一つ一つに集中して仕事を終わらせたとしても、すべてをやり終えるには、膨大な時間がかかります。しかも、何かをやるたびに新たに解決しなければならない仕事が増えてきます。そのため、定期的に仕事を捨てることも重要です。いらなくなったものを判断し、選別し、捨てていけば、重要な仕事だけが残っていき、集中する事柄が限られてきます。そうすると自然と生産性があがり、成果が出やすくなるのは明らかです。

 

チェンジリーダーたるためには、すでに行っていることを体系的に廃棄しなければならない。第一に、製品、サービス、プロセス、市場の寿命がまだ数年はあると言われている状況では廃棄が正しい行動である。第二に、償却ずみを理由として維持されている状況では廃棄が正しい行動である。第三に、これから成功させるべき製品、サービス、市場を邪魔するようになった状況では廃棄が正しい行動である。

「明日を支配するもの」

イノベーションはもちろん、新しいものはすべて予期せぬ困難にぶつかる。そのとき実証ずみの能力のある人材のリーダーシップを必要とする。優れた人材が昨日に縛りつけられていたのでは、彼らを活躍させることはできない。

「明日を支配するもの」

陳腐化というものがあります。今までのままで、次第に価値を生み出さなくなってきたものです。そういったものは廃棄する候補になります。古いものを捨て、新しいものを生み出さねば、事業の存続はありえません。

 

「イノベーション」とは、継続的な改善と革新のことです。
既存のノウハウ・商品・顧客ニーズ・市場など、すでに存在するものを改善し、まったく新しい商品価値などを生み出すことです。

 

廃棄とは、あらゆる種類の組織が自らの健康を維持するために行っていることである。いかなる有機体であっても老廃物を排泄しないものはない。さもなければ自家中毒を起こす。既存のものの廃棄は、企業がイノベーションを行うようになるうえで絶対必要なことである。

翌朝自分が絞首刑に処されるという知らせほど人の心を集中させるものはないとは、かのサミュエル・ジョンソン博士の言葉である。同様に、製品やサービスが近いうちに廃棄されることを知ることほど関係者の心をイノベーションに集中させるものはない。

「明日を支配するもの」

定期的に仕事を捨てること、これを常識化するためには、組織のシステムに取り込むのが一番です。廃棄を検討するための会議を開いてみることが、好例として書籍のなかで取り上げられています。

 

前編は以上です。

有難うございました。

後編はまた次回です。

次回のブログでお会いしましょう。

 

 

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一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 時間をマネジメントする!?(後編)

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.F.ドラッカー 時間をマネジメントする!?(後編)」です。

前回に引き続き、今回も、成果をあげる五つの習慣で取り上げられていた一つ、「時間をマネジメントする」を取り上げます。

 

時間をマネジメントするためには、時間を無駄にしないシステム作りが必要です。

 

人の時間を無駄にしていることがある。簡単にわかる徴候はなくとも、それを発見するための簡単な方法はある。聞けばよい。私はあなたの時間を無駄にさせるようなことをしていないか、と定期的に聞けばよい。答えを恐れずこう聞けることが、成果をあげる者の条件である。

「経営者の条件」

自分の時間ばかりでなく、人の時間を気にすることも必要です。組織として成果をだすためには、自分だけでなく、自分以外の人の時間を無駄にしないように努めなければ、大きな成果は望めませんし、組織に貢献しているとは言えません。

 

時間の浪費にはシステムの欠陥や先見性の欠如からくるものがある。その徴候は周期的に繰り返される混乱である。二度起こった混乱を三度起こしてはならない。繰り返し起こる混乱は予知することができる。したがって、予防するか、機械的な仕事にルーティン化しなければならない。

ルーティン化とは、有能な人が経験から学んだことを体系的かつ段階的なプロセスにまとめることである。

「経営者の条件」より

組織構造が優れているからといって優れた業績がもたらされるわけではない。憲法が優れているからといって偉大な大統領がもたらされるわけではなく、法律が優れているからといって道徳的な社会がもたらされるわけではない。だが組織構造が間違えば、マネジメントがいかに有能であっても、優れた業績はもたらされない。

「現代の経営」より

予期しない失敗は回避できませんが、一度起きた失敗と同じ失敗を二度と繰り返さないようなシステムを構築することは出来ます。混乱を生むことが事前に分かっているならば、それを回避し、再発を防ぐための対策を講じることで、無駄を省くことができます。

 

さらに、人と人がぶつからないような組織のスリム化や目的が曖昧な会議をなくすことも、時間を無駄にしないシステムの構築には必要です。

 

最後に、

変化と継続の調和のためには、情報に対する不断の取り組みが不可欠である。信頼の欠如や不足ほど継続性を損ない、関係を傷つけるものはない。したがって、あらゆる組織が、何を誰に知らせるべきかを考えることを当然としなければならない。このことは、情報化の進展により、協力して働くべきものたちが常に隣り合って働くとはかぎらなくなっていく状況の下にあって、ますます重要になっていく。

「明日を支配するもの」より

情報の伝達に何か漏れはないか?何か遅れはないか?を確認し、あらゆることについて情報の入手を容易にしておくことも時間の節約には必要です。

 

 

以上二回に渡って「時間をマネジメントする」をご紹介してきました。

 

まずは、自分の時間の使い方を把握し、整理してください。不要な仕事は捨てて、任せられる仕事は他の人に任せましょう。
次に、時間を無駄にしないシステムを作るために、自分のまわりの人の時間を無駄にしていないか把握し、組織として無駄を生まないような構造になっているかを確認してください。
そうすることによって、成果をあげるための土台である時間のマネジメントができるようになることでしょう。

 

本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。


参考文献:プロフェッショナルの原点 著者:P.F.ドラッカー、ジョゼフ・A・マチャレロ

発行所:ダイヤモンド社


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一流の仕事を成す P.F.ドラッカー 時間をマネジメントする!?(前編)

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「P.F.ドラッカー 時間をマネジメントする!?(前編)」です。

前回、ピーター・F・ドラッカーの概念の一つ、知識労働者をご紹介いたしました。
今回は、成果をあげる五つの習慣で取り上げられていた一つ、「時間をマネジメントする」を取り上げてみます。

 

 

組織に働く者は、自分ではコントロールできない大きな四つの現実に囲まれている。いずれも、組織に組み込まれ、日常の仕事に組み込まれている。それらのものと共生するしか、彼らには選択の余地はない。しかも、四つの現実のいずれもが、仕事の成果をあげることを妨げようとする。

第一に、時間がすべて人にとられる。

第二に、雑事に囲まれる。

第三に、組織の他の人に自らの貢献を利用してもらわなければ成果はあがらない。

第四に、組織の内側にいるために、ゆがんだレンズを通して外部を見ている。

「経営者の条件」より

環境が邪魔をする。

状況が困難にする。

あなたが成果に集中することを邪魔しているものは何か?をはっきりさせて、それらのものを除去するべきです。そして、常に努力し成果に集中し続けなければ、仕事の成果はあがらないのです。

 

時間は特異な資源である。主要な資源のうち、資金は豊富にある。人材も雇うことができる。ところが時間は、借りたり、雇ったり、買ったりして増やすことができない。時間の供給は硬直的である。需要があっても供給は増えない。簡単に消滅し蓄積することもできない。永久に過ぎ去り、決して戻らない。こうして時間は常に不足する。

「経営者の条件」より

記憶に頼って、時間の配分を書き出してください。

次に、実際に使われた時間を記録をして比較してください。

時間が制約であることを意識して毎日を送ってください。

 

成果を上げる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。次に、時間をマネジメントすべく、自らの時間に対する非生産的な要求を退ける。最後に、そうして得られた時間を大きくまとめる。したがって、時間を記録し、整理し、まとめるという三段階のプロセスが、成果をあげるために時間をマネジメントすることの基本となる

「経営者の条件」より

仕事を計画することから時間の使い方を計画することに変えていってください。

 

最低でも年二回、三、四週間にわたって記録をとる。記録を見て日々のスケジュールを調整し、組み替えていく。時間の使い方は練習によって改善できる。だが絶えず努力をしないかぎり、仕事に流される。

「経営者の条件」より

まずは、一週間の時間を記録して分類してみてください。

そして、年に数回、時間の使い方を分類してグラフをつけてみてください。

グラフにすることで、視覚的にどう時間が使われているかがはっきりとわかります。

する必要のまったくない仕事、何の成果も生まない時間の浪費である仕事を見つけ、捨てることである。すべての仕事について、まったくしなかったならば何が起こるかを考える。何も起こらないが答えであるならば、その仕事は直ちにやめるべきである。

「経営者の条件」

やる必要のない仕事を見つけて捨てることはとても重要です。やらないことをリストアップしてみるのも一つの方法です。無駄を省かなければ、まとまった時間を確保するのは難しいからです。

 

 

私が知るかぎり、時間の記録を見たあとは、誰でも、自分でやらなくてもできることは人に任せるようになる。なぜならば、時間の記録を一瞥しただけで、なされるべきこと、なしたいこと、なすと約束したことに使える時間のまったくないことが明らかになるからである。重要なことを行う唯一の方法は、人にできることは人に任せることである。

「経営者の条件」

自分でなくても出来る仕事は、どんどん他の人に任せてやってもらいましょう。なかには自分には不得意な仕事もあるかも知れません。それこそ得意そうな人に任せてやってもらえば、自分がやる以上の成果が出ることもあります。自分の得意なことに取り組むために、どんどん仕事を任せましょう。

そして、まとまった時間は週に何時間あるのか?仕事を整理して空いた時間をまとめてください。まとまった時間を増やす工夫をするようにしましょう。

成果をあげるためには、継続して時間をマネジメントしなければなりません。
たまに分析するだけでは不十分なのです。
重要な仕事と乗り気のしない仕事の双方に締切を設けることが、時間をマネジメントすることにつながります。

 

前編は以上です。

有難うございました。

後編はまた次回です。

次回のブログでお会いしましょう。


参考文献:プロフェッショナルの原点 著者:P.F.ドラッカー、ジョゼフ・A・マチャレロ

発行所:ダイヤモンド社


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