移動平均線 複数表示してどう使うのか?

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「移動平均線 複数表示してどう使うのか?」です。

移動平均線は、何本でも表示できますが、
複数表示した場合の一つの使い方をご紹介します。
あくまで、使い方の参考として見てください。
​​​​​​​
今回は、移動平均線 複数表示してどう使うのか?をご紹介します。

 


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出来るだけシンプルに、トレンドだけを狙う。

まず、大前提として、相場には

上昇トレンド

下降トレンド

持ち合いのレンジ相場3種類が存在します

 

より、値幅を取るためには、
利益を摂るためには、トレンドを狙うのがベストです。
ですので、エントリーするなら、
上昇トレンドか下降トレンドを狙っていくことになります。
グランビルの法則をつかって、
ゴールデンクロスとデッドクロスを売買ポイントとして狙います。
移動平均線から、大きく離れた(乖離した)場合は、逆の方向への短めのポジションを取っていきます。
そして、より強いトレンドを狙うために、複数の移動平均線が
クロスした部分から売買を狙っていきます。

上の参考画像では、
買いエントリーで狙えそうな部分を赤い丸で、
売りのエントリーで狙えそうな部分を青い丸で囲みました。
あくまで、売買ポイントになりそうなところなので、失敗している部分も当然あります。
チャートの左側の方は、エントリーしてすぐに逆方向に行ってしまっているので、すぐにリスク回避としてポジション決済が必要でしょう。
そして、移動平均線のデッドクロスから長めの下落トレンドが続き、
移動平均線のクロスと、チャートのクロスが重なるところで、
明確な上昇トレンドへの転換が起こっています。
こういったポイントで、うまく利益確定をして、
トレンド方向へのエントリーを仕掛け続けていきます。

買い増し、追加ポジションで、より利益を取っていく。

 

上の画像では、
長期の移動平均線と、中期の移動平均線の2か所の買いエントリーポイントがあります。
その場合、
最初の中期の移動平均線のクロスで、すこしポジションを持ち、
次の、長期の移動平均線のクロスで、増し玉して追加のポジションを持って、
利益を増していく戦術をとることが出来ます。
右側の利益確定ポイントとして、決済売りを掛けることもできますが、
長期の移動平均線より、チャートが上の局面で動いているうちは、
様子見として、ポジションを持って居てもいいです。

 

忘れてはならないのは、
エントリーするときは、必ず損切りを入れておくことです。
価格の上昇、下落に合わせて、損切りポイントをずらしていくことにより、
トレンドに勢いがついて言った場合は、
損切りポイントでも、十分に利益を取れる位置まで、価格を引き上げたり、引き下げたりできるので、(トレーリングストップ)有効な戦法です。

 


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追加のポジションを取っていくところは、

押し目買いや戻り売りのポイントを狙ってポジション追加もできます。
グランビルの法則では、移動平均線にチャートが近づいてから、
移動平均線に付くかつかないかのところで、トレンドが継続していくポイントとなりますので、有効な売買ポイントです。
できれば、
デモトレードなどで、練習をしていただくことをおすすめします。
もちろん、今回は、移動平均線に限った売買ポイントとしてご紹介していますので、
戦法によって、エントリーをするポイントは変わってきます。
ライントレードとして、ブレイクアウトを狙っていくなら、
また、上記の丸のポイントとは違うポイントでエントリーしていくことになります。
ご参考になれば幸いです。

 

 

 最後に名言を一つご紹介します。

不必要となった失敗した試みは

前進するための第一歩。

(トーマス・アルバ・エジソン)


本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 


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グランビルの法則とは何ぞや?

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「グランビルの法則とは何ぞや?」です。

あなたは、グランビルの法則をご存知ですか?

グランビルの法則とは、価格と移動平均線との関係から

買いのポイントと、売りのポイントを明確に示したもので、

どこで買うべきか?

どこで売るべきか?

をはっきりとさせた法則です。

今回は、このグランビルの法則をご紹介いたします。

 


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米国の著名な株式アナリストである、ジョセフ・E・グランビルは、
1960年代に、「グランビルの投資法則」という本を出版しました。
その本の中で、「グランビルの8法則」として
移動平均線を使った売買シグナルを紹介していました。

 

 

その8つの法則とは、
4つの買いのシグナル(買いポイント)と、
4つの売りのシグナル(売りポイント)を発見するためのテクニックだったのです。

上の図の黒い線が価格(チャート)をあらわし、黄色っぽい線が移動平均線を表しています。
グランビルは価格と200日移動平均線を用いて、8つの法則を解説していましたが、
現在、移動平均線の期間設定が、どのような場合でも、十分この法則が通用することが証明されています。

 

 

もちろん、

グランビルの8法則は、株価だけではなく、各通貨ペアや、仮想通貨の価格に関しても通用しうる法則です。

 


4つの買いシグナル

 

4つの買いシグナルを解説します。

買い①:下降トレンドだった移動平均線が横ばい、または上昇に転じ、価格が移動平均線を上抜けしたとき

買い②:移動平均線が上昇トレンド中に、価格が移動平均線を上から下抜けしたとき

買い③:価格が移動平均線よりも大きくプラスに乖離(大きく離れる)した後に、価格が下落したが移動平均線までおちず、またはタッチしただけで再度上昇したとき

買い④:下降トレンドの移動平均線よりも、価格が大きくマイナスに乖離(大きく離れる)したとき

以上の4つが買いシグナルです。

※買い①はチャートと移動平均線のゴールデンクロスです。


4つの売りシグナル

続いて、4つの売りシグナルを解説します。

売り①:移動平均線が上昇トレンド中に、価格が移動平均線よりも大きくプラスに乖離(大きく離れる)したとき

売り②:上昇トレンドだった移動平均線が横ばい、または下落に転じ、価格が移動平均線を下抜けしたとき

売り③:下降トレンド中の移動平均線を価格が上抜けして、大きくプラスに乖離(大きく離れる)したとき

売り④:価格が移動平均線よりも大きくマイナスに乖離(大きく離れる)した後に、価格は上昇したが、移動平均線まで届かずに、またはタッチして再度下落したとき

以上の4つが売りシグナルです。

※売り②はチャートと移動平均線のデッドクロスです。


 

「グランビルの法則を制する者が移動平均線を制する。

移動平均線を制する者がチャート分析を制する。」

という言葉があるくらい、
トレーダーに重要視されているのがグランビルの法則なのです。

 

 

前述したように、
グランビルの法則は、移動平均線の期間設定が、どのような場合でも、十分この法則が通用することが証明されていますが、
出現するシグナルは、
短期の移動平均線で見るほど、短期的な効力しかなく、だましも多くなり、
長期の移動平均線で見るほど、長期的な効力があり、だましも少なくなる傾向があります。

補足:実際のチャートで売買ポイントを確認

上の参考画像は、
グランビルの法則をもとに、買いのポイントを赤い丸で、
売りのポイントを青い丸で、示したものです。
実際の取引中は、
理論通りに買いや売りがはっきりとわかることも少なく、
だましがあることもありますので、
一概に上の図で示したポイントで売買できるものではないですが、
あくまで参考として見てください。

 


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今回はここまでです。

 

 

 では、最後に名言を一つご紹介します。

運気は

準備が出来ている者に訪れる。

(ルイ・パスツール)


本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 


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第23回 移動平均線、グランビルの法則 etc. (https://www.gaitameonline.com/academy_chart23.jsp

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移動平均線とは何ぞや!?その2

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「移動平均線とは何ぞや!?その2」です。

株でも有名な移動平均線ですが、Moving Averageの省略でMAとも言われます。
移動平均線は、
  • 単純移動平均線(SMA)
  • 指数平滑移動平均線(EMA)
  • 加重移動平均線(WMA)
  • 複合型移動平均線(GMMA)
など色々ありますが、SMAの単純移動平均線がメジャーです。

移動平均線は、株価や外国為替のテクニカル分析において使用される指標で、 過去の一定期間の株価や価格の平均値から求められます。


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移動平均線を使うメリットは、

値動きが分かりやすくなることです。

 

値動きが分かりやすくなると、
今が、上昇トレンドなのか?下降トレンドなのか?レンジ・もみ合いなのか?が判断できます。

 

トレンドが分かるということは、
今が買い時なのか?売り時なのか?次のチャンス待ち(待機)なのか?が分かるということです。

上の参考画像をご覧ください。
画像の真ん中あたりを境にして
左側が移動平均線よりもチャートが上側にあり価格が上昇しています。
真ん中あたりで、移動平均線とチャートがクロス(交差)しているところは、
価格上昇の勢いがなくなり、大きく上昇も下降もせずにもみ合っています。
そして、右側になると、
移動平均線よりもチャートが下側にあり、価格が下落しています。
このような形で、
移動平均線を使うことで、チャートのトレンドの状況がはっきりとするのです。

 


移動平均線の日数はどれがいいのか?

チャート画面を操作してみた方ならわかると思いますが、
デフォルトで、単純移動平均線を表示させると、
数本程度、日数(期間)の違う移動平均線が色違いで表示されます。
ちなみに、私の使っているFXブロードネットのデモ口座のチャートでは、
5、13、21、55の期間の4本の単純移動平均線がデフォルトで表示されます。

この移動平均線の期間設定についてですが、
何日がいいかといった正解はありません。
日数(期間)を短くするとチャートの動きに近い移動平均線が表示され、
日数(期間)を長くすると、今までのチャートの大きな流れの移動平均線が、チャートから離れたところに表示されます。
先ほども申しあげたとおり、

移動平均線のメリットは、値動きの流れを分かりやすくし、トレンドを判断できることです。

あなたが知りたい期間設定で表示させていただくことが正解と言えます。

とは言え、
初心者の方にも参考になるようなひとつの考え方をお伝えすると、
私は、下の図のような期間設定を使ったりしています。

期間設定は、5、20、40、200の四本です。
短期移動平均線として5日間を使っています。
その根拠は、FXの取引期間が、月曜から金曜日までの5日間だからです。
これを4週分にしたものが、20日間の移動平均線として、表示させていまして、
これが、およそ1カ月分の期間として中期の移動平均として使っています。
さらに、20日間を2倍にして、2カ月分として、40日の移動平均線を表示させて、中長期のトレンドを判断し、
最後に、40日の5倍の200日移動平均線を表示させることで、およそ10カ月の期間の長期の移動平均を見ています。(ざっくり1年間とみなしてもかまいません。)
以上の4本を表示させることにより、
短期、中期、中長期、長期の4つのトレンドを判断することが出来るのです。

 

(仮想通貨であれば、休場日が特にないので、短期移動平均線を7日間にして、7の倍数で、複数の移動平均線を表示させるのもいいかもしれませんね。)

 

 

期間設定は、自由に設定できますので、あなたの考えに合った期間で設定し、トレードに役立ててください。

 


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今回はここまでです。

 

 

 では、最後に名言を一つご紹介します。

楽な人生を求めてはいけません。

強い人間になることを祈り願いなさい。

(ジョン・F・ケネディ)


本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 


参考サイト:外為オンライン特別講座 初心者でもわかる!実践チャート術

第1回 移動平均線 (https://www.gaitameonline.com/academy_chart01.jsp

 

参考文献:めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った「商品先物取引」入門 目からウロコのチャート分析編

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移動平均線とは何ぞや!?その1

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「移動平均線とは何ぞや!?その1」です。

あなたは、移動平均線を知ってますか?

チャート分析の代表格である移動平均線を知らない人はまずいないと思いますが、

初心者の方でも、名前くらいは聞いたことあるはずです。

 

今回は、この移動平均線をご紹介いたします。

 


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移動平均線でトレンドが分かりやすくなる

前回、ダウ理論の基本法則の1で、「チャートはすべての事象を織り込む」というのを学習しました。
すべての情報はかならず為替レートの値動き(チャート)に反映されるので、

チャートの分析こそがすべてであるということでした。

 

そこで、チャート分析の代表格である、移動平均線を使ってチャートを分析するのが、初心者・上級者問わず、おすすめの分析方法となります。

 

移動平均線は、

「ある一定期間の為替レートの各終値を平均化して、その数字を結んでいった線のことです。」

 

単純に、ただローソク足を表示させただけのチャートよりも、
移動平均線を表示させたチャートの方が、値動きの流れが見やすくなります。

 


移動平均線の算出の仕方

例えば、5日移動平均線の表示の場合、
  • 4日前の終値  84.86
  • 3日前の終値  85.48
  • 2日前の終値  84.91
  • 1日前の終値  84.77
  • 当日の終値    84.59
(84.86+85.48+84.91+84.77+84.59)÷5=84.922
各終値を足して5で割った84.922が当日の平均の値になります。
さらに、翌日の終値が83.56だったとすると、
4日前の終値84.86を削除して、新たにこの終値を足したものを5で割り、
平均の値84.662を算出します。
(85.48+84.91+84.77+84.59+83.56)÷5=84.662
このように一定期間の中で、一番古い終値を削って、新しい終値を足して、次々と平均値を算出し、その値を結ぶことで「移動平均線」を描画していくのです。

移動平均の「移動」とは?

上記では、5日移動平均線の平均値の算出方法を示しましたが、
平均値を移動したものが移動平均であるならば、
なにを「移動」したのでしょうか?
まず、平均値をどこに表示するかということを考えます。
5日移動平均だったら、5日間の終値の平均値なので、5本の足の真ん中あたりに表示させるのが妥当ではないでしょうか?
これが、20日移動平均であれば、20本の足の真ん中あたりに平均値を表示するのが妥当だということになります。
ですが、これだとローソク足の位置と平均値の位置が視覚的にずれて見ずらくなります。
そして、5日移動平均と20日移動平均のそれぞれの平均線を表示させるとなると、一層分かりずらくなります。
なので、平均値をすべて、最新の足の下に「移動」表示させることで、複数の日数の移動平均線を同時に表示させても見やすくなり、比較しやすく、分析しやすくなるのです。

つまり、移動平均線は当日の足の下に「移動」させて、表示させることで、

現在の価格との比較をすることが分析する上で重要だということを示してくれているのです。

 


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今回はここまでです。

 

 

 では、最後に名言を一つご紹介します。

運気は

準備が出来ている者に訪れる。

(ルイ・パスツール)


本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 


参考サイト:外為オンライン特別講座 初心者でもわかる!実践チャート術

第1回 移動平均線 (https://www.gaitameonline.com/academy_chart01.jsp

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サッチー先生流!資産管理法について

こんにちは。

サッチー先生です。

本日のテーマは「サッチー先生流!資産管理法について」です。

 

あなたは、破産しないように「資産管理」がちゃんとできてますか?

今回は前回に引き続いてのお話です。

 

破産しないためのサッチー先生流の資産管理法をご紹介いたします。

 


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資産を管理する上で、一番重要なのが、
「投資用の資金=資産」がいくらかを把握することです。

 

あなたの投資用資金はいくらですか?
1000万円ですか?100万円ですか?50万円ですか?10万円ですか?5万円ですか?
まず確認しましょう。

 

※注意として、少額の資金はレバレッジが効きにくく、運用しても微々たる利益しか稼げない上に、破産の確率は高くなりますので、始めるなら、FXなら最低20万円程度、バイナリーオプションなら10万円程度は最低限あったほうがいいでしょう。

次に、
投資用資産の1%を計算します。
例えば、
100万円なら1万円、50万円なら5000円、10万円なら1000円です。
これ以上少ない金額だと、最低限の取引自体が不可能ですので、まずは投資用の資金をせっせと稼いで貯めてください。

続いて、
取引する銘柄を決めます。
FXやバイナリーオプションなら通貨ペアを決めます。
仮想通貨なら取引するコインを決めます。

取引する銘柄が決まったら、
その1日当たりのボラティリティと
1か月あたり(約20日間)の平均ボラティリティを算出してください。
ボラティリティの計算は、
「当日の高値-当日の安値=当日のボラティリティ」です。
FXなら、1時間あたりのボラティリティを
バイナリーオプションなら1分当たりのボラティリティを算出してもいいかもしれません。

20日間平均のボラティリティが分かったら、
最低取引単位を計算します。
例えば、取引資金が100万円の人の場合は、1万円が資産の1%です。
取引する銘柄の20日間平均のボラティリティが100だった場合、
これがドル円の通貨ペアだとすると、100pipsが20日間平均のボラティリティで、
1pipsで100円換算となるので、
100pipsだと10000円になります。
よって、
10000通貨が最低取引単位となります。
つまり、10000通貨で取引している人は、
ドル円で取引する場合は1枚が最低取引枚数となります。
1000通貨の口座で取引している人にとっては、
ドル円で取引する場合は10枚が最低取引枚数となります。
応用すると、
取引資金が50万円の人の場合は、5000円が資産の1%です。
したがって、
ドル円の通貨ペアで、100pipsが20日間平均のボラティリティなら、
5000通貨が最低取引単位となり、
1000通貨の口座で、5枚が最低取引枚数となります。
では、同じ1%1万円の計算で、
ユーロドルに換算すると、
1ドル110円換算とするとして、20日間平均のボラティリティが90pipsとすると、
90pips×110円=9900
最低取引単位が9900通貨となり、
1000通貨の口座だとおよそ10000通貨とみなして、
10枚が最低取引枚数となります。
※この辺の計算は適当なので、資産の1%が20日間平均のボラティリティの値幅が動いた時の損益金額と近似値になるように計算してください。

 


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最低取引単位が計算できたら、
それを何枚取引に投入するかで、
自分が今、投資資金に対して何%のリスクをとって取引しているのかが明確になります。
必ず計算して割り出してください。
初心者の方の理想は、最大でも投資資金の5%を上限とすることです。
つまり、
100万円の投資資金の人は、最大でも5%の5万円までしか取引に運用しないということです。
少ないと感じるかもしれませんが、
破産のリスクを回避するためには、5%くらいがちょうどいいのです。
慣れてきて、利益がちゃんと出せるように熟練してきたならば、
さらに複数の取引を織り交ぜて、
投資資金の10%~20%まで分散して投資しても良いでしょう。
ですが、まずは、最大5%までのリスク管理でとどめてください。

最後に、
実際に取引する際の取引量と、損切ラインを決めます。
最低取引単位を基本として、1単位ずつ、トレードしてください。
エントリーポイントは、20日間のブレイクアウトです。
20日間のブレイクアウトとは、
日足のローソク足20本の中の最高値や最安値を少しでも超えた場合にエントリーします。
そして、
損切りポイント(ロスカット)は、
エントリーした価格の2×20日間平均のボラティリティ分のところに設定します。
例として、
ドル円で、20日間平均のボラティリティが100pipsだとして、
100×2=200pipsなので
日足のローソク足20本の中の最高値をブレイクアウト(更新)したら、エントリーした価格の200pips下に損切りポイントを置き、
最安値をブレイクアウトしたら、エントリーした価格の200pips上に損切りポイントを置くということです。
もっと具体的に言うと、
110.00の最高値をブレイクアウトしたら、エントリーポイントは110.00で、損切りポイントは108.00に置き、
109.00の最安値をブレイクアウトしたら、エントリーポイントは109.00で、損切りポイントは111.00に置くということです。
損切りを20日間平均のボラティリティの2倍に取るということは、投資資産の2%のリスクを取ることになるので、1日逆行しても2%のリスクに抑えられることを認識しておきましょう。
利益を出すには、損失以上の利益を出さねばいけませんから、
ポジションの追加である、増し玉が必要となるのは、自明の理です。
増し玉のルールは、
エントリーした価格の20日間平均のボラティリティの2分の1上昇したら、1単位ポジションを追加していきます。損切ラインは、追加したポジションから2×20日間平均のボラティリティ分のところに修正をして設定します。
具体例でいうと、
ドル円で、20日間平均のボラティリティが100pipsだとして、
110.00の最高値をブレイクアウトしたら、最初は損切りポイントは108.00に置いたが、
ポジションを、110.50になったときに追加して、
損切りポイントを修正して108.50の位置に引き上げます。
さらに、価格が111.00になって2分の1上昇したら、さらに1単位ポジションを追加して、損切りポイントを109.00まで引き上げます。
このような形で、ポジションの追加(増し玉)と損切りポイントの修正(トレーリングストップ)を活用すると、より利益を多くとることが出来ます。
損失を少なくし利益を最終的に多く得ること(損小利大)が出来るようになるのです。

 

サッチー先生流の資産管理法については以上です。

まとめ

・「投資用の資金=資産」の把握

・投資用資産の1%を計算する

・取引する銘柄の選定

・取引する銘柄の20日間平均のボラティリティを算出

・取引する銘柄ごとの最低取引単位を計算する(資産の1%のリスクとなる基準値を計算する)

・実際に取引する際の取引量と、損切ラインを決める。(初心者は最大5%のリスクまで)

・自分のトレードスタイルで追加ポジションをしていって、損小利大となるようなトレードをする

 

以上です。


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参考になれば幸いです。
※なお、これらの資産管理のルールは、あくまで一例として挙げたものです。理論として完ぺきではありません。
実際に取引をする際には、完全にご自身で責任を取ってください。当方は、取引によって損失を被ったとしても一切の責任を負いません。
あしからずご了承ください。

 

 

 では、最後に名言を一つご紹介します。

運気は

準備が出来ている者に訪れる。

(ルイ・パスツール)


本日は以上です。

有難うございました。

次回のブログで、またお会いしましょう。

 


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