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こんにちは。
サッチー先生です。
本日のテーマは「移動平均線とは何ぞや!?その1」です。
あなたは、移動平均線を知ってますか?
チャート分析の代表格である移動平均線を知らない人はまずいないと思いますが、
初心者の方でも、名前くらいは聞いたことあるはずです。
今回は、この移動平均線をご紹介いたします。
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移動平均線でトレンドが分かりやすくなる
前回、ダウ理論の基本法則の1で、「チャートはすべての事象を織り込む」というのを学習しました。
すべての情報はかならず為替レートの値動き(チャート)に反映されるので、
チャートの分析こそがすべてであるということでした。
そこで、チャート分析の代表格である、移動平均線を使ってチャートを分析するのが、初心者・上級者問わず、おすすめの分析方法となります。
移動平均線は、
「ある一定期間の為替レートの各終値を平均化して、その数字を結んでいった線のことです。」
単純に、ただローソク足を表示させただけのチャートよりも、
移動平均線を表示させたチャートの方が、値動きの流れが見やすくなります。
移動平均線の算出の仕方
例えば、5日移動平均線の表示の場合、
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4日前の終値 84.86
-
3日前の終値 85.48
-
2日前の終値 84.91
-
1日前の終値 84.77
-
当日の終値 84.59
(84.86+85.48+84.91+84.77+84.59)÷5=84.922
各終値を足して5で割った84.922が当日の平均の値になります。
さらに、翌日の終値が83.56だったとすると、
4日前の終値84.86を削除して、新たにこの終値を足したものを5で割り、
平均の値84.662を算出します。
(85.48+84.91+84.77+84.59+83.56)÷5=84.662
このように一定期間の中で、一番古い終値を削って、新しい終値を足して、次々と平均値を算出し、その値を結ぶことで「移動平均線」を描画していくのです。
移動平均の「移動」とは?
上記では、5日移動平均線の平均値の算出方法を示しましたが、
平均値を移動したものが移動平均であるならば、
なにを「移動」したのでしょうか?
まず、平均値をどこに表示するかということを考えます。
5日移動平均だったら、5日間の終値の平均値なので、5本の足の真ん中あたりに表示させるのが妥当ではないでしょうか?
これが、20日移動平均であれば、20本の足の真ん中あたりに平均値を表示するのが妥当だということになります。
ですが、これだとローソク足の位置と平均値の位置が視覚的にずれて見ずらくなります。
そして、5日移動平均と20日移動平均のそれぞれの平均線を表示させるとなると、一層分かりずらくなります。
なので、平均値をすべて、最新の足の下に「移動」表示させることで、複数の日数の移動平均線を同時に表示させても見やすくなり、比較しやすく、分析しやすくなるのです。
つまり、移動平均線は当日の足の下に「移動」させて、表示させることで、
現在の価格との比較をすることが分析する上で重要だということを示してくれているのです。
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今回はここまでです。
では、最後に名言を一つご紹介します。
運気は
準備が出来ている者に訪れる。
(ルイ・パスツール)
本日は以上です。
有難うございました。
次回のブログで、またお会いしましょう。
参考サイト:外為オンライン特別講座 初心者でもわかる!実践チャート術
第1回 移動平均線 (https://www.gaitameonline.com/academy_chart01.jsp)
参考文献:ステキな英文フレーズ 1340
発行所:株式会社 ブティック社
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